次の就職先が決まっていた場合とそうでなかった場合の両方ありますが、何度かの転職で「無職の期間」を経験しています。
もちろん衣食住の安定や健康を脅かすような無職期間は避けるべきものですが、自分の中で期間を定め、ブランクや無職の状態を利用してやったことを振り返りました。
就職先が決まっていなかった時、雇用保険を受給できたため公共職業訓練を受けました。お金をもらいながら学習し、技術を身に着けるという貴重な機会。人数や年齢、保険の関係で受講の制限や条件もありますが、スキルアップにも繋がります。*1
講座によっては資格も取れたり、離職期間中は何をしていたかという面接の質問への回答材料にもなります。
私は20代で職業訓練に通いましたが、その時に同じクラスだった数人とはお互いの結婚式に参列するほどになり、今も親しい付き合いが続いています。一番の収穫はこれかも。
そこかよ!と思いきや意外と見落としているもの。税金や各種保険という義務的または生活資金的なものは最低限行うものとして、それ以外では
保険や携帯のプランを見直す
フリマに要らないものを出す
パスポート更新
といった、緊急度も優先度も低めだけど「そろそろやらねば」と思っていたリストのものを細々実行しました。
就労開始日が決まっていた時に実行。国内は仕事があってもまだ行けると思っていたのと、就労後にまとまった休暇が取れるか読めないことから「今しかできないこと」と考えて真っ先に思いついたのが、遠めのエリアへの海外旅行。
ブログにも、ヨーロッパ&一瞬アフリカぶらり紀行文を書いています。
単発でイベント補助のバイト。単純に転職活動費の足しにもなり、短期だと割り切るからこそチャレンジできる職種もありそうです。
また、家にこもりがちになるのを回避したり、気分をリセットしてくれる効果もあります。失業保険を受給している場合、バイトの期間によっては支給されなくなるので注意が必要です。
ボランティアというとハードルが高いイメージですが、地域密着型の活動や取り組みも意外とたくさんあります。私はゲストハウスの改修と掃除に行きました。
ボランティアでなくとも、支援が必要な人と積極的に関わることで自己成長の機会にもなります。地元の社会福祉協議会HPなども要チェック。*2
まとめ
海外から帰国した後の数日で、座禅体験にも行きました。身体と時間にある程度の自由が利く場合、非日常の世界に飛び込んでみるのもお薦めです。お財布とは要相談。
ずっと働き詰めだった人は「とにかく休む」「何もしない」という項目をリストに入れておくのも良いかもしれませんね。
本日の名言。
人々が機嫌よく働くためには次の三つが必要だ。その仕事に向いていること、働きすぎないこと、そして、やればうまくいくと感じていることだ。
ジョン・ラスキン