最近、思っていることであるが予想以上に自分を負け組と思っていない人間が多いのではないかと思っている。
自分はいつでも負け組だと思っているくらいであるが、世の中を見るとそんなこともなさそうだ。
みんなは自分が底辺だと思っていないから、フィクションなどでは良いところの出の主人公などにも同情できたりするのかもしれない。
進んでいるかはわからなくても、信じられない格差があるのは確かだろう。
数千億円の資産を持つ人間がいる一方で、多額の奨学金を抱えている人間がいる。
金持ちが社会には必要だとかいう話もあるが、それも怪しいだろう。
あるニュースで相続税が高くて日本で過ごすのを嫌がる高給取りの外人がいるとかいう話を聞く。
これは、裏を返せば資産を子孫に残したくて残したくて仕方がないということである。
金持ちが自分たちを金持ちにしてくれる確率よりも、彼らの子孫を金持ちにする確率のほうが遥かに高い。
あれこれ、自分は格差について、そして卒論はマイケル・ムーアで書こうか云々考えている。
そんな一方で、顔の良い女たちが何も考えずに着物を着て楽しく紅葉を見ていたりする。
こんなんなら、経済格差が広がってもっと苦しんだほうが良いとも思い始めるものだ。
まだ、相続税で経済格差はどうにかなっても容姿格差はどうにもならない。
買い方を教えてほしい。