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01 Dec 2017 17:07
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    北木造船から日本製家電、避難小屋から入手か

    まとめ読み「緊迫・北朝鮮」はこちら

     北海道松前町沖の日本海で見つかった北朝鮮籍とみられる木造船内から、第1管区海上保安本部(北海道小樽市)と道警の立ち入り検査で日本製の家電製品数点と薬箱などが見つかっていたことが1日、捜査関係者への取材でわかった。

     木造船が同町の沖合約20キロ・メートルの無人島・松前小島に接岸した際、船員が避難用の小屋から持ち出した可能性があり、同本部は入手経路について聞く方針だ。

     木造船の立ち入り検査は11月30日、同本部の巡視船がえい航した北海道知内町沖で行われ、1日午前に再開された。

     同本部によると、木造船はイカ釣り漁船とみられ、乗組員の男性10人は北朝鮮国籍で、全員が帰国を希望した。乗組員は「1か月ほど前に船のかじが故障して漂流状態になった」「松前小島には荒天から避難するために入港した」と話しているという。同本部は木造船が漂着した経緯などを詳しく調べる。

    2017年12月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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