仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
今日も一つYahooニュースをプロサラの視点でお届けします。
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就活生を対象にしたアンケート結果ではありますが、我々サラリーマン・ウーマンにとってもとても興味深い結果になっています。
記事では、就活生の認識を主に取り上げていますが、プロサラでは
企業が考えているブラック企業の定義
としてアンケートを見ていきたいと思います。
企業が考えているブラック企業の条件は、
- 残業代を支払わない
- ハラスメントがある
- 募集条件と実働が著しく異なる
- 労働条件が過酷である
- 結果を出さないと精神的に追い込まれる
- 離職率が高い
- 給与金額が低い
- 残業が多い
という順番です。
興味深いのは
「給与が低い」のと「残業が多い」のは共に34%、33%の企業しかブラック企業の条件として認識していない
というところであるとワタクシは考えています。
そもそも、なんども申し上げている通り、
ブラック企業の定義は就業者各個人で異なる
とプロサラでは考えています。
ハードワークでも修行が出来れば良い、という人もいれば、低賃金でも長く同じ会社に勤めたい人もいる。
なので、企業と就活生のブラック企業の条件が異なるのは当たり前なんですが、
就活生のうち、
給与が低い: 63%
残業が多い:57%
の条件をブラック企業と感じるとのこと。
ほかの条件は企業と就活生でそれほど変わりませんが、この2つの認識の違いに驚きます。
•給与が低い
給与に関しては、労働の対価受け取るのは当然のことなのですが、何を基準に高いとか低いとか言うのか、ですよね。
学生さんからしてみれば、ある程度豊かに暮らすのに初任給が手取りで20万じゃ少ないと感じているのか、バイトでも20万稼げるのに正社員でも20万じゃバイトの方が良いと思っているのかわかりませんが、
企業としては、現に従業員は現行の給与で生活できてるわけですし、同業他社と比べてもそれほど低くないという水準で考えているのかもしれません。
給料に関しては、
高給が欲しければ、高給が取れるサラリーマン・ウーマンになれば良い
ってだけの話しです。
スキルを磨いてキャリを上げれば、給料を上げることは出来ます。
もちろん、様々な努力をしなくてはなりませんが。
それに就活生は会社に入った後、しばらくは生産性が低いですよね。そりゃ経験ないので当たり前なのですが、生産性が低い人、未経験者に対して潤沢な給料を払ってあげられる会社はそうないでしょう。
なのでプロサラとしては、
給料に関しては自分で稼げるようになれ!稼げるようになったのに、それでも給料が低いと感じるなら、交渉した後に転職を視野に入れる!
と考えます。
問題は
•残業が多い
ですね。
かなり根深い問題です。
就活生の57%がブラック企業の条件に挙げているのに、
企業は34%しか挙げていない。
この差はなんなのか。
これだけを見ると、
これだけ長時間労働の是正や働き方改革が叫ばれているのにも関わらず、
2/3の企業は残業が多い事を問題視していない
と受け取れます。
これこそが、現代社会の問題なのではなかろうかと。
残業して当たり前、昔はサービス残業なんて言葉もなく、先輩が残業してれば自分も率先して残業したもんだ、もちろん無給で
とか
残業代払ってるんだから残業するのは当たり前
なんて考えが未だに残っているのかはわかりませんが、
結果として、心を病む人が多くなったり、過労死する人も出てくる。
すでに現代の問題として認識されていると思っていたワタクシが、まだまだ甘ちゃんでした。
効率よく仕事をして残業をせずに帰った人よりも、ダラダラと残業している人の方が給与が多くなる矛盾に気がついているのかいないのか....
なんにせよ、未だに残業が多いことに関して意識が低い会社が多いことにビックリです。
今回に記事もとても参考になりました。
相談者さんにアドバイスする際にも参考にさせて頂きます。
就活生も転職活動中の人も、自分にとっては何が許容できて何が許容できない条件なのかを見定めて、会社を探しましょう。
100%マッチする会社は99%ありませんが、貴方に合う会社が必ずあります!
就活も転職もご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
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略してプロサラの阿部でした!