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映画『ジャスティス・リーグ』の小ネタとかイースターエッグとか

こんばんは、始条アキラ(@AkiraShijo)です。

観てきました、映画『ジャスティス・リーグ』。超良かったですね。というワケで自分用のメモも兼ねて小ネタやイースターエッグをまとめておきます。

f:id:AQL826:20171123225117j:image©︎ 2017 Warner Bros.
と言っても まだ二回しか観ておらず、そこで気付いた分だけなので、たぶんまだ見つけてない小ネタとかカメオ出演とかが山ほどあると思いますがご容赦ください。

 


〜以下、映画『ジャスティス・リーグ』のネタバレがあります〜

 

 

・冒頭、スマホ撮影スーパーマン。このシーン、普通に考えたら在りし日のスーパーマンだけど もしかして復活後だったりしない?

・「彼らは星に帰った?」と報じる新聞(デイリー・プラネットではなかった、もうちょっと庶民的な新聞?)の記事の一面。カル=エルと同じく2016年に亡くなったデヴィッド・ボウイプリンスが並んでいた

・デイリープラネットの束、「スーパーマン 逝く」の見出し。吹替では逝(ゆ)くと振ってあった

・ゴッサムシティにあった看板に“JANUS”、すなわちジェニス化粧品の青いネオンサイン。バットマンの宿敵の一人ブラックマスクの存在を示唆

・ワンダーウーマンが人々を救う。このシーン、予告編では銀行かと思われていたけど、本編での舞台はイギリス・オールドベイリー裁判所。スーツの男たちは銀行強盗ではなく破滅主義者のテロリスト

・バリーの父親ヘンリー・アレンを演じていたのはビリー・クラダップ、『ウォッチメン』のドクター・マンハッタン。いま原作コミックを騒がせているマンハッタンだけど 今回は単にザック・スナイダーとの縁で出演?

・過去のマザーボックス争奪戦、連合軍としてゼウス(腕から雷を出してた『300』にいそうなおっちゃん)とアレス(映画ワンダーウーマンのヴィラン、ゼウスが雷をぶつけた後にオノでステッペンウルフに一撃)も参戦していた

・同じくボックス争奪戦、持ち主が倒されてしまったことで後継者を求めてどこかへ飛んで行ったグリーンランタンの指輪。着けてたのは先代の誰か?歯並びの悪いブタかイノシシみたいな顔だった

・人類の分のボックスを隠してたのはアーサー王?そんな浅く埋めたら見つかるだろ!!

・その後マザーボックスを発見したのはイギリス軍。スティーブ・トレバーのチームだったり?

・飛行機でヒゲを剃るブルース。IKEMEN。ジレットはスポンサー?『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』ではハルクことブルース・バナーも剃っていたけど、まさかブルース繋がりなんて事はあるまい……

コラボCMも出てた

・「ペンギンを追っていたのが懐かしいですな」オズワルド・コブルポットこと“ペンギン”はバットマンの宿敵の一人。ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』でもメインキャラクター

・「ゴリラとも話せる」高い知能を持ったスーパーゴリラ“グロッド”はフラッシュの宿敵の一人だウッホ!ドラマ『THE FLASH/フラッシュ』にも登場してるッホ

・予告編にも映ってた、バリーの基地にあるディスプレイに映ってるのは韓国のアイドル・BLACKPINKのMVやSFコメディアニメ『リック・アンド・モーティ』

・サイボーグは手から出したディスプレイで調べ物。よく見ると世界最高レベルのセキュリティであるはずのバットケイブのカメラを無自覚にハッキングしていることがわかる。チート!

・湖畔で話すブルースとダイアナ。「人類は破滅を先延ばしに出来ると思ってる」みたいに訳されていたけど、原語では「奴らは終末時計にスヌーズボタンがあると思ってる」みたいに皮肉った感じ。

ここでいう終末時計、ドゥームズデイ・クロックというのは世界の破滅を0時として徐々に進んでいく時計のことで、『ウォッチメン』でも重要な役割を果たす。この概念は面白いから詳しくはググってね。奇しくもJL日本公開となった11月23日の1日前にはウォッチメンの実質的な続編となる(なるのか!?)コミックシリーズ『Doomsday Clock』がスタート

・ゴードン本部長役はファッキンテンポのJKシモンズ。アメコミ繋がりだとスパイダーマン(ライミ版)でもデイリー・ビューグルのJJJ編集長を演じていた

・本部長と話していたゴッサム市警の黒人刑事はクレジットで見ると“クリスパス・アレン”。モントーヤ刑事の相棒としてドラマ『ゴッサム』にも登場……アレ?この人死んではいないハズだけどどこ行ったんだっけ?コミックではDCユニバースの大物、精霊スペクターと一体化

・「ゴッサムで20年間犯罪と戦っている男が、突然メトロポリスで誘拐を?」誘拐どころかちょっと前までバット根性焼きをしてたんですが……

・屋上でゴードンと話すバットマン、背景のゴッサムシティにはエースケミカル社のネオンサイン。ゲームのアーカムシリーズでさんざん行ったよね!!ジョーカーとハーレイが落ちた豆乳鍋も同社の化学薬品タンク

・クリプトン船を起動するサイボーグ。あの印鑑こと起動キーを当然のように手からニュッと生やす。チート!!

