語弊があるかもしれませんが、製作費のかけ方や文化の違いから、これまで観た海外映画の30%ぐらいは大体どこかがぶっ飛んでいるような気がしています。
例外なく今回も絞り切れませんでしたが、パっと思いついたぶっ飛びがちな5作品を紹介します。
マッドマックス 怒りのデスロード(2015)
独特の世界観と圧倒されるカーアクション、壮大なスケールに「邦画の平均的製作費3.5億円ではマッドマックスを3分も作れない」というツイートも話題に。裏読みしたくなる設定の細かさに色々な評価を下された作品です。
www.indiewire.com/
シャーリーズ・セロン演じる女戦士が六輪駆動車を運転し銃を撃ちまくる勇姿と火炎放射ギター男は必見です。とりあえず終始爆発している映画でした。
キック・アス (2010)
当時11歳のクロエ・モレッツ演じる「ヒットガール」が秀逸。ニヒルな笑みと下品な言葉を発して戦うギャップ感がたまりません。かっこいいので続編のジャケットを貼ってますが、初回のキックアスからご覧下さい。
www.scpr.org
戦闘シーンのテーマソングとヒロインが全てを持っていきます。爽快なアクションの一方で過激なバイオレンス描写も一部登場するため、R-15指定です。
フィリップ、君を愛してる! (2009)
笑いと涙を誘う実話が題材のラブストーリー(?)。ゲイでIQ169の元警官が刑務所入りし、一目惚れした男性への愛ゆえに、あの手この手を使って詐欺を繰り返すハチャメチャな物語です。ジム・キャリーが本領発揮。
film.wordpress.com
おっとりしていて純粋で、超絶にキュートな相手役をユアン・マクレガーが好演。ぶっ飛んだ愛情の深さと行動力、素敵な世界観を楽しめる傑作です。
ウルフ・オブ・ウォールストリート (2010)
放送禁止用語「F*ck」を含むセリフがどばどば出てきます。1分間に平均2.8回出てくる計算になり、回数がギネスにも認定されたという時点でぶっ飛んでいる映画と言えるのかもしれませんが、それでも素晴らしい映画です。
www.npr.org
金、女、ドラッグ、酒という欲望と共に、波乱万丈な主人公の人生が描かれています。本作でディカプリオの容姿が益々ジャック・ニコルソンに寄せてきた感。
ブルース・ブラザース (1980)
昔の映画ですが、観たのは数年前です。全編通してツッコミどころが満載。アクション、コメディ、ミュージカルなどエンターテインメント要素抜群で理屈抜きの傑作です。133分という上映時間ながら、飽きない愉快痛快さ。
mashable.com/category/blues-brothers/
レイ・チャールズやアレサ・フランクリンなど豪華すぎるキャスティングゆえの音楽の素晴らしさも必見。黒づくめ兄弟のシュールさも神がかってます。
今日の名言。
人生で手に入れたものはいつか朽ちてバラバラになってしまう。最後に残るのは、あなたの心の中にあるものだ。
ジム・キャリー