ジョージマンです。
発売された当時は非常に話題になったハイブリッドスポーツカーであるCR-Z。
一見、相反するように思える『ハイブリッド』と『スポーツ』ですがホンダは2012年のスーパーGTからレーシングハイブリッドシステムを搭載したCR-ZをGT300クラスに投入して2013年はシリーズチャンピオンを獲得するなどの成果も上げています。
そんなCR-Zもボチボチお買い得になってきていますのでご紹介したいと思います。
CR-Z
中古車相場:48.8万円~319.2万円
平均167.6万円
(2017年11月調べ)
お買い得車でも気をつけたいCR-Z
中古車を見ていると100万円を切るような車もよく出ててくるようになりました。
ただ、100万円を切るような車体で気をつけてもらいたいのは事故車と過走行車です。
CR-Zの中古車を見ているとスポーツカーらしく修復歴ありとなっている車体が多く見られます。
もし、修復歴のある車を選ぶ場合は自社整備工場があるかどうかなど、しっかりとアフターフォローができるお店で保証内容を購入時に話し合うようにしましょう。
そして、もう一つ気をつけてもらいたい過走行車。
ハイブリッドカーなので走行距離が多くなれば駆動用バッテリーの寿命も短くなっています。
駆動用バッテリーの交換となると約10万円~40万円(MC前はニッケル水素、MC後はリチウムイオン。リチウムイオンの方が高価)の出費になります。
メーカーの駆動用バッテリー保証期間は新車登録時から5年もしくは10万kmなのでこれを目安に選ぶようにするか、駆動用バッテリーの交換履歴がある車を選ぶようにしましょう。
スポーツカーとして期待しすぎなければCVTもあり
価格が低めの中古CR-Zで多いのがCVTのモデルです。
「スポーツカーを無断感変速オートマのCVTなんて」と気が引ける人も多いでしょう。
しかし、CVTとは言っても7段階マニュアル変速モードが付いており、パドルシフトで操作が可能です。
毎週サーキットやワインディングでスポーツ走行を楽しみたいと思うなら絶対にマニュアルミッションを選ぶべきですが、スポーツカーの雰囲気やスタイルを楽しみたいという理由ならCVTでも十分だと思います。
むしろパドルシフトがついているCVTの方がレーシーに見えたりもしませんか?w
さらに2012年のモデルチェンジ後はハンドルに『S+』ボタンが付いており、これを押すとモーターによるアシスト加速ができるので、
ナイトライダーやワイルドスピードの様な気分になれます!
まぁモーターアシストなんで派手な音はせず、グイッと後ろから押されるような感覚があるレベルですけどねw
シートもセミバケットタイプになっているので体をしっかりとホールドしてくれます。
ノーマルの足回りも硬めにセッティングされているので、十分にスポーツ走行を楽しむ事は出来るでしょう。
但し、スポーツモードを使いすぎたり、峠の登り道でペースを上げすぎるとバッテリー消費が大きくなり、バッテリー不足によるパワーダウンになってしまうので、楽しさは半減してしまいますので、バッテリーの残量配分を考えながら走りましょう。
このバッテリー残量配分を考えながらの走行、実はスーパーGTでも勝つためには重要な事だったようです。
出典:Morio [CC BY-SA 4.0], ウィキメディア・コモンズ経由で
少人数ならオールマイティな使い方も
エンジンは1.5Lハイブリッドで維持費は安く、もちろんハイブリッドカーですから燃費も口コミの実燃費で16~17km/Lと普通のスポーツカーと比べれば良いので、通勤、通学のや買い物の足としても気軽にこなせると思います。
モデルチェンジ前の最下位グレードβを除いてクルーズコントロールもついていますから、高速道路も楽々。
リアシートはさすがに狭いですし、2ドアですからファミリーユースはさすがに難しいですが、独身の方や夫婦でしか乗らないという方には幅広いシーンで活躍すると思います。
是非、お買い得なCR-Zを探してみてください。
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