どうも、ハイネ君です。
「もうあなたの家にはヘルパー来ない」
そんな危機が報道されています。
来年度の介護報酬改定の中で、政府は訪問介護の中の「生活援助」について
規制と報酬を見直すことを決めました。
少なくとも現在、在宅で生活援助を利用されている方にとっては、
改悪になろうかというニュース。
詳しく見ていきたいと思います。
では、ハイネ君、始めます。
訪問介護サービスは「身体介護」と「生活援助」に分けられています。
「身体介護」は入浴や排泄、食事等のお手伝いで
「生活援助」は、掃除や調理、洗濯等のお手伝いとなります。
今回、国はこの「生活援助」のほうを見直すと言ってきました。
☆見直し内容☆
1.ヘルパーの資格要件、基準緩和。介護報酬引き下げ。
現在は介護福祉士や介護初任者研修を修了したものしか、ヘルパーにはなれません。
なので今回の見直しでは、担い手を増やす為に生活援助専門のヘルパーは、
短い研修だけで済むようにするというふうになります。
ここもポイントなんですが、短い研修しか受けていないヘルパーを派遣するのだから、
報酬も低くて良かろうというのが国の意見。
なので、生活援助に対する介護報酬は下げられる見込み。
2.利用回数が多いケースを、市町村がチェック!
財務省が生活援助を月に90回以上利用した人をチェックしています。
そこで、「乱用されやすい構造的課題がある」
だから上限設定を設けなさい!だって 笑
これはさすがにふざけんな!ってなって、上限設定は見送る方針のよう。
その代わり、回数が多い人を抽出し、適正な使用かどうか市町村がチェックする
仕組みを来年秋から導入することになっています。
☆こちらの記事はヘルパーなど、介護をしていれば必ずぶつかる問題に言及をしています。
ぜひ、介護に関係している方皆さんに読んで頂きたいです。
いわゆる自立支援!混合介護!皆さんならどう考える?
▶目次にもどる
ここからは、項目ごとに現れてくる課題について言及していきます。
1.ヘルパーの資格要件、規制緩和について。
介護福祉士や介護初任者研修は、割と経験年数や受講する時間も長く、
ややハードルが高いってことは、否めません。
なので、生活援助専門ヘルパーの資格を創設し、
受講時間を短くしてハードルを下げ、担い手を増やしていく考え。
これは、介護って人材不足がひどいから、
まっ、しょうがないかって思いがちなんですが、
人が少ないからって、ハードル(専門性を)下げて
誰かれ投入すればいいって問題じゃぁない。
在宅こそ様々な利用者がいます。認知症やあらゆるご病気を抱えてらっしゃる方に
調理と洗濯ぐらいなんだから、特に専門性もいらんだろ?みたいな考えは、浅はか過ぎますね。
2.介護報酬の引き下げについて
今までより専門性の低いヘルパーでもいけるようになるんなら、
介護報酬も下げていいでしょ?
もうさぁ、国の社会保障費が膨らみ過ぎてんの知ってるけど、
賃金少ない、お金ないって言ってる介護業界にさらなるムチを打つの
やめてもらえませんかね。こっちは、ドMじゃないっつーの 笑
3.市町村の回数チェックについて
これも無理があると思います。
利用者ひとりひとり生活援助を必要としている事情が違うんだから、
まず、把握するのにとっても時間、人、費用がかかるでしょ。
だから、もう面倒くさいから、ただ単に回数だけを見て、
「はい、あなた多すぎ!減らしなさい」みたいな。
こんなことになるんじゃなかろうかと、我々業界人と在宅の利用者は
ビクビクするわけであります。
☆こちらの記事は、転職すると決めた方、今の施設で悩んでいる方向けです。
ぜひ、参考にご一読下さい。
[介護転職]他サイトとは違う、絶対失敗しない転職方法教えます!
▶目次にもどる
この見直しで今後どうなるのか、最悪を想定した未来予想図。
ヘルパーのハードル下げました。専門性?知りません。
これでは、必ずヘルパーの質は下がります。
ヘルパーって調理や洗濯だけに訪問してるわけではないんです。
利用者の表情や身体的変化はないか、認知症の兆候はないかなど
細かい観察を専門性もってやっています。
そんな細かいところをできないようなヘルパーが増えてしまうと、
利用者には大打撃です。
そんで、介護報酬も下げるっていうわけですから、
そりゃ事業所もやりたがらなくなります。
仕事請けても、単価が低いのでは、ただでさえ人材不足なので、
他に回そうってなるのが普通。
そこに市町村の回数チェックも入るとなると、
機械的に回数多いからと弾かれる運命に・・・。
事業所やりたがらなくなる。
回数チェック入って、減らされる。
やがては、「もうあなたの家にはヘルパーが来なくなる」
そんな未来へ向かっているようで、何だか切ないです。
これがハイネ君の考え過ぎで終わることを切に願っています。
☆こちらの記事は、介護職員初任者研修の受講を考えている方に
損をするといけないので、教えてあげて下さい。
[最安]損をしない介護職員初任者研修の取得方法!主婦・在宅介護者必見!
