【速報】AWS re:Invent 2017 Keynote 1日目で発表された新サービスまとめ #reinvent

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今北産業の人のために!

AWS re:Invent 2017のKeynote 1日目で発表された新サービスの速報記事をまとめました。ついでに、Keynote前日までに発表されている新サービスもまとめています。

目次

昨日までの発表

AWS Elastic Container Service for Kubernetes(EKS)

Amazon Elastic Container Service for Kubernetes(EKS)が発表されました!待望の、AWSが提供するマネージドKubernetesです。

AWS Fargate

簡単に言うと、コンテナのホストとなるEC2を管理することなく、コンテナを起動するサービスです。フルマネージドコンテナサービスと言えば良いでしょうか。コンテナイメージを作成し、CPUとメモリサイズを指定し、ネットワークとIAのポリシーを定義するだけで、コンテナが起動します。

Amazon Aurora Multi-Master

Amazon Auroraは今までRead Replicaを増やすことにより、読み込み性能を向上させることが可能でした。今回レプリカだけでなく、マスタを複数インスタンスを起動することで書き込み性能を向上させることが可能になりました!

Amazon Aurora Serverless

Aurora Serverlessは、予測不能/周期的アプリケーションワークロードに対応した、オンデマンド、オートスケールデータベースサービスです。

Amazon DynamoDB Global Table

リージョンレベルでのマルチマスターのテーブルを作成することができます。しかも、数クリックで構築できます。そのため、堅牢性や耐久性の向上に加え、1つのデータを共有しつつ、世界の複数リージョンにエンドポイントを持てるので高速な読み込み書き込みを実現できます。世界レベルで利用されるアプリケーションの要求にも耐えられます。これは興奮ものですね。各リージョンへのレプリケーションは、多くの場合1秒以内に完了するようです。

Amazon DynamoDB Backup and Restore

DynamoDBのバックアップ機能がリリースされました!!!同時にPoint-in-Time Restore機能も2018年のリリースが予告されました!!!!!!パフォーマンスへの影響なしに数百TBのデータのバックアップを容易に取得可能とのことです!

Amazon Neptune

フルマネージドのグラフデータベースサービス、 Amazon Neptune が発表されました。Apache TinkerPop をサポートしており、 Resource Description Framework (RDF): Concepts and Abstract Syntax に準拠したグラフモデルとなっています。

Amazon S3 Select

新しいAPIを使用して、オブジェクト内のデータを選択および取得します。S3オブジェクトデータのサブセットを処理するアプリケーションの高速化します。データアクセスのパフォーマンスを最大400%に高速化し、S3 SELECTを使用することで分析の高速化ができます。

Amazon Glacier Select

Gracierにクエリを投げることができるGracier Selectが発表されました!標準的なSQLを利用して、Gracierオブジェクトを取得し、アクセスが可能になります。

Amazon SageMaker

機械学習のモデル作成とトレーニングが非常に簡単になる新サービス「Amazon SageMaker」が発表されました!

機械学習はとにかく複雑で大変でした。専門家が必要なのはもちろん、学習モデルの開発にはコストがかかりますし、教師付き学習データの作成とトレーニングによる調整を常に行う必要があります。それらを解決するためにリリースされたのがAmazon SageMakerです。Amazon SageMakerは、機械学習モデルを早く簡単に構築、トレーニング、ホストするためのフルマネージドな機械学習サービスです。

AWS DeepLens

ディープラーニング用に最適化されたオンボードのコンピューティングを搭載したHDビデオカメラです。カメラそのものにものにコンピューティングが搭載されているため、リアルタイムでのディープラーニングが可能となっています。

Amazon Rekognition Video

今回発表された「Amazon Rekognition Video」はその名の通り、Amazon Rekognitionの機能が動画で使える、というものです。Rekognitionが発表されたのがちょうど1年前のre:Invent2016の時ですから、1年で凄まじい進化を遂げたことになります。今回のRekognition Videoの発売に伴い、現在のRekognitionは「Rekognition image」というサービスに変更されています。

