「毎年約250トンの植物を運ぶ仕事をやっていますが、クライアントの依頼ではなく自分がやりたくてやる仕事は今回が初めてです」
プラントハンターとして国内外から仕事のオファーがひっきりなし。多忙な西畠清順さんがどうしてもやりたかったプロジェクトが、世界一の生木のクリスマスツリーを立てるという気宇壮大なものだ。
「仕事で訪れた富山県の氷見で見つけたあすなろの木を、開港150年を迎える神戸のメリケンパークに立てることになりました。僕のキャリアの中でも一番の大物を扱うことになりました」
クリスマスツリーで名高いのは、かのニューヨークのロックフェラーセンターに毎年立てられる巨木。今回、神戸に鎮座するのはそれを上回り、全長は約30メートルにもなるという。
「僕の出身は兵庫。阪神大震災の被災者でもあります。あれからだいぶ経ちますが、震災のことを忘れたことはありません。御柱祭がいい例ですが、日本人は祭りや慰霊、鎮魂のときに大きな木を立てる風習がありますよね。あすなろの木がそういう役割を担ってくれたらと願っています」
世界一のクリスマスツリーはもちろん期間限定。12月2日から26日まで。ゆめゆめ見忘れることなかれ。
INFORMATION
「めざせ!世界一のクリスマスツリープロジェクト」
神戸市メリケンパークにて、12月2日~26日まで
http://www.soratree.jp/
(「週刊文春」編集部)
びっくりだニャ~! 文春が糸井の提灯持ちとは。 ロックフェラーセンターを上回るのは、神奈川の宮ヶ瀬のツリー。 御柱祭は、慰霊や鎮魂じゃない。デタラメなのは、すぐにわかるはず。
大きな木を運びた~い!凄い事した~い!という欲に、災害復興や鎮魂を絡めないで頂きたい。その結果、矛盾だらけのイベントの出来上がり。
イベント終了後このあすなろの木はバングルに加工される事が決まっているけど、その場で移動可能な大きさまで解体されるのかな。