今年もいよいよ残り1ヵ月となり、来年の準備を始める方も多いことと思います。
年の切り替わりを迎えるこの時期だからこそ、来年のために始める事は
縁起の良い日を「事始め」に選びたいものですよね。
実は、それに最適な「大開運日」が、12月3日なのです!
吉兆がたくさん重なります!
この日が「大開運日」になるのは、縁起が良いとされる条件が重なる日だからです。
これは毎年12月頃に必ずある日なのですが、「九星陽遁始め」が「天赦日」と一致するため
特に「新しい年に関する事」を始めるのに適した日となります。
では、この日に重なっている吉日を、ひとつずつ見ていきましょう。
甲子
「甲子(きのえね)」とは、60日に一度巡ってくる吉日で、「干支の始まり」を表すため
新しい事を始めるのに良い日とされています。
60日に一度という性質から、およそ2ヵ月おきに現れます。
詳しいことはこちらの記事にまとめてありますので、よければご一読ください♡
天赦日
「天赦日(てんしゃび)」とは、日本のこよみの上で極上の大吉日とされている日です。
何をするにも大吉と言われていますが、一年に5~6回しかありません。
そのため、最も貴重で効果の高い日として重宝されてきた吉日です。
こよみの上での冬(立冬~節分まで)の間は、「甲子」の日が必ず「天赦日」になります。
ほとんどは冬の間に一回ですが、来年の冬は2回(2018年11月と2019年1月)訪れます!
詳しいことはこちらの記事にまとめてありますので、よければご一読ください♡
九星陽遁始め
和暦のこよみにもよく書かれている「一白水星」「二黒土星」などの「九星」は、
毎日ひとつずつ、数字の順番通りに巡っています。
この順番が、夏の「陰遁始め」の日から冬の「陽遁始め」の日までの間は降順に、
冬の「陽遁始め」の日から夏の「陰遁始め」の日までは昇順に巡ります。
つまり、この12月3日までは「九紫火星→八白土星→七赤金星…」と並んでいた九星が
12月3日以降は「一白水星→二黒土星→三碧木星…」という並びに切り替わるのです。
これは、春夏へ向かう「陽のサイクル」が早くも始まる「新しい切り替えの日」です★
詳しいことはこちらの記事にまとめてありますので、よければご一読ください♡
この「陰遁始め/陽遁始め」の日は、夏冬それぞれ「甲子の日」と決まっています。
急にブツ切りで切り替わるわけではなく、必ず六十干支も九星も一巡した後で替わります。
60干支と9星の最小公倍数=180日≒半年に一度です。よくできてるでしょ♡
その他のお日柄
他にも、この日についた吉凶を見てみると、
- 天恩日…甲子の日から5日間の吉日
- 月徳日…造作、修造などに良い日。女性にも吉日
- 十二直…「除」医師にかかり始め、種まき、祭祀などに良い日
- 二十八宿…「虚」学問初め、衣類裁ちに良い日
などがあります。
取り立てて「悪い」意味のものはありませんので、開運日として活用してください!
アクションを起こすなら、日中がお勧め!
ただし、この日は少し特別な要素がありまして、水星が射手座で逆行を開始します。
水星が逆行すると、起こりやすいことは
- 交通機関が乱れやすくなる
- 通信・運輸関係のトラブル
- 連絡の行き違い
- 相場の乱高下
- 懐かしい人物に再会する
- 過去にやりきれなかった事への再挑戦の機会ができる
などがあります。
特に、逆行に入る頃・終わる頃は注意を要するといわれていますので
水星逆行が開始される16時34分前後は、吉日とはいえ大きなアクションを起こすには
十分ご注意ください。
このことから、もしこの日に最大限の開運効果を狙うなら、
16時まで、できれば午前中に実行してみてください!
(この日は六曜が「先勝」でもあるので、午前中のほうがラッキーです!)
特におすすめなこと
以前、手帳選びの記事の中で「手帳の使い始めにお勧め」と書かせていただきましたが、
このように「来年使う予定のもの」を使い始めるのに、特に適した日です!
他にも、パワースポットを参拝したり、
何か新しい行動や勉強を始めるのにも、もちろんおすすめです!
ちょうど「水星逆行が始まる」16時頃というのは、
方位術では「陰陽の切り替わる時間帯」といわれていますので、
季節的にもそうですが、外出の予定の方は、できれば16時頃までに帰宅するのがベストです!
これを踏まえて、この今年最後の大開運日を、ぜひとも活用してくださいね!
あわせて読んでほしい♡翌日は満月です☽