「海猿」作者・佐藤秀峰さん、実写版すべての契約終了を報告

2017年11月28日22時59分  スポーツ報知

 「海猿」の作者・佐藤秀峰さん(43)が28日、自身のツイッターで、実写版「海猿」のすべての契約が10月で終了したことを報告した。

 同日に更新したツイッターで、「遅ればせながらご報告です。実写版「海猿」は2017年10月で全ての契約が終了しました。今後、テレビやネットで放送、配信されることは永久にありません。今までありがとうございました」とつぶやいた。

 「海猿」は海上保安官の活躍を描いた漫画で、1999年から2001年にかけて小学館「週刊ヤングサンデー」で連載され単行本にもなった。

 2002年にNHKでドラマ化され、04年にフジテレビ制作、伊藤英明主演で映画化され、大ヒット。続編も含め4作品が公開された。04年公開の第1作は興収17億円、06年の第2弾は興収71億円、10年公開の第3弾は興収80億円、11年公開の第4弾は興収73億円を記録するヒット作品となっていた。

 2012年に佐藤さんはツイッターで、フジテレビとの間のトラブルを報告。アポ無しで同局が事務所を突撃取材したことや、関連書籍が契約書無しに販売されたことを理由に、新規取引停止と続編を許可しないことを公表していた。

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