メキシコは深夜4時半。
ここ最近は、ガッツリと腰を据えて創作活動をする時間がとれなかったので、海外滞在中の深夜帯がチャンスタイム。
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日本では今、熊本市議の赤ちゃん同伴問題がメラメラ燃えているらしいが、ウチは昔からスタッフの子供同伴完全オッケー。
昨夜はスタッフの佐伯サンの娘「スミレちゃん」の2歳の誕生日パーティーが開催された。
(2歳にして、歌の終わりに合わせて、ロウソクの火を消せるなんて天才かよ)

なんとも、ほのぼのとした光景だが、仕事が始まるとオラオラ。
今回は『えんとつ町のプペル』の版権を売りに来たのだけれど、すでに4~5ヵ国で交渉が成立した。
今日は終了間際にイギリスの出版社と話が盛り上がり、上手くいけばイギリスも決まりそう。
ちなみに、来月はコロンビアで『えんとつ町のプペル』が出版される。

子連れの母ちゃん、大活躍である。

そして、我々は佐伯さんが働いている裏で、今日もどうしようもない。
「スミレちゃん」の子守りを頼まれたら、何時間でもやらせていただきます。
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夜。

バシバシと商談を成立させていく佐伯さんに「スゲーっすね」と言ったところ、「結局は作品ですよ。作品が良くないと、オラオラ交渉をしようとは思えないです」と返ってきた。

そこから、「ハード」と「ソフト」の話に。
「皆、やたらと『場(ハード)』を作りたがるけど、圧倒的ソフトは『場』になるよね」と。

事実、『えんとつ町のプペル』で出会った人はたくさんいるし、『えんとつ町のプペル』で生まれた仕事はたくさんある。

今、『おとぎ町』や『キャンディ(スナック)』『天才万博』や『レターポット』や『しるし書店』など、たくさんの『場』を作っている。
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これらも、個人的はそれなりの使命を持ってやっているけれど、しかし「ハード作り」に酔わず、圧倒的ソフトを作る作業も同時進行でやる。

作品で圧倒して、人を集める。

もうすぐ朝になるけれど、もう少し頑張ります。


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