宇都宮障害者暴行事件 元職員ら2人に懲役2年6か月と2年求刑

宇都宮障害者暴行事件 元職員ら2人に懲役2年6か月と2年求刑
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宇都宮市の障害者支援施設で知的障害のある入所者の男性に暴行を加えけがをさせたとして、傷害などの罪に問われている施設の元職員ら2人に対する裁判で、検察は「無抵抗の障害者に対する一方的な犯行だ」として、懲役2年6か月と懲役2年をそれぞれ求刑しました。
宇都宮市の障害者支援施設「ビ・ブライト」に職員として勤務していた松本亜希子被告(25)と施設に入所しながら職員を補助する形で働いていた佐藤大希被告(22)は、ことし4月、知的障害のある入所者の男性に暴行を加え、大けがをさせたとして傷害の罪に問われています。松本被告は、別の施設で入所者の女性の顔をたたいたなどとして暴行の罪にも問われています。

1日に宇都宮地方裁判所で開かれた裁判で、検察は「無抵抗な障害者に対する一方的で執ような犯行だ。暴行はおよそ30分間続いていて結果は重大だ」として、松本被告に懲役2年6か月、佐藤被告に懲役2年をそれぞれ求刑しました。

一方、弁護士は「施設の秩序やほかの入所者の安全を守るためだった」などと主張し、執行猶予のついた判決を求めました。

判決は今月8日に言い渡されます。

宇都宮障害者暴行事件 元職員ら2人に懲役2年6か月と2年求刑

宇都宮市の障害者支援施設で知的障害のある入所者の男性に暴行を加えけがをさせたとして、傷害などの罪に問われている施設の元職員ら2人に対する裁判で、検察は「無抵抗の障害者に対する一方的な犯行だ」として、懲役2年6か月と懲役2年をそれぞれ求刑しました。

宇都宮市の障害者支援施設「ビ・ブライト」に職員として勤務していた松本亜希子被告(25)と施設に入所しながら職員を補助する形で働いていた佐藤大希被告(22)は、ことし4月、知的障害のある入所者の男性に暴行を加え、大けがをさせたとして傷害の罪に問われています。松本被告は、別の施設で入所者の女性の顔をたたいたなどとして暴行の罪にも問われています。

1日に宇都宮地方裁判所で開かれた裁判で、検察は「無抵抗な障害者に対する一方的で執ような犯行だ。暴行はおよそ30分間続いていて結果は重大だ」として、松本被告に懲役2年6か月、佐藤被告に懲役2年をそれぞれ求刑しました。

一方、弁護士は「施設の秩序やほかの入所者の安全を守るためだった」などと主張し、執行猶予のついた判決を求めました。

判決は今月8日に言い渡されます。