元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏が24日、ジョッキーデビューを果たした。イギリス『BBC』が伝えている。

24日にイギリス・アスコット競馬場で行われたチャリティレースに出場し、ジョッキーデビューを果たしたオーウェン氏。4歳馬のカルダー・プリンスに跨り、デビュー戦にも関わらず軽快な走りを見せた同氏は見事2位でフィニッシュ。レース後、『BBC Radio 5 live』のインタビューで「このような経験ができて本当に良かった」として、騎手デビューの喜びを語った。

「安全で健全な家に帰るため、慈善事業のお金のため、そして経験を積むために私はレースに参加したんだ。自分の視野を広げることができた。体重は少し減ってしまったけどね。今回のような経験がポジティブなものになるように願っているよ」

見事なレースを見せたオーウェン氏だが、ジョッキーとしての人生はこれが最初で最後となるようだ。

「私は本当に馬や競馬が大好きなんだ。でも(体重を減らすために)ほとんど食事ができないのは辛かった。21日間で9kgしか食べていないんだよ。帰るときは片っ端からサービスエリア立ち寄るよ。そして気の向くままにいろんなものを食べようと思う」

「本当に楽しかった。もう一度やりたいと言ったが、私には4人の子供がいるんだ。これ以上自分の体を傷つけたくないよ」