米ロ関係は「最悪」、ブレジネフ時代に逆戻り-ロシア首相
Olga Tanas、Anna Andrianova、Henry MeyerPutin and Medvedev.
Photographer: Yekaterina Shtukina/AFP via Getty Imagesトランプ米大統領は米ロ関係改善への意欲を見せているが、両国関係は「最悪」の状態にあると、ロシアのメドベージェフ首相が述べた。
メドベージェフ首相は30日、国営テレビで放送された記者団とのインタビューで、米ロ関係の雰囲気は「自らが記憶する限り最悪」で、冷戦期のブレジネフ時代に逆戻りしていると発言。7月にマニラで会談した際にはトランプ大統領から「完全な関係修復への前向きな意思」が感じられたものの、ロシアを敵視する既存の米政治勢力に絡め取られていると語った。
ロシアのラブロフ外相も30日に同国外務省がウェブサイトに掲載したイタリア紙リベロとのインタビュー記録で、トランプ政権の政策の多くはオバマ時代と「大して変わっていない」と指摘し、米国で「反ロシアのヒステリーの嵐」が吹き荒れる中で関係改善の望みはほとんどないとの見方を示していた。
原題:‘Disgusting’ Russia-U.S. Ties Are Worst in Memory, Medvedev Says(抜粋)
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