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「もうあなたの家にはヘルパー来ない」
そんな危機が報道されています。
来年度の介護報酬改定の中で、政府は訪問介護の中の「生活援助」について
規制と報酬を見直すことを決めました。
少なくとも現在、在宅で生活援助を利用されている方にとっては、
改悪になろうかというニュース。
詳しく見ていきたいと思います。
では、ハイネ君、始めます。
「生活援助」の見直し案
訪問介護サービスは「身体介護」と「生活援助」に分けられています。
「身体介護」は入浴や排泄、食事等のお手伝いで
「生活援助」は、掃除や調理、洗濯等のお手伝いとなります。
今回、国はこの「生活援助」のほうを見直すと言ってきました。
☆見直し内容☆
1.ヘルパーの資格要件、基準緩和。介護報酬引き下げ。
現在は介護福祉士や介護初任者研修を修了したものしか、ヘルパーにはなれません。
なので今回の見直しでは、担い手を増やす為に生活援助専門のヘルパーは、
短い研修だけで済むようにするというふうになります。
ここもポイントなんですが、短い研修しか受けていないヘルパーを派遣するのだから、
報酬も低くて良かろうというのが国の意見。
なので、生活援助に対する介護報酬は下げられる見込み。
2.利用回数が多いケースを、市町村がチェック!
財務省が生活援助を月に90回以上利用した人をチェックしています。
そこで、「乱用されやすい構造的課題がある」
だから上限設定を設けなさい!だって 笑
これはさすがにふざけんな!ってなって、上限設定は見送る方針のよう。
その代わり、回数が多い人を抽出し、適正な使用かどうか市町村がチェックする
仕組みを来年秋から導入することになっています。
☆こちらの記事はヘルパーなど、介護をしていれば必ずぶつかる問題に言及をしています。
ぜひ、介護に関係している方皆さんに読んで頂きたいです。
いわゆる自立支援!混合介護!皆さんならどう考える?
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この見直しで現れてくる課題
ここからは、項目ごとに現れてくる課題について言及していきます。
1.ヘルパーの資格要件、規制緩和について。
介護福祉士や介護初任者研修は、割と経験年数や受講する時間も長く、
ややハードルが高いってことは、否めません。
なので、生活援助専門ヘルパーの資格を創設し、
受講時間を短くしてハードルを下げ、担い手を増やしていく考え。
これは、介護って人材不足がひどいから、
まっ、しょうがないかって思いがちなんですが、
人が少ないからって、ハードル(専門性を)下げて
誰かれ投入すればいいって問題じゃぁない。
在宅こそ様々な利用者がいます。認知症やあらゆるご病気を抱えてらっしゃる方に
調理と洗濯ぐらいなんだから、特に専門性もいらんだろ?みたいな考えは、浅はか過ぎますね。
2.介護報酬の引き下げについて
今までより専門性の低いヘルパーでもいけるようになるんなら、
介護報酬も下げていいでしょ?
もうさぁ、国の社会保障費が膨らみ過ぎてんの知ってるけど、
賃金少ない、お金ないって言ってる介護業界にさらなるムチを打つの
やめてもらえませんかね。こっちは、ドMじゃないっつーの 笑
3.市町村の回数チェックについて
これも無理があると思います。
利用者ひとりひとり生活援助を必要としている事情が違うんだから、
まず、把握するのにとっても時間、人、費用がかかるでしょ。
だから、もう面倒くさいから、ただ単に回数だけを見て、
「はい、あなた多すぎ!減らしなさい」みたいな。
こんなことになるんじゃなかろうかと、我々業界人と在宅の利用者は
ビクビクするわけであります。
☆こちらの記事は、転職すると決めた方、今の施設で悩んでいる方向けです。
ぜひ、参考にご一読下さい。
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ハイネ君的意見をまとめます。
この見直しで今後どうなるのか、最悪を想定した未来予想図。
ヘルパーのハードル下げました。専門性?知りません。
これでは、必ずヘルパーの質は下がります。
ヘルパーって調理や洗濯だけに訪問してるわけではないんです。
利用者の表情や身体的変化はないか、認知症の兆候はないかなど
細かい観察を専門性もってやっています。
そんな細かいところをできないようなヘルパーが増えてしまうと、
利用者には大打撃です。
そんで、介護報酬も下げるっていうわけですから、
そりゃ事業所もやりたがらなくなります。
仕事請けても、単価が低いのでは、ただでさえ人材不足なので、
他に回そうってなるのが普通。
そこに市町村の回数チェックも入るとなると、
機械的に回数多いからと弾かれる運命に・・・。
事業所やりたがらなくなる。
回数チェック入って、減らされる。
やがては、「もうあなたの家にはヘルパーが来なくなる」
そんな未来へ向かっているようで、何だか切ないです。
これがハイネ君の考え過ぎで終わることを切に願っています。
☆こちらの記事は、介護職員初任者研修の受講を考えている方に
損をするといけないので、教えてあげて下さい。
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