長州力、「プロのレスラーとして今回のリングの中で個々アピールして欲しい」
プロレスラー長州力(65)が29日、都内で来年1月14日に後楽園ホールで行うプロデュース興行「POWER HALL2018」の第一弾対戦カードを発表した。
メインイベントで長州は、飯伏幸太(35)と初タッグを結成し、永遠のライバル、藤波辰爾(63)、TAKAみちのく(44)、関本大介(36)組と6人タッグで対戦する。長州組のもう一人のパートナーは後日発表される。
長州と飯伏は、2009年10月12日に両国国技館で行われた蝶野正洋25周年記念興行の6人タッグマッチで一度だけ対戦。この時、長州は、獣神サンダーライガ、AKIRAと組み、飯伏は初代タイガーマスク、タイガーマスクとトリオを結成し戦ったがタッグは初めてとなる。
今回のタッグ結成は飯伏の希望だったという。「この話を聞いた時にひとつだけ条件がありますと言わせてもらいました。長州さんと組むことができるなら出させていただきたいと。出ることが意気込みです」と飯伏。この要望を受け入れ初のタッグ結成を決断した長州は「問題ないですね。離れても組んでもどっちでもいい。まったく何もない。」と明かし、飯伏を「今の時代の間違いなく先陣を走っている選手。彼の主張がリングの中で何を見せつけるのか。コーナーに立って居ればしっかりと見たい」と期待した。
自身の思いは「自分自身のことを言えば一生懸命頑張ります。あと、これだけの選手が集まっているしみんなに言いたいのは、プロレスラーという言葉は使いたくない。プロのレスラーとして今回のリングの中で個々アピールして欲しい」と訴えた。その上で「自分のことだけで一生懸命。対戦相手と勝負しながらプロのレスラーとして客との勝負」と続けた。
長州が掲げた「プロのレスラー」とは「やるべきことをやってリングに上がるということ。リングの中って楽な場所じゃない。一番大事なのは自分を守ること。大きなケガも続いているし。リングの中を甘く見ているととんでもないことになっちゃう」と告白。今回、参戦する選手は「そういう意識を持っている選手が集まっていると思います」と太鼓判を押した。