アメリカにおける猫アレルギー死亡例は年間50人
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(Summary)
Between 6 million and 10 million people in the United States are allergic to cats.
Cat allergy patients,the respiratory problems or labored breathing can be dangerous and could result in death.
Estimated number of deaths from cat allergy is 50 people each year in the United States.
Thus, cat allergy is a very serious problem.
In Japan, however, cat allergy has been neglected too.
日本では、猫アレルギーは軽視されがちです。しかし欧米では、深刻な疾患と捉えられています。猫アレルギーによる重篤なアナフィラキシーショックによる死亡例も珍しいことではありません。アメリカ全土での猫アレルギーによる死亡例は、年間50例と推定されています。
まず最初に、猫アレルギーについての説明をします。アメリカのマスメディア、Demand Mediaが運営するサイト、eHowから引用します。Cat Allergy Dangers「猫アレルギーの危険性」。
Cat allergies can be extremely bothersome to those who suffer them.
According to allergyescape.com, between 6 million and 10 million people in the United States are allergic to cats.
The symptoms vary in severity, but only a few are dangerous.
The respiratory problems or labored breathing can be dangerous and could result in death.
If you suspect you are experiencing breathing problems from a cat allergy, seek a physician's assistance immediately.
猫アレルギーは、それに苦しむ人々にとっては非常に厄介です。
アレルギーエスケープコム(allergyescape.com=アレルギー情報サイト)によると、米国では600万〜1,000万人の人々に猫アレルギーがあります。
症状は重症度により異なりますが、少数ではありますが大変危険な症例があります。
呼吸器系に問題が生じたり、呼吸困難に陥れば危険であり死につながる可能性があります。
もし猫アレルギーで呼吸困難を経験している疑いがある場合は、医師の支援ただちにを求める必要があります。
猫は、飼育動物の中では、比較的アレルギーを起こしやすい種とされています(その根拠となる学術論文を「猫アレルギー」に関する記事の続編で示します)。アメリカ全土の猫アレルギー患者の高位推計値は1,000万人とされていますので、アメリカ全土(2011年人口推計3億1千万人)では約31人に1人が猫アレルギー患者である可能性があります。かなりの高率であるといえます。
日本とアメリカは食生活や人種も異なりますので一概に当てはめることはできませんが、猫アレルギー患者がアメリカと同率に存在するとすれば、約400万人の猫アレルギー患者が存在することになります。大変身近な疾患と言えるでしょう。
上記で引用したサイトでは、猫アレルギーによる死亡の危険性も指摘しています。ではアメリカでは、猫アレルギーによる死亡例はどれくらいあるのでしょうか。アメリカのQ&Aサイト、Answersに回答があります。
How many people have died from being allergic to cats?「何人の人々が、猫アレルギーにより死亡しましたか?」。
How many people have died from being allergic to cats?
Answer:
Depends how bad you are allergic to cats.
but the estimated number of deaths are 50 a year... don't get cat hair in your mouth.
何人の人々が、猫アレルギーにより死亡しましたか?
回答
あなたがどの程度、猫に対するアレルギー症状がひどいかによりますが。
(アメリカでの)推定死亡数は、1年につき50例です... 猫の毛を口に入れないようにしてください。
アメリカ全土における猫アレルギーによる死亡数により人口比で日本の死亡数を推定すれば、年間20人のの方が亡くなっていても不思議ではありません。しかし日本では、驚く程猫アレルギーに対しての認識が低いです。また、猫アレルギーの重篤な症状も報道されることは稀です。
しかしハムスターによるアレルギーの死亡例は、過剰なほど報道されています。ハムスターアレルギー 死亡。
前述したとおり飼育動物種の中では、猫はアレルギーを発症させやすいと言われています。飼育数や野良猫も全て含めた日本での生息数は、ハムスターよりも猫の方がはるかに多いと推測できます。また、ハムスターは飼い主が放し飼いすることはありませんが猫は放し飼いする飼い主が多く、野良猫も多いです。そのことは、猫の飼い主以外の人も、猫と接する機会が多いということです。
「猫の方がよりアレルギーを発症させやすい」「猫の方が生息数が多い」「放し飼い、野良猫が多く、飼い主以外にも猫と接する人が多い」ことを鑑みれば、当然動物アレルギーによる死亡例では、ハムスターより猫の方が多いと考えられます。
しかし猫に限り動物アレルギーに関しては、マスメディアは死亡例の報道は、私が知る限りありません。猫アレルギーに対しては、著しく楽観的な報道しかしていません。
私は、「猫」に関しては、マスメディアは何らかの偏向があるのではないかと疑っています。つまり猫の放し飼い、野良猫を温存したい、批判をかわしたいという地域猫推進派らによる、何らかの圧力があるのではないかということです。マスメディアによる猫アレルギーの偏向とも言える軽視報道は、次回以降の記事で紹介します。
http://www.mein-allergie-portal.com/allergie-news/23-katzenallergie
http://www.medical-tribune.de/home/news/artikeldetail/gegen-katze-hyposensibilisieren.html
http://www.gesundheit.de/krankheiten/allergien/allergiearten/tierhaarallergie
http://goron.co/archives/545
http://www.medical-tribune.de/home/news/artikeldetail/gegen-katze-hyposensibilisieren.html
http://www.gesundheit.de/krankheiten/allergien/allergiearten/tierhaarallergie
http://goron.co/archives/545