サッカーW杯 日本はポーランド セネガル コロンビアと同組に

サッカーW杯 日本はポーランド セネガル コロンビアと同組に
来年のサッカーワールドカップロシア大会の組み合わせ抽選会が行われ、日本は1次リーグのグループHでポーランド、セネガル、そしてコロンビアの3チームと対戦することになりました。
組み合わせ抽選会は、日本時間2日午前0時からモスクワ中心部のクレムリンにあるコンサートホールで行われ、日本代表のハリルホジッチ監督をはじめ、各チームの監督などが抽せんを見守りました。
抽せんは元アルゼンチン代表のマラドーナさんなど元代表選手8人によって行われ、出場32チームの1次リーグの対戦チームが決まりました。

その結果、世界ランキング55位の日本はグループHに入り、7位のポーランド、13位のコロンビア、そしてランキング23位のセネガルと対戦することになりました。
日本の第1戦は来年6月19日(日本時間20日)で、サランスクでコロンビアと対戦します。
第2戦は6月24日(日本時間25日)で、エカテリンブルクでセネガルと対戦します。
そして第3戦は6月28日で、ボルゴグラードでポーランドと対戦することになりました。

サッカーワールドカップロシア大会は、来年6月14日(日本時間15日)に開幕し、7月15日(日本時間16日)の決勝まで、およそ1か月にわたって64試合が行われます。試合会場は首都のモスクワやサンクトペテルブルクなど11の都市の12の会場です。今回が21回目となるワールドカップがロシアで開かれるのは初めてです。

大会には32チームが出場し、4チームずつAからHまでの8つのグループに分かれて1次リーグを戦い、各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進みます。

開幕戦と決勝は1980年のモスクワオリンピックのメイン会場にもなったモスクワの「ルジニキスタジアム」で行われ、開幕戦はグループAの開催国のロシアとサウジアラビアが対戦することになりました。

前回大会優勝のドイツはグループFに入り、初戦は6月17日(日本時間18日)にメキシコと対戦します。

日本代表 ハリルホジッチ監督「鍵は初戦のコロンビア戦」

日本代表のハリルホジッチ監督は「このグループでよかったかどうかは、戦ってみないと分からない。鍵は、初戦のコロンビア戦。日本にとっては、前回大会で敗れているのでその雪辱を晴らす試合になる。そして、セネガルは非常に身体能力が高く背の高い選手も多い。またポーランドは、エースでキャプテンのロベルト・レバンドフスキ選手をはじめ得点力が高い」と対戦相手についての印象を話しました。
大会に向けては、「開催まで7か月あるので、目標をしっかり定めて選手たちも含めていい準備していきたい」と話しました。

日本サッカー協会 田嶋幸三会長「いい準備して臨みたい」

日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、抽せんの結果をうけて「どのチームが相手でも簡単なグループにならないと思っていたが、強豪ぞろいになったのでいい準備をして臨みたい。特に初戦のコロンビア戦は最も重要になる。もちろんセネガルとポーランドも強豪なのでしっかり分析して準備をしたい」と話しました。

日本のW杯での戦いは

日本はこれまで5回ワールドカップに出場し、最高成績はベスト16にとどまっています。

日本がワールドカップに初めて出場したのは1998年のフランス大会です。岡田武史監督の指揮のもと1次リーグでアルゼンチン、クロアチア、ジャマイカに3連敗という成績でした。

2002年の日韓大会は、フィリップ・トルシエ監督のもと1次リーグの初戦はベルギーと引き分けましたが、第2戦でロシアに1対0で競り勝って、ワールドカップ初勝利をあげました。そして3戦目でチュニジアに2対0で勝って2勝1引き分けで初めての決勝トーナメント進出を果たしました。しかし決勝トーナメント1回戦ではトルコに、0対1で敗れベスト8進出はなりませんでした。

2006年のドイツ大会は、ジーコ監督のもと当時、ヨーロッパで活躍していた中田英寿選手などを中心としたメンバーでのぞみました。しかし1次リーグの初戦でオーストラリアに1対3で敗れ、第2戦はクロアチアと引き分けました。そして3戦目はブラジルに1対4で敗れ、2敗1引き分けと1勝もできず、1次リーグで敗退しました。

2010年の南アフリカ大会は、再び岡田武史監督がチームの指揮をとりました。初戦でカメルーンに勝利し、第2戦はオランダに敗れたものの第3戦でデンマークに3対1で勝ち、2回目となる決勝トーナメント進出を果たしました。決勝トーナメントの1回戦ではパラグアイと対戦し、両チーム無得点のまま延長でも決着がつかず、ペナルティーキック戦の末、ベスト8進出はなりませんでした。

前回2014年のブラジル大会はザッケローニ監督が指揮をとり、本田圭佑選手や香川真司選手など、海外のクラブに所属する選手を中心にチームが組まれました。日本は初戦でコートジボワールに1対2で敗れ、第2戦はギリシャに引き分け、第3戦はコロンビアに1対4で敗れて1勝もできずに1次リーグで敗退しました。

過去5回の大会で日本の通算成績は、17試合で4勝9敗4引き分けです。

プーチン大統領「サッカーの神髄を」

組み合わせ抽せん会であいさつしたロシアのプーチン大統領は「ロシアはこの瞬間を待っていました。世界の最高の32チームの選手たちによるサッカーの神髄を見せてほしい。そして、温かい感動を残していってほしい。サッカーでつながれた家族として、世界が1つになり、スポーツが友情とフェアな精神をもたらしてほしい。2018年、ロシアでお待ちしています」と話しました。
サッカーW杯 日本はポーランド セネガル コロンビアと同組に