・スーパーマン復活。前作BvSでブルースが見た夢の中でのスーパーマンはここで魂を取り戻せなかった状態なのかも?

・同じく夢の中に現れた未来のフラッシュ。「ロイス・レインが鍵だ」……スーパーマンの魂を取り戻すための鍵?

・ちなみに、原作やドラマ版におけるフラッシュは能力をさらに応用することで、触れた物体の振動数をコントロールして壁をすり抜けたり、過去や未来に移動したりすることが可能

・同じく未来フラッシュ。「僕は早すぎた?……僕は早すぎたんだ!」今作でブランチの話をする時などと同様、自分の言葉に自分で突っ込んでる?ハヤイと言っても言語ではfastではなくsoonと言っているため、単純に来るのが早すぎたということか?

・同じく未来フラッシュ。「彼を恐れろ、僕たちを探せ」……スーパーマンが覚醒する前、あるいはステッペンウルフがマザーを融合させる前にJLを結成できたことで未来が変わった?

・もう少し踏み込んで考察。「バリーがブルースやJLメンバーと早いうちに出会えなかった」ということは「警察の科学捜査官として働く」こと(本作ラストにて、ブルースが彼をセントラル市警に推薦したと思われるため)や、S.T.A.R.ラボ(サイボーグの父親が働く超人研究機関)やウェイン産業との接触も起こり得なかった、あるいは大きく遅れを取った可能性がある。

もともとの歴史では、もっと後のタイミングでバリーがブルースと出会っていた、あるいはブルースがバリーを見つけていたとも考えられ、であるならば「未来フラッシュから見ると」来るのが早すぎた、という意味なのかもしれない

テルミードゥーユーブリード。字幕では「血は赤いのか?」吹替では「血は流れるのか?」前作『バットマンvsスーパーマン』でバットマンがスーパーマンに言い放ったセリフをお返し。今作での訳もたぶんそれぞれ合わせてる

・「三位一体とダークサイドを讃えよ」ダークサイドというのは宇宙から来るメチャクチャ悪くてメチャクチャ強いヴィランの名前で、DCEUにおけるステッペンウルフは彼の尖兵みたいなものだった模様。ちなみにサイドというのはsideじゃなくてseid。個人名としてのDarkseidさん

・スーパーマンの能力のひとつ、凍る息フリーズブレスがDCEU初登場。出ないかと思ったけどよかったね

・エンディング、ブルースが見て回っていた物件はジャスティス・リーグの基地兼集会所になるホール・オブ・ジャスティス?ちょっとだけ『キング・アーサー』のラストを思い出した

・廃墟になってたウェイン邸?という説も見かけたけど、ブルースがここ30メートルはあるかなあみたいなことを言ってた(寸法を知らなかった)から違うかも?

・バリーは警察の科学捜査官として就職。原作コミックやドラマ版と同じで、父親の無実を証明することにも繋がるため

・父サイラスと和解したらしきサイボーグはさらに進化を遂げる。そして原作っぽいビジュアル(胸の装甲板にあるコアが丸い)に変身

・ステッペンウルフが目指していたのは“新たな神々”=“ニューゴッズ”のひとりとなること、エンドロールにはジャック・カービーの『フォースワールド』のタイトル。このへん詳しくは各自ググったりして調べてちょうだい

・スーパーマン対フラッシュ、定番のネタ。フラッシュの方が速いもんね!!音響のいい映画館だとここでも右側から超音速のドゥン!音が2回聞こえてくる

・フラッシュの走り方はモデルとか なんか特殊なフォームだとか あるのかな?手を開いて腕を鋭角に曲げながら前後に大きく動かすのが特徴的……ちなみにドラマ版ではもっと陸上選手みたいにシャカシャカ走る

・エンドロール後、脱獄犯のくせに高級スーツでパリッとキメたレックス・ルーサー(この人、美女をはべらせるの好きだな……)と合流したのは主にバットマンの宿敵として知られる傭兵デスストローク。ドラマの『ARROW』とかにも登場、DCEU版バットマン主演映画のヴィランとして登場予定。クレジットされてた吹き替え声優は遠藤大智さん(アメコミ作品だとソーの三戦士のひとりファンドラルやジム・モリタ役)だったけど続投されるかは不明

 


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