k10011239881_201711291811_201711291814.mp4

東京オリンピック・パラリンピックを翌年に控えた再来年に放送されるＮＨＫの大河ドラマ「いだてん～東京オリムピック噺～」の新たな出演者が発表され、オリンピックの歴史を落語で語りながら、みずからの人生を振り返る落語家の古今亭志ん生の役をビートたけしさんが演じることになりました。

「いだてん～東京オリムピック噺～」は日本選手の初めての参加から１９６４年、昭和３９年の東京オリンピックまでの半世紀にわたる日本とオリンピックとの関わりを描くドラマで、１９１２年のストックホルム大会に出場したマラソン選手の金栗四三と、東京オリンピックの開催に力を尽くした田畑政治の２人が主役です。
また、落語の神様と言われた古今亭志ん生がタイトルにもある「東京オリムピック噺」という架空の落語を語って、オリンピックの歴史を紹介するナビゲート役を務めながら、みずからの人生を振り返る重要な役割を果たします。

その志ん生の役をビートたけしさんが演じることになり、２９日、東京・渋谷のＮＨＫ放送センターで、たけしさんなど新たな出演者７人が発表されました。
会見でビートたけしさんは「自分が尊敬する落語家の役がきたことがうれしくてしょうがない。ふだん仕事でプレッシャーがかかったことはないが、今度は久々に夜中に落語をやってみたりして頑張っている。国宝みたいな人なので、少しでも雰囲気を出せればいい」と意気込みを話していました。

また、若き日の志ん生、美濃部孝蔵の役を森山未來さん、志ん生の弟子、五りんの役を神木隆之介さん、孝蔵の才能を見抜いた伝説の落語家、橘家圓喬の役を松尾スズキさんがそれぞれ演じることになりました。

大河ドラマ「いだてん～東京オリムピック噺～」は、再来年の１月から１年間、放送されます。