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レジェンド 作者:神無月 紅

レーブルリナ国

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1564/1564

1564話

 その部屋には、幾つもの光が存在していた。
 部屋の中を照らしているのは蝋燭の明かりなどではなく、空中に浮かんでいた純粋な光。
 そんな幾つものある光のうちの一つが、不意に消える。
 部屋の中にいた男は一心不乱に机の上にあった紙に何かを書いていたのだが、光の一つが消えた瞬間、まるでそれが分かっていたかのように顔を上げる。

「おや? あの光は……何だったか。……そうそう、黒水晶? けど、何で黒水晶が破壊されたんだ? 何も怪しげなところはなかった筈だけど」

 消えた光の方を見ながら、男は首を傾げた。
 男の生み出した黒水晶は、色々と特殊なところはあれど、非常に強力なマジックアイテムだった筈だ。

「あの受信機があれば、黒水晶を守る戦力にはことかかないし、何より黒水晶本体にも防衛機能は付けていた筈だ。黒水晶を壊そうとしても、普通なら意識を食われて死ぬ筈なんだけど……よっぽど強力な冒険者でもいたのか?」

 男は消えた光を見ながら、少し考える。
 だが、すぐに首を横に振ってから、再び机の上にある紙に向き直った。

「まぁ、黒水晶は結局予定通りの性能を発揮しなかったし、壊れてもそこまで惜しくはないか。……それより、問題はこっちの公式だ。何でこの程度の数値しか出ない? 理論上では三倍……いや、八倍くらいは出てもいい筈なのに」

 消えた光は、男にとってもあまり執着すべき存在ではなかったのだろう。
 再び机の上に置かれている紙に集中し、ああでもない、こうでもないと呟き続けるのだった。





「……ん? これは……」

 ふとレイが気が付くと、自分が何をしているのかが全く分からない状態だった。
 何故か自分は炎帝の紅鎧を発動しており、何もない場所に手を伸ばしている。
 そんなレイの肩には、その代わりという訳ではないだろうが、いつの間にか近くに来ていたエレーナが手を伸ばしていた。

「エレーナ?」
「……っ!? レイ!?」
「ああ、見ての通りだが……どうしたんだ? お前達には階段から下りるなって言っておいただろ?」
「遅い、それはあまりに遅いぞ。……そもそも、レイ。お前は自分がどのような状況あったのか、理解しているのか?」

 戸惑ったようなレイを見ながら、エレーナは強い視線を向けてくる。
 それこそ、視線に物理的な力があるのであれば、穴が開くのではないかと、そう思える程に強烈な視線を。
 そんなエレーナの様子を見て、そしてエレーナの後ろにいるマリーナ、ヴィヘラ、ビューネの姿を見て、レイはようやく自分がエレーナ達に心配を掛けていたことを理解する。

「あー……悪いな。心配を掛けた」
「全く……本当にレイは……」

 不服そうな様子のエレーナを見ながら、レイは改めて自分が経験していたことを思い出す。
 闇……そう、全てが闇で出来ている空間とでも呼ぶべき場所に、自分はいたのだと。

(いや、身体がここにあって、それでエレーナが触れることが出来たってことは、あの闇の空間にいたのは俺の意識ってことか? そして、闇が俺に浸食してきて……)

 そこまで考え、レイはようやく自分がどのような状況にあったのかを思い出す。
 自分は黒水晶により、何らかの精神的な攻撃を受けていたのだと。

「悪い。心配を掛けたな。……改めて説明するよ」

 そう告げ、未だに発動していた炎帝の紅鎧を解除し、レイは自分が経験してきたことを説明する。
 明かりも何も一切ない、闇だけの空間にいたこと。
 闇の中では、自分のことを一切思い出せず、それどころか感情の類も自分で理解出来ないような状況になっていたこと。
 闇が自分の身体を浸食しようとしたこと。
 その時、不意にセトやエレーナ達の声が聞こえ、それでようやく我に返ったこと。
 そうして、最終的には炎帝の紅鎧を発動して闇の空間そのものを燃やしつくしたこと。

「……で、気が付けば今の状況だった訳だ」

 レイはそう言いながら、視線を黒水晶のあった場所に向ける。
 本来であればそこは黒水晶が……もしくはその残骸か何かすらなければおかしかったのだが、そこには炭の一つすら存在しない。
 それは黒水晶が元々そのような物だったからなのか、それとも炎帝の紅鎧によるものなのか。
 そのどちらかはレイにも分からなかったが、それでも黒水晶という存在そのものがなくなったのは間違いのない出来事だった。

