仏Airbus、独Siemens、英Rolls-Royceの3社がハイブリッド旅客機の開発に共同で取り組む。このハイブリッド電気飛行機の実験機は当初、航空燃料で動く従来型ジェットエンジン3基に加え、電動ターボファンエンジン1基を搭載したものとなる。
この取り組みの狙いは、将来的に航空機による二酸化炭素(CO2)排出量を抑制し、化石燃料への依存を減らすことにある。
3社は11月28日、ハイブリッド旅客機「E-Fan X」の実験機を2020年までに飛行させる目標を明らかにした。
機体は、ターボファンエンジン4基を搭載する既存のジェット旅客機「BAe 146」をベースとする。ハイブリッド版の実験機は、機内のタービンで発電し、その電力で電動ターボファンエンジンの羽根を回転させる。
このシステムがうまくいけば、さらにエンジンをもう1基電気モーターに置き換えられる可能性もあるという。
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