サッカーW杯 日本はポーランド セネガル コロンビアと同組に

来年のサッカーワールドカップロシア大会の組み合わせ抽選会が行われ、日本は1次リーグのグループHでポーランド、セネガル、そしてコロンビアの3チームと対戦することになりました。

組み合わせ抽選会は、日本時間2日午前0時からモスクワ中心部のクレムリンにあるコンサートホールで行われ、日本代表のハリルホジッチ監督をはじめ、各チームの監督などが抽せんを見守りました。
抽せんは元アルゼンチン代表のマラドーナさんなど元代表選手8人によって行われ、出場32チームの1次リーグの対戦チームが決まりました。

その結果、世界ランキング55位の日本はグループHに入り、7位のポーランド、13位のコロンビア、そしてランキング23位のセネガルと対戦することになりました。
日本の第1戦は来年6月19日(日本時間20日)で、サランスクでコロンビアと対戦します。
第2戦は6月24日(日本時間25日)で、エカテリンブルクでセネガルと対戦します。
そして第3戦は6月28日で、ボルゴグラードでポーランドと対戦することになりました。

サッカーワールドカップロシア大会は、来年6月14日(日本時間15日)に開幕し、7月15日(日本時間16日)の決勝まで、およそ1か月にわたって64試合が行われます。試合会場は首都のモスクワやサンクトペテルブルクなど11の都市の12の会場です。今回が21回目となるワールドカップがロシアで開かれるのは初めてです。

大会には32チームが出場し、4チームずつAからHまでの8つのグループに分かれて1次リーグを戦い、各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進みます。

開幕戦と決勝は1980年のモスクワオリンピックのメイン会場にもなったモスクワの「ルジニキスタジアム」で行われ、開幕戦はグループAの開催国のロシアとサウジアラビアが対戦することになりました。

前回大会優勝のドイツはグループFに入り、初戦は6月17日(日本時間18日)にメキシコと対戦します。

日本代表 ハリルホジッチ監督「鍵は初戦のコロンビア戦」

日本代表のハリルホジッチ監督は「このグループでよかったかどうかは、戦ってみないと分からない。鍵は、初戦のコロンビア戦。日本にとっては、前回大会で敗れているのでその雪辱を晴らす試合になる。そして、セネガルは非常に身体能力が高く背の高い選手も多い。またポーランドは、エースでキャプテンのロベルト・レバンドフスキ選手をはじめ得点力が高い」と対戦相手についての印象を話しました。
大会に向けては、「開催まで7か月あるので、目標をしっかり定めて選手たちも含めていい準備していきたい」と話しました。

日本サッカー協会 田嶋幸三会長「いい準備して臨みたい」

日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、抽せんの結果をうけて「どのチームが相手でも簡単なグループにならないと思っていたが、強豪ぞろいになったのでいい準備をして臨みたい。特に初戦のコロンビア戦は最も重要になる。もちろんセネガルとポーランドも強豪なのでしっかり分析して準備をしたい」と話しました。

日本のW杯での戦いは

日本はこれまで5回ワールドカップに出場し、最高成績はベスト16にとどまっています。

日本がワールドカップに初めて出場したのは1998年のフランス大会です。岡田武史監督の指揮のもと1次リーグでアルゼンチン、クロアチア、ジャマイカに3連敗という成績でした。

2002年の日韓大会は、フィリップ・トルシエ監督のもと1次リーグの初戦はベルギーと引き分けましたが、第2戦でロシアに1対0で競り勝って、ワールドカップ初勝利をあげました。そして3戦目でチュニジアに2対0で勝って2勝1引き分けで初めての決勝トーナメント進出を果たしました。しかし決勝トーナメント1回戦ではトルコに、0対1で敗れベスト8進出はなりませんでした。

2006年のドイツ大会は、ジーコ監督のもと当時、ヨーロッパで活躍していた中田英寿選手などを中心としたメンバーでのぞみました。しかし1次リーグの初戦でオーストラリアに1対3で敗れ、第2戦はクロアチアと引き分けました。そして3戦目はブラジルに1対4で敗れ、2敗1引き分けと1勝もできず、1次リーグで敗退しました。

2010年の南アフリカ大会は、再び岡田武史監督がチームの指揮をとりました。初戦でカメルーンに勝利し、第2戦はオランダに敗れたものの第3戦でデンマークに3対1で勝ち、2回目となる決勝トーナメント進出を果たしました。決勝トーナメントの1回戦ではパラグアイと対戦し、両チーム無得点のまま延長でも決着がつかず、ペナルティーキック戦の末、ベスト8進出はなりませんでした。

前回2014年のブラジル大会はザッケローニ監督が指揮をとり、本田圭佑選手や香川真司選手など、海外のクラブに所属する選手を中心にチームが組まれました。日本は初戦でコートジボワールに1対2で敗れ、第2戦はギリシャに引き分け、第3戦はコロンビアに1対4で敗れて1勝もできずに1次リーグで敗退しました。

過去5回の大会で日本の通算成績は、17試合で4勝9敗4引き分けです。

プーチン大統領「サッカーの神髄を」

組み合わせ抽せん会であいさつしたロシアのプーチン大統領は「ロシアはこの瞬間を待っていました。世界の最高の32チームの選手たちによるサッカーの神髄を見せてほしい。そして、温かい感動を残していってほしい。サッカーでつながれた家族として、世界が1つになり、スポーツが友情とフェアな精神をもたらしてほしい。2018年、ロシアでお待ちしています」と話しました。