イエメンのhothy連合支配地域の空港及び港(特にサナア空港、ホデイダ港サリーフ港)の封鎖解除が、イエメンおの人道危機の解決(とは言わないまでもその低減)に不可欠であるとして、国連及び関係国や諸団体が働きかけてきましたが、次のように要約、徐々に人道援助が届き始めた模様です。
・25日、190万のオーラルワクチン(ということはポリオ・ワクチンか?)を積んだ航空機がサナア空港に着陸した。
・26日、5000トン以上の穀物を積んだ民間船がホデイダに到着した
・26日世界食糧計画の船がサリーフ港に到達した。

他方、UNICEF(国連児童基金)の中東北アフリカ部長は、イエメンは児童にとって世界最悪の地域であるとして、1100万人以上の児童に早急に援助が届かなければ、人道危機が待ち構えていると警告した。
UNICEFの推計によれば、10分に一人の児童が、治療可能性のある病気で死んでいる由。過去2年半で5000名の児童が死亡したり大きな病気にかかった由。
さらに重大な問題は飢餓に迫られている児童の数が多い由
UNICEFとしては内戦中でも、イエメンで危険を冒して救援活動にあたっているが、人道危機を解決するためには早期の政治的解決が不可欠とした由
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2017/11/26/11-مليون-طفل-يمني-بحاجة-لمساعدات-عاجلة

イエメンの人道危機については、記憶もできないくらい国連や人道支援団体が、早期の政治的解決を求めていることを報告していますが、現実の動きは遅々としたものということでしょうか?