こんにちは。りかです。
子供に逆上がりを教えるのって難しいと思いませんか?
5歳の息子は、まだ逆上がりができません。
ここで挫折感を味わって欲しくないと、練習を始めました。
ところが私自身、感覚で逆上がりをしているので、息子に逆上がりを教えようとも
「頑張れ!」
くらいしか言えませんでした。息子の上達もいまひとつ……。
全くできないと、子供はすぐ飽きてしまうんですよね。
うまく教える方法はないものかなあと思っていた時に、保育所に来ている体操の先生に質問することができました。月に一度しかこない先生なので、会えてラッキーでした。
早速、15分程度ですが、息子と練習してみました。
これなら教えやすい!と思い、記事にまとめました。
これから逆上がりに挑戦する子供たちには、こんな風に教えるといいと思いますよ。
すぐにできなくとも、「お。うまくいきそうだぞ!」という感覚を味わうと飽きず挑戦できるように思います。
逆上がりの基本
逆上がりは、腕の力だけでは回れません。
両手を肩幅くらいの位置に広げ鉄棒を持ったら、次の3つを意識して行います。
①前足で地面を蹴って地面からの反発力を生み出す「ドン!」
②後ろ足を蹴り上げて遠心力を生む「蹴り上げ」
③自分の体を持ち上げる腕の力「肘を曲げる」
一つずつ見ていきましょう。
①前足で地面をドン!
地面に向かって強く前足で「ドン!」とすると、同じ大きさの力で上方向へ反発します。この反発力をいかしますよ!
大事なのは、鉄棒の少し前を「ドン!」です。前過ぎても後ろ過ぎても、ちょうどいい方向へ反発力が働きません。
②後ろ足で蹴り上げる
今度は後ろ足を「えいっ!」と大きく回し蹴り上げます。
大きな遠心力を味方につけるならば、膝を伸ばして早く!
ポイント
練習始めはここで、補助を。
お尻を持ち上げるのではなく、腰と足の付け根を持って鉄棒に近いところでグルっと回してあげるといいです。
逆上がりが出来ない子は、前方の空間を蹴り上げていることが多いのだとか。
頭の上にあるボールを蹴るような感覚で練習してみましょう!
③おへそが鉄棒から離れないように、肘を曲げる
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蹴り上げた後は、おへその位置を意識します。
おへそを鉄棒の上にくっつける感じで肘を曲げます。
この時、顎が浮いていては回れません。鉄棒を見ながら回りましょう。
タオルを補助道具にする
腕の力が弱くて肘が伸びてしまったり、回転する感覚がつかめないうちは、タオルを補助道具として利用するといいです。
方法は簡単。フェイスタオルを腰に回します(長さが90センチ程度のもの)。
両はしを鉄棒にかけてタオルの上から手でつかみます。
この状態で逆上がりにチャレンジ!
あら、不思議。タオルが腰を抑えるので、鉄棒からおへそが離れることなく回れます。
もう一息で回れる!という時の声がけ
「つま先を回る方に向けて!」
この声がけで、あとちょっとで回れるという子は成功するのだそうです。
まだ、うちの子はあとちょっとというところまで来ていないので、この声がけは実践していませんが……。
子供に成功体験を
私は、初めて逆上がりができた時のこと、すごくよく覚えています。嬉しかったんでしょうね。
逆上がりができるできないとかよりも「やった!できた!」という成功体験を子供に味わって欲しいですよね。
さて。私も子供のやる気があるうちに逆上がりの練習にいかなくては……(でも寒いよ)。
おしまい