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【経済】

公立中の制服「もっと安く」 公取委、学校に改善要望

 公正取引委員会は29日、公立中学校の制服取引に関する調査結果を発表した。2016年の平均販売価格は男子用で3万3千円と07年に比べて5千円上昇。長年にわたり制服メーカーの指定見直しなどを行っていない点が背景にあると指摘した。

 山田昭典事務総長はこの日の記者会見で学校側に対し、「安価で良質な制服を買えるような対応をしてほしい」と要望。今後も制服取引の動向を注視するとしており、学校側が見直しに動く可能性がある。

 調査によると、16年の女子用の平均販売価格は3万2千円で、男子用と同じ5千円の値上がりだった。

(共同)

 公立中学校の制服取引に関する調査結果を発表する公正取引委の担当者=29日午後、経産省

 公立中学校の制服取引に関する調査結果を発表する公正取引委の担当者=29日午後、経産省
 

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