浪費家ナッツです。おはようございます。
私は米国ETFを手動で積立しています。理想を言えば、日本株式で提供のある株式累積投資(るいとう)のように金額指定で定期積立ができると良いのですが、米国株でのるいとうができる証券会社はなさそうです。
この米国株版"るいとう"サービスがないか探していたところ、気になるサービスを2つほど発見しました。今回はそのうちの一つであるOne Tap BUYについてポイントを記録しておきます。
どんなサービスか?
公式サイトによると
・One Tap BUYという新しいスマホ専業の証券会社
・1株単位で購入ではなく、指定した金額分だけ端数で購入出来る
・少額投資に適した手数料
・24時間いつでも取引可能
・スマートフォンアプリから3タップで購入出来る
だそうです。
スマホ専業といいつつ、PC版取引サイトがあったりします。
指定した金額だけ購入出来るって?
私が注目しているのは、やっぱり指定した金額分だけ株式を購入出来ることです。同社公式サイトでのうたい文句は、"1000円から株主になれる"です。
日本株式でミニ株取引では株価2,500円の株式の場合、2,500円単位(=1株単位)での購入になります。(1株単位、金額は株価次第)
一方、One Tap BUYの場合では1株2,500円の株式の場合、1,000円で0.4株を購入できちゃいます。(1,000円単位、株数は株価次第)
素晴らしいですね。株価によらず少額から購入出来るので、最初から複数銘柄への投資もしやすそうです。
また購入するのに必要な実際の操作が、1.銘柄を選択する、2.購入する金額を指定する、3.購入ボタンを押すだけと簡単そうです。
スポンサーリンク
少額投資に適した手数料とは?
気になる手数料は、株価に0.5%のスプレッド(NY市場オープン時)と為替100円あたり0.35円(0.35%)のスプレッドのようです。米国株の購入ができる他の証券会社の場合、取引手数料は0.45%ですが最低5ドルと下限があります。 また為替のスプレッドが1ドルあたり0.25円です。
一見、ネット証券の方が手数料は少ないように見えますが、少額投資・円高になるほど、One Tap BUYが優勢になります。
最終的に株式が積み上がった後のことを考えると、トータルの手数料はネット証券の方が低くなります。しかし、One Tap BUYは手元資金が少ない段階から投資に参加できるメリットがあります。右肩上がりの成長が続く米国市場の場合、多少手数料がかかったとしても早く投資に参加できた方が、結果として利益を得られる可能性が高そうです。
積立投資ができちゃうって?
できれば毎月積立もできたらと見ていたところ・・・なんと積立もできることが分かりました。メインアプリではなく別アプリを入れる必要があるみたいですが、ちゃんとした公式なものとして"積み株"というアプリが用意されており、こちらで設定できるようです。
その他気になるポイントは?
取扱い銘柄が日本でも有名な企業の30銘柄しかありません。少し寂しい気もします。でも、まずは米国株投資にチャレンジしたいレベルの私には、変な欲が出なくて良いのかもしれません。
配当金は口座に振り込まれるみたいです。また、残念ながら配当金再投資はできない様子です。もちろん、残高が1,000円を超えれば、タップして購入できるようです。
相対取引のため需給バランスによっては在庫不足という事がありえます。在庫不足の時に取引価格がどうなってしまうのか分かりませんでした。株式が積み上がっても他の証券会社へ移管ができないようです。
ナッツはOne Tap BUYの口座開設をする?
欲しくてたまらなかったサービスを提供するOne Tap BUYですが、今のところ様子見です。望んでいたことに近いサービスではあるし、口座開設したら絶対ブログネタに出来ると思います。
ただ、サービス自体は試しやすそうでも、証券口座の開設はOne Tap BUYに限らず各種手続がめんどくさく、ちょっと試してみようかなとは言いづらい。そして、もう一方サービスも気になるのでそちらも見定めたい。米国ETFの手動積立を始めたばかりなので、手をつけるならETFの方をある程度形を整えてから、改めて考えたいと思います。