いじめアンケート回答を破棄 青森の中学校
去年8月、男子生徒がいじめを訴えるメモを残して自殺した青森県東北町の中学校が、自殺の3か月前に実施したいじめに関するアンケートの回答を廃棄していたことが町などへの取材でわかりました。学校側はいじめに関する記述はなかったとしていますが、本当になかったかどうか検証できなくなっていて、男子生徒の母親は「憤りを感じている」と話しています。
青森県東北町では、去年8月、中学1年の男子生徒が「いじめがなければ“もっと”生きていたのに」というメモを残して自殺し、町が設置した第三者委員会が原因や背景を調査しています。
町などによりますと、中学校は、国の方針に基づいて全校生徒を対象にいじめに関するアンケートを定期的に行っていましたが、自殺の3か月前に実施したアンケートの回答について、調査が始まる前に学校側が廃棄していたということです。
学校側は第三者委員会に対し、「男子生徒へのいじめに関する記述はなかった」と説明したということです。
これについて、委員の一人はNHKの取材に対し、「本当に記述がなかったのか検証できない」と話し、廃棄したことに問題があると指摘しています。
また、男子生徒の母親は「大切な資料が破棄されたことに憤りを感じている」と話しています。
中学校の校長は「今は保管するようにしている。今年度中に文書管理の基準を作りたい」と話しています。
町などによりますと、中学校は、国の方針に基づいて全校生徒を対象にいじめに関するアンケートを定期的に行っていましたが、自殺の3か月前に実施したアンケートの回答について、調査が始まる前に学校側が廃棄していたということです。
学校側は第三者委員会に対し、「男子生徒へのいじめに関する記述はなかった」と説明したということです。
これについて、委員の一人はNHKの取材に対し、「本当に記述がなかったのか検証できない」と話し、廃棄したことに問題があると指摘しています。
また、男子生徒の母親は「大切な資料が破棄されたことに憤りを感じている」と話しています。
中学校の校長は「今は保管するようにしている。今年度中に文書管理の基準を作りたい」と話しています。
いじめアンケート回答を破棄 青森の中学校
去年8月、男子生徒がいじめを訴えるメモを残して自殺した青森県東北町の中学校が、自殺の3か月前に実施したいじめに関するアンケートの回答を廃棄していたことが町などへの取材でわかりました。学校側はいじめに関する記述はなかったとしていますが、本当になかったかどうか検証できなくなっていて、男子生徒の母親は「憤りを感じている」と話しています。
青森県東北町では、去年8月、中学1年の男子生徒が「いじめがなければ“もっと”生きていたのに」というメモを残して自殺し、町が設置した第三者委員会が原因や背景を調査しています。
町などによりますと、中学校は、国の方針に基づいて全校生徒を対象にいじめに関するアンケートを定期的に行っていましたが、自殺の3か月前に実施したアンケートの回答について、調査が始まる前に学校側が廃棄していたということです。
学校側は第三者委員会に対し、「男子生徒へのいじめに関する記述はなかった」と説明したということです。
これについて、委員の一人はNHKの取材に対し、「本当に記述がなかったのか検証できない」と話し、廃棄したことに問題があると指摘しています。
また、男子生徒の母親は「大切な資料が破棄されたことに憤りを感じている」と話しています。
中学校の校長は「今は保管するようにしている。今年度中に文書管理の基準を作りたい」と話しています。