2017.08.29

出身大学や出身企業では、人は計れない

学歴も経歴も、本人がどのような人間なのかを推測する上では、有用な情報です。

ですが、ことベンチャーで働くにあたって、これらの情報は本当はほとんど意味をなさないのではないだろうか?
と思うようになりました。

例えば、AppleやGoogleで働いていたピカピカの経歴を持つ人間が、ライナフに来て活躍できるか、というと、結局はそれらの経歴はさほど意味がないのではないか?と思うのです。

AppleもGoogleも、素晴らしいビジョンを持っており、社員はそれを身に着けていてると思います。

しかし、その社員が組織を抜けたとき、そのDNAを持った状態を維持できるか、というと、必ずしもそうではない。

退職した最初のころは、身に着けたビジョンや仕事の仕方を持っていたとしても、その後、その影響は徐々に薄れていき、結局は本人の持つパーソナリティー次第で仕事の仕方が大きく変わってきます。

当初は、「クリエイトなことじゃないと意味がない」と言っていたとしても、いつしか保守的なことを言うようになったりします。

逆に、保守的な業界から来たとしても、突然水を得た魚のように新しいことにどんどんチャレンジできる人もいます。

つまりは、その人が「今の」この会社に合うかどうか。

そこが最も重要であり、学歴・経歴については、性別・年齢と同程度の付属情報でしかないということです。

これから1年以内に社員数を倍にするために、採用を強化します。

その前に、今までの採用から感じたことをちゃんとまとめて、今のライナフにとってどのような人に来てもらうことが最善なのか、しっかりと見極めていきたいです。