元美容師いっしーです
これはぼくが美容師1年目の時、同期と副店長が浮気していた話です。
※フィクションです
当時ぼく21歳、都内の美容室に就職し、嫌々言いながらも美容師の卵として過ごす日々。
毎日辛くて、美容師を1秒でも早く辞めたいと思い、車に轢かれて事故に会えば仕事しなくて良いんだよな・・・と本気で考えてしまうほどに嫌気がさしていました。
沿線沿いに約10店舗ほど出店している中堅美容室に勤めていました。大体各店舗に2人ずつ新人が配属されます。
12~3人で働いている店舗に、ぼくと女の子1人が配属されました。同期の名前は「鈴」
ぼくは鈴がキライでした。
鈴は小柄で「平安時代なら美人と言われるような顔立ち」でした。残念ながら当時は平成なので残念な感じです。
性格はナチュラルぶりっこな末っ子。一人称が「私は~」では無く「鈴は~」と自分の名前で自分を読んでしまう系女子。
一度マジなトーンで「鈴って気が付かないうちに周りをイラつかせてるらしいんだよね・・・」と相談された事がありましたが「そんなことないよ、気のせいだって」と紳士的にスルーしておきました。
初めて人に歩み寄るのを辞めました、ぼくも鈴に対して日頃からイラついていました。
そんな鈴と、副店長との不倫が発覚しました。
「正直マジでどうでもいい」
副店長は当時27歳だったかな、既婚者で小さい息子が一人。奥さんも同じ会社で社内結婚。
ぼくは副店長が心底キライでしたが、美容師としては一流と認めていました。なので技術を盗むために自ら進んで仕事を手伝い、アシストしていました。でもやっぱりクズはクズ。言葉も高圧的だし、お客さんの前とぼくに対する態度が違いすぎます。裏表激しスギィィィィ
鈴と副店長の不倫がバレた理由は、他の女性スタッフが「アイツらの態度・・・おかしい・・・」と疑い始めて、帰り道に鈴のアパートの駐車場に副店長のロードバイクを発見。
数日後他のスタッフが営業中にバックルームで、鈴と副店長が抱き合っている所を目撃。面白がってマネージャーに告げ口。さすが女社会です、女の感怖すぎ・・・
マネージャー激怒→尋問→社長降臨。
「何してんの・・・こいつら・・・」
こっちはニコニコした作り笑顔で、1ミリも興味ない熟女達の話聞いてシャンプーしてマッサージしてたんだぞ!!!「最近の100均は凄いのねぇ~?」は?知らんわ!!!何度パイセンに「いっしー君は目が笑ってないよ」って注意されたか分からんわ!!!笑えるかボケェ!!!!
不倫が発覚してから、鈴は美容室に出勤しませんでした。まぁ元から辞めたいとか言ってましたし、遅かれ早かれって感じですね。
副店長は生活があるので、態度を改めた風で次の日も出勤していました。奥さんには許してもらったんですかね。知りませんが。(数年後離婚していました。マンションも買ってたのにwww)
バックルームで副店長と二人になった時に「いっしーには本当に迷惑をかけたと思っています。申し訳ありませんでした。」と謝罪の言葉を掛けられました。
「年上奥さんに飽きてぼくの同期食ったんすかァ?wwwwはたちソコソコの鈴マンのしまりは良かったっすか?wwwえぇオイ?wwwww」
と脳内では思っていましたが
「いえいえ、何も気にしないで下さい。これからも付いていきますので、技術の指導等これからもよろしくお願いします。」
と世渡り的な発言で事を収めておきました。実際に目障りな同期を片付けてくれた点では感謝していましたしね。
ていうか別ルートで話聞いたら、鈴は副店長以外のスタッフともヤってたらしいですからね、ぼくも優しくしてあげればヤれたかもしれません。惜しい事をしました。
あぁ間違えた。
職場のスタッフを食い散らかす鈴も問題児ですが、美味しくいただく男性陣にも問題アリですね。いくら据え膳喰わぬは男の恥と言っても、食べる場所は考慮して頂きたいものです。
ぼくは紳士なので、現場に問題は持ち込みません。ヤるなら鈴が退社した後にヤるべきです。(本当にヤっていません。アイツらと穴兄弟になりたくありません・・・)
入社1年目の新人をベテラン副店長が食って、新人だけが退社し、副店長は処分無しってのは、ぼくにとってはどうでも良い話でしたが、常識的に考えるとオカシイ話です。
このようなスタッフ同士で肉体関係になる話は、美容室では良くある事です。ぼくが知る限りでも、勤めていた会社の10店舗中6店舗で確認しています。
知っている話でも半分ですからね・・・更なる真実は知りたくありません。
勤めていた会社がヤベェやつらの集まりだったのでしょうか。問題行動をする彼らは、表面上はステキな美容師として見えていたハズです。裏でヤバい事やっているだけなのです。内部から見ないと分かりません。
他の会社に勤めている友達の美容師に話を聞いても、スタッフ内での肉体関係はよくある話と言っていました。やはり業界としても珍しい事では無いようです。
悲しいかな、これが現実です。どんな世界でもみんな裏ではヤバい事やっているものです。
またねbyいっしー