北海道で発見の木造船 10人全員が北朝鮮に帰国希望

北海道で発見の木造船 10人全員が北朝鮮に帰国希望
北海道南部の松前町の沖で、29日見つかった木造船の乗組員10人は、第1管区海上保安本部の立ち入り検査に対し、「北朝鮮の港を出て漁をしていたが、1か月くらい前に船のかじが壊れて漂流した」と話したうえで、全員が北朝鮮への帰国を希望していることがわかりました。海上保安本部は1日も立ち入り検査を行い、発見されるまでの経緯などをさらに調べることにしています。
北海道松前町沖の無人島「松前小島」の北東およそ12キロの海上では、29日、複数の人物が乗った木造船が見つかり、第1管区海上保安本部が30日、波が比較的穏やかな沖合に船をえい航したうえで、入国管理局や警察が立ち会う中、立ち入り検査を行いました。

海上保安本部によりますと、乗っていたのは男性10人で、いずれも北朝鮮の本人確認証などを持っていて、聞き取りに対して「北朝鮮の港を出て漁をしていたが、1か月くらい前に船のかじが壊れて漂流した。悪天候の中で沖合の無人島を見つけ、一時的に避難していた」と話しているということです。

そのうえで、全員が北朝鮮への帰国を希望しているということです。また、けがをしている乗組員はいないということです。

海上保安本部は1日も立ち入り検査を行い、発見されるまでの経緯や積み荷の中身などについてさらに調べることにしています。
北海道で発見の木造船 10人全員が北朝鮮に帰国希望

北海道で発見の木造船 10人全員が北朝鮮に帰国希望

北海道南部の松前町の沖で、29日見つかった木造船の乗組員10人は、第1管区海上保安本部の立ち入り検査に対し、「北朝鮮の港を出て漁をしていたが、1か月くらい前に船のかじが壊れて漂流した」と話したうえで、全員が北朝鮮への帰国を希望していることがわかりました。海上保安本部は1日も立ち入り検査を行い、発見されるまでの経緯などをさらに調べることにしています。

北海道松前町沖の無人島「松前小島」の北東およそ12キロの海上では、29日、複数の人物が乗った木造船が見つかり、第1管区海上保安本部が30日、波が比較的穏やかな沖合に船をえい航したうえで、入国管理局や警察が立ち会う中、立ち入り検査を行いました。

海上保安本部によりますと、乗っていたのは男性10人で、いずれも北朝鮮の本人確認証などを持っていて、聞き取りに対して「北朝鮮の港を出て漁をしていたが、1か月くらい前に船のかじが壊れて漂流した。悪天候の中で沖合の無人島を見つけ、一時的に避難していた」と話しているということです。

そのうえで、全員が北朝鮮への帰国を希望しているということです。また、けがをしている乗組員はいないということです。

海上保安本部は1日も立ち入り検査を行い、発見されるまでの経緯や積み荷の中身などについてさらに調べることにしています。