「黒水晶がなくなったのは……まぁ、結果として考えればよかったんだろうな」

 しみじみと呟くレイ。
 闇の空間に精神を捕らえられるといった経験をした以上、とてもではないが黒水晶を自分で持ち帰ろうとは思わなかった。
 本来なら何かのマジックアイテムの素材にでもしようかという思いがあったのだが、もしあの黒水晶を素材にして別のマジックアイテムを作った場合、とてもではないが安心して使えるような性能になるとは思えなかったのだ。

「そうだろうな。だが……このような物があるとは、正直私も思わなかった。誰が作ったのか、非常に気になるところだな」
「でしょうね。可能性は少ないと思うけど、もしこの黒水晶が量産出来るような代物だった場合、色々と面倒なことになりかねないわ」

 マリーナの言葉に、レイは様々な場所にメジョウゴと同じような歓楽街が出来ている光景を想像する。
 もっとも、メジョウゴはあくまでもジャーヤやレーブルリナ国の者達が黒水晶を最大限に活かそうと作った歓楽街だ。
 他の勢力が黒水晶を手に入れても、全く同じような形で利用するとは限らないのだが。

「そう言えば、この黒水晶が巨人を産む原因だったのよね? なら、レイが黒水晶を消滅させた以上、もう大丈夫なんじゃない?」
「……そうだな。これ以降は大丈夫だと思うけど、上の階にいた妊娠している女達がどうなるのかは、正直なところ想像出来ない」

 出来れば助かって欲しいとは思うレイだったが、その可能性が低いというのは、用意に想像出来ていた。
 そんなレイの肩に、エレーナはそっと手を乗せる。

「それでも、これ以上の犠牲者は出さなくてもよくなったんだから、誇ってもいいだろう」

 レイを慰めるという訳ではなく、真実を話しているという様子で告げるエレーナ。
 そんなエレーナの言葉に、多少はレイも気が晴れたのだろう。小さく頷いてから、改めて黒水晶のあった場所を見る。

「とにかく、黒水晶がなくなったというのはジャーヤにとって大きな被害だと思ってもいいよな? また、この地下施設も大きな被害を受けたし」
「そうね。ダスカーもこの一件を聞けば文句はないと思うわ。……ただ、この黒水晶を使った一件はジャーヤという組織だけじゃなくて、レゼルの件もあるしね」

 マリーナの口から出た、レゼルという名前。
 何かを言おうとした瞬間に死んだことから、本当に詳しい事情を聞くことは出来なかったが、それでも宰相の指示によって派遣されてきたという言葉は聞いている。
 つまり、ジャーヤは国の組織の一部だった可能性が高い。
 いや、一部どころか、実際には国が運営している闇の組織……という可能性も否定出来ないだろう。
 そんな国の組織を襲ったのだから、当然のようにレーブルリナ国の上層部にとって、レイ達は逃がすことは出来ない敵の筈だった。
 もし今の状況でレイ達を逃がせば、自分達の計画が知られてしまう、と。
 ……もっとも、実際には既に対のオーブで大体の事情をダスカーに知らせているのだから、もしここでどうにかしてレイ達の口を塞いでも、結果は変わらないのだが。

「レーブルリナ国がどう出てくるか……ね。少なくても、宰相は敵で確定なんでしょうけど」

 そう告げるヴィヘラの口調がどこか楽しげなのは、やはり強力な敵と戦えるかもしれないという思いがあるからこそだろう。

(レーブルリナ国に強力な敵がいるとは思えないんだけどな。巨人なら大量にいるだろうけど)

 全てが同じ顔をしているだけに、そのような巨人と戦っていると、どうしてもどこか現実感がないような気がしてくる。
 ただ、それはあくまでもレイの思いであって、レイから見てヴィヘラが嬉しそうにしているということは、やはりヴィヘラは違うのだろう。
 そもそも、地下四階で巨人の群れと戦った時のことを考えれば、それは明白だったのだが。

「まぁ、向こうがどう出るにしろ……そこまですぐにどうこう出来るとは思えないけどな」
「何故だ?」
「黒水晶だよ。黒水晶があって、初めて巨人が産み出されていた。それはいな?」

