“万博に若者の意見を”計画書

大阪府などが誘致を目指す2025年の万博の開催計画に若者の意見を採り入れてもらおうと、関西の大学生たちが独自にまとめた計画書が大阪府の松井知事に手渡されました。
23日は大阪・北区で、万博の機運を高めるシンポジウムが開かれ、大阪や京都などの大学生たちが独自にまとめた万博の計画書を発表し、松井知事に手渡しました。
学生たちの計画書では、万博の誘致が実現した場合に開催地になる大阪・夢洲の会場に「WAKAZO館」というパビリオンをつくり、日本の若者の考えや感性を世界に伝える場として活用したいとしています。
松井知事は、「『世界の課題解決ができる万博』を、若い人たちを中心にぜひ大阪で実現したい。ただ、万博の開催は2025年なので、よりバージョンアップした計画書も待っています」と話しました。
政府や大阪府などでつくる万博誘致委員会は、今回提出された計画書を、来年6月にパリで開かれるBIE=博覧会国際事務局での誘致に向けたプレゼンテーションの参考にしたいとしています。