メキシコ(グアラハラ)・20時。

ブックフェア2日目が終わった。
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日本から持ってきた数百冊の絵本は、明日以降の商談の分を残して完売。
スタッフの皆様が朝から頑張ってくださって、たくさんのお客さんに絵本が届いた。
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肝心の版権の方だが、昨日のウルグアイやパラグアイに続き、今日はペルーやスペインの話がまとまり、上手くいけばアルゼンチンも決まるかも。
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海外の出版社との交渉にあたってくださっているのは佐伯女史。

ブックフェアは今日までが一般公開で、明日からが(出版関係者のみの)本チャンだというのに、一般公開中に一般客をさばきながら、その横でゴリゴリに商談を成立させていた。

帰り際、「は~、これで安心して日本に帰れる~」と言っておられたので、目星を付けていた国は、ある程度、押さえられたのだろう。
「次はメキシコを攻めましょう!」と言ったのは佐伯女史で、そういえば、言い出しっぺの彼女には「言ったからには」というプレッシャーがのしかかっていたのだった。
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結果は残酷で、1時間経っても一人もお客さんが入らないブースもある中、ウチのブースには常に人が入ってきていた。
これは、今年4月におこなわれたボローニャ国際絵本見本市と同じ光景。
スタッフ一同、世界で戦える手応えは十分に感じている。
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ホームレス小谷は相変わらずで、3人中1人は、ホームレス小谷が絵本の作者だと思っている。
時々、サインを求められ、「え?僕のサインなんて要ります?」と申し訳なさそうにサインをしていた。
相手の目には、「とても謙虚な作家」と映っただろう。
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(サンタクロースを2で割った二人)

絵本『えんとつ町のプペル』は2年後に映画になる。
もし、日本でヒットしたら、そのまま海外での公開も考えられる。
その時に、映画が上映される国で、すでに絵本『えんとつ町のプペル』が売られていれば、各国の出版社の作業は「増刷」するだけでいいので、映画の公開に間に合わせられる。

狙うのは、そこだ。

絵本『えんとつ町のプペル』は「100万部売る」と宣言したが、それに加えて、「100ヵ国で売る」と宣言しておく。
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世界を獲りにいきます。
明日も頑張りまーす。



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