Appleは、パスワードなしで「root」というユーザー名でログインし、管理者の全権限が使用できる「macOS High Sierra」最新版のセキュリティ脆弱性に対する修正を発行した。
Appleは米国時間11月28日、このバグの存在を認め、この問題に対応するためのソフトウェアアップデートに取り組んでいると述べていた。それから24時間以内にその修正がリリースされた。詳細については同社のサポートページを参照してほしい。
またAppleは、以下の声明を出した。
「セキュリティはすべてのApple製品における最優先事項であり、macOSの今回のリリースで問題が生じてしまったのは遺憾である。
セキュリティ技術者は28日午後にこの問題に気づき、直ちにこのセキュリティ脆弱性を修正するアップデートに着手した。29日午前8時の時点で、アップデートはダウンロード提供されており、29日中にmacOS High Sierraの最新バージョン(10.13.1)を搭載するすべてのシステムを対象に自動インストールを開始する予定だ。
今回の問題については極めて遺憾であり、この脆弱性をリリースしたこととそれによってご迷惑をかけたことの両方について、すべての「Mac」ユーザーに謝罪する。当社の顧客にはより良いサービスを提供しなければならない。われわれは再発防止のためにソフトウェア開発プロセスを見直している」
このセキュリティアップデートは現在、Mac App Storeで提供されており、macOS High Sierraを使用するすべてのユーザーに対し、直ちにインストールすることが推奨される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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