 そう告げるレイの言葉に、何故? と疑問を口にしたエレーナだけではなく、他の者達も頷く。
 何故か自分が教師になったような、妙な感覚を覚えながら、レイは言葉を続ける。

「巨人を産むのに黒水晶が使われていた以上、巨人に指示を出したりするのにも、黒水晶は必要だと思わないか? ましてや、最初に俺達が地下五階を覗いた時、巨人達は黒水晶の周囲で丸くなっていただろ?」

 それを見たレイは、何となく充電という単語を思い出した。
 巨人も物を食べることは出来るのだろうが、あの巨体を維持する為にどれだけの食料が必要なのか……それは考えるまでもない。
 一匹や二匹であればまだしも、恐らく百……いや、数百、下手をすれば千匹を超えるかもしれないだろう巨人がいるのだ。
 そのような数の巨人の腹を満たすのは、並大抵のことではない筈だった。
 だが……あの黒水晶の周囲で丸くなっていたのが、実際に充電のようなものだとすれば……
 勿論、他の巨人がここにいない以上、全ての巨人がその充電を受けられる訳がないのは間違いない。

(ん? だとすれば、食料に関しては俺の考えすぎか? 実はああ見えて小食だったりする……とか?)

 そんな疑問を抱くレイだったが、それでも食べ物の件はともかく、巨人を自由に操るのに黒水晶が何らかの大きな役目を果たしていたのは間違いないという確信があった。

「そうね。黒水晶が巨人を産み出した以上、それを操るのに黒水晶を使わなきゃいけないというのは、道理に合ってるわ。勿論、それ専門の別のマジックアイテムがある可能性もあるけど」

 レイの言葉を聞いていたマリーナが、納得したように呟く。

「とにかく、ここでもうやるべきことはないんだから、そろそろ出ない?」

 地下五階を見回しながら、ヴィヘラが告げる。
 実際、地下五階には黒水晶だけがあったような状況であり、それ以外は掘りっぱなしの地下室――かなり巨大だが――のような感じだ。
 そうである以上、レイが使った炎帝の紅鎧によって黒水晶そのものが消滅してしまった以上、ここで何を探そうとも意味がないのは明らかだった。
 また、地下四階は一つの巨大な広間となっており、地下三階はレイの魔法で巨人の子供と母親の死体……と呼ぶのも哀れな残骸は全て焼きつくしている。

(となると、地下二階にいる妊婦と地下一階にある部屋しか調べるようなところはない訳だが……いや、違うな)

 そう考え、レイは改めて出荷という言葉を思い出す。

「巨人を出荷すると言っていた以上、この地下五階か地下四階のどちらかに、恐らく外に続く隠し通路か何かがあると思うんだが……どう思う?」
「間違いなくある、だろうな。だが、それを見つけるのは難しいのではないか?」

 まさか、大勢の巨人がメジョウゴの中を堂々と移動する訳にもいかないだろう。
 ましてや、地下四階が地下五階に大量に集まっていた巨人達を地上に出すだけでも一苦労なのは明らかだ。
 であれば、間違いなく何らかの仕掛けがここにあるのは間違いない。

「俺が探すか?」

 レイには、『薄き焔』という探索用の魔法がある。
 それを使えば、余程のことがない限り隠し通路等を見つけるのは難しくはないだろう。
 ……もっとも、炎が周囲に広まるということで、何も知らない者がそれを見ればパニックになるかもしれないという危険性はあるのだが。
 しかし、幸いここにいるのはあくまでもレイ達だけだ。
 元からそういう魔法なのだと知っていれば、それこそどうとでも対処は可能な筈だった。
 だが、それに待ったを掛けたのはビューネ。

「ん!」

 隠し通路の探索というのは、考えるまでもなく盗賊の仕事だ。
 この地下施設の探索で自分が殆ど役に立ったとは思えないビューネにとって、ここで自分がやらなければ誰がやるというのが正直なところだった。
 もしレイ達が本当に急いでいるのであれば、ビューネに任せるような真似はせず、すぐにでもレイが魔法を使って隠し通路を探しただろう。
 だが、今は特に急ぐべき理由はない。
 いや、地上ではセトがこの地下施設に対する侵入者を防ぐ為に頑張っているのだが、このレーブルリナ国にセトをどうにか出来る相手がいるとは思えなかった。

「分かった。なら……」

 ヴィヘラに任せる。
 そう言おうとした瞬間、レイ達のすぐ側にある壁が音を立てて開いていき……そこには、武装した男達がいたのだった。

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