蟲の女王

綺羅綺羅 .. しているかしら ? 私は 、何時も通り 我儘で 好き勝手に振舞ってるだけなのに そんな事を言われたら嬉しいわｯ 有り難う 。 でも、 蟲に襲われるのは 困るわｯ どうしましょう .. あ 、でも好奇心も少しあるのも事実だし ( ... )

そう？ 案外癖になるものよ。毒をたっぷり注入されて、碌に抵抗も出来ず蹂躙されるのは❤︎❤︎ ……でも、感謝されるなんて予想外だわ。其れに最初から案外乗り気なのも。 （ 毒気を抜かれた顔。然しこれも新鮮で良いか…、と納得して一人頷く。）

毒で苦しむのは 、嫌だから .. 素直に応じるわ 蟲は 未だ ちょｯとだけ怖い卦度 刺激を求めるのも事実だもの 。 ( 毒で蝕み苦しむ姿を連想して 、其れを拒み 無抵抗を宣言。 呆気な表情を見せた貴方が 存外に愛らしく 迫り頰に接吻。 危機的な状況でも悠々と振る舞う王妃。)

……ｯ、…私も舐められたものね❤︎ （ 狼狽。この反応は予想外だったが、一呼吸置けば調子を取り戻し。近付いた貴女の背に腕を回せば抱き留めようと。 ） 毒と言っても苦痛だけじゃないわ。 その逆もね…❤︎ でも、いやらしい王妃様には其れも不要かしら？❤︎❤︎

ああ 、違うわ .. 貴方が 可愛かったから 御免なさいね ? ( 他意は無い 、率直な印象を告げ 其の容姿の所為か彼女は丸で脅威とは思っていない。 抱き留め様と抱き着く貴方を見遣り 、くすり と微笑み。 頭を撫でり ) いやらしい 、かしら? でも貴方に任せるわ

其れが舐めてるって話…あぁ、もう。調子狂うわ。 （ さしもの蟲の女王もその包容力には敵わず、敵意を引っ込めざるを得ない。或いは、其れが〝素の人格〟を引っ張り出しているのか。） ……言っておくけれど。 一度始めたら加減しないから。

ふふｯいいじゃない 、其の方が可愛くて 、好きよ ? ( 恥じらい無く心情曝け出し 、動揺為る貴方に密着した儘鼻歌迄奏でる始末。 然し 、貴方からの忠告を聞き ぞくり♡ 蟲とは云え 、幼い貴方の眼前で醜態を晒すことを連想し発情 耳許で囁く ) .. 何時でも 、大丈夫だから ♡

ふふ…もう始まってるから❤︎ （ 邪な魔力が隆起すれば、頰に走る❤︎型の妖しげな紫光。 貴女の背後から聞こえるのは〝ﾌﾞｩｩｩﾝ...❤︎〟と不穏な羽音。大きい。 濃い媚薬を針先から垂らす、巨大な蜂。このまま背に取り付かれれば貴女の銅は覆い隠されてしまうであろう体躯だ。 ）