Amazon Kinesis Video Streams

Kinesis Video Streamsは、数百万台を超えるカメラデバイスからのビデオストリームを安全に取り込むことができるサービスです。デバイスにプロデューサSDKを組み込んだアプリケーションを実装することで、ストリームへビデオデータを送信することができます。

Amazon Transcribe

音声ファイルをS3に配置してAmazon Transcribeを実行すると、スピーチを文字に起こしてくれるサービスです。鮮明な音声だけでなく、電話音声など不鮮明なものでもかなりの精度で文字起こし可能とのことです。現在対応している言語は英語(US)とスペイン語です。音声ファイルの形式はWAV, MP3, Flacなど様々な形式に対応している模様です。

Amazon Translate

Amazon Translateは高度な機械学習を使用してテキストベースのコンテンツを高速に多言語へ変換できるニューラルマシンの翻訳サービスです。今まで言語の翻訳を行おうとすると、外部の翻訳サービスを利用することが必要でした。Amazon Translateにより、アプリケーションをリアルタイムで多言語対応することもできそうです。

Amazon Comprehend

AWSの自然言語処理サービス、Amazon Comprehendが発表されました!Amazon Comprehendは、レビューやニュース記事などの非構造化テキストの分析を行う事ができます。

AWS IoT 1-click

IoT 1-clickが発表されました!複数のデバイスのAWS Lambdaトリガーをワンクリックで作成可能になるようです。

AWS IoT Device Management

デバイスを管理するサービスです。IoTでは数百万、数千万のデバイスを管理する必要があります。これを管理できるマネージドサービスです。

AWS IoT Device Defender

IoTデバイスをしっかり守る!新サービス「AWS IoT Device Defender」が発表されました!継続的監査(Audit)、リアルタイム検出とアラート(Monitor and Alert)、調査と解決(Investigation and Mitigation)ができるようになります。

AWS IoT Analytics

デバイスデータの分析を容易にできるAWS IoT Analyticsが発表されました! 本日から利用可能です!

AWS IoT Coreで取得されたデバイスのデータをサービス内に保管してくれます。に対して検索を行うことができます。Iot Analyticsを通じて保存されたデータはAmazon QuickSightやJupyter Notebookと連携することで、高度なデータ探索を行うことが可能です。

Amazon FreeRTOS

RTOSとは"Real Time Operating System"のことで、エンベデッド向けのOSです。Amazon FreeRTOSは、オープンソースのポピュラーなFreeRTOSを核として、拡張が施されたものとのことです。

AWS Greengrass Machine Learning Inference

AWS Systems Manager

Amazon Sumerian

re:Invent 2017の最初の新サービスとして、VRやARのコンテンツを作成・ビルド・起動を提供する「Amazon Sumerian」が発表されました!

Amazon Media Services

AWS公式ブログにて、動画メディアの処理・保存・収益化のためのサービス群「AWS Media Services」のリリースが発表されました!

AWS AppSync

Mobile Application Development: State of the Union のセッションの中で新サービスの発表がありました。AWS AppSync です。クロスプラットフォームでデータのリアルタイム同期を行うために、GraphQL をベースとしたアプリケーションのバックエンドを提供してくれます。

Amazon MQ

新しいサービスがリリースされました。Amazon MQです。中身は、そのまんまActiveMQのようです。AWSは、運用が面倒なMQ(メッセージキュー)をマネージドで提供することで、エンタープライズな環境に導入済みのMQのクラウドマイグレーションを促進します。ActiveMQは、OSSとして多くの実績があり、クライアントライブラリが豊富で、様々なプロトコルに対応しているため、既存のエコシステムに乗りやすいのが特徴です。新規でシステムを開発する際にはAmazon SQSやAmazon SNSを用い、既存システムのマイグレーションにはAmazon MQを使ってみてはいかがでしょうか。

Amazon GuardDuty

継続的にAWS環境のセキュリティのチェックをしてくれるサービスのようです。具体的には、VPCフローログやCloudTrailのイベントログ、DNSログなどを分析してAWS内で予期しない活動や、悪意のある行為を検知することが出来ます。

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