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ひだまりPはこう語った

ラブライブ!などの萌え系美少女アニメを見た感想をぐだぐだと語るブログ。

ラブライブ!サンシャイン!!2期 #8「HAKODATE」感想-勇気はルビィの胸に。

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だってほら…甘えたがりの妹みたいなあなたですものね❤

 

 ラブライブ!サンシャイン!!2期第8話の感想です。1期7話では「TOKYO

」だったところ、「HAKODATE」という衝撃のタイトルから、いよいよ皆様お待ちかねのSaint Snow回ですね。

 続きを読むからどうぞ!

 

 

 

 

 あらすじ。北海道に来た

 

 冒頭の吹雪のシーンではみんなのトラウマ、ラブライブ!2期#9「心のメロディ」がフラッシュバックしたという報告を放送後に多数Twitterで見掛けました。吹雪の中のミニスカ女子高生という状況のシュールさは健在で、ある意味今回のマルマル盛り盛りはあの回に対する皮肉もあるのかもしれないですね。

 

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 次回予告では誰かの妄想シーンかと予想されたマルマル盛り盛りですが、まさかの厚着だったというオチでしたね。

 

 トラウマメロディの件はひだまりPに関して言えば、2期3話が既に演出として心のメロディを想起させるもので耐性ができていたことや、前回2期7話がそれ以上のドツボ回であったことで心のメロディがラブライブシリーズワースト回を脱却していたこと、そして何よりタイトルからギャグ回が保証されていることからこの演出にあまり不安は覚えませんでしたね。まぁ、どうでもいいですが。

 

 

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ついに来た!

 

 誰だっけ阿佐ヶ谷姉妹だっけ?違うセイントスノーだ。

 

 ここでは果南やダイヤの少々敵意のある物言いが印象的でしたね。特に果南。2人の中ではまだ「可愛い後輩達を泣かせたいけすかないセイント野郎」なんでしょうね。

 確かに、2期8話で傷心の千歌達に畳み掛けるように「諦めた方がいいと思います」「ラブライブは真剣だよ!遊びじゃない!」「ダンスナウ!ダンスナウ!」と言い放った事は今でも擁護できません。

 ここで聖良は当時の発言を「Aqoursを動揺させるために言った」と自ら認めており、ライバル意識ゆえの発言だったと実質的に明かしています。これはひだまりP、良かったと思いましたね。彼女達は彼女達なりのプロ意識で、群雄割拠のスクールアイドル時代を生き抜く決意の元にAqoursをライバル視し、蹴落とそうともしました。一方で今はお互いを高めあっていける良き好敵手としてAqoursへの認識を改めていることを明かしました。

 その変化は、例えばちがっちが持ち前の妹あまえスキルで積極的にカラミに行ったり、或いは彼女たちがラブライブの大舞台に一度は出場して見識を広めたことによる心境の変化なのか。それとも元々こういう性格なのか。定かではないですが、ともかくちかっちにとってはもはや友達感覚になっているセイントスノーに対して残っていたわだかまりみたいなものをここで精算できたのは良かったですね。いいケツしてますね。

 

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Aqoursがここまで勝ち上がるなんて、シリませんでした。

 

あっちなみに今のはお尻のシリと「知りません」を掛けた…

 

 ほぼほぼ出来レースだと誰もが予想した北海道県予選。というか、前回大会ではセイントスノーの方が先に決勝進出を決めてたので寧ろ「まだだったの!?」という感すらあるところですが…まさかまさかの結果に。

 

ちょっと待って!?ライブシーンが入ってないやん!!

 

 セイントスノー敗退が分かって最初に思ったのは単純に「かわいそう」でしたね。いやラブライブに敗退したからかわいそうって言うのじゃなしに…単純にスカイプ通話越しの登場だったり、5話では新曲ライブがダイヤさんのガラケーでちょろっと流れただけという不遇扱いだったセイントスノーが今回やっと、やっと満を持してホームの北海道でライブを披露できると思ったら途中で転んで敗退ですからね、全カットですからね。かわいそスノーでしょこれ、しかもこれまた別の新曲じゃん!「DROPOUT!?」って何やねん視聴者の気持ちを曲名で代弁するんじゃねえ。

 

 壮行会もドタキャンして帰ってしまったセイントスノーを心配するAqoursですが、「会いにいかない方がいいのかな…」と気を遣う千歌に速攻で嬉しそうに同調するコミュ障代表の善子のキャラ立ち具合が好きですね。

 

 

 申し訳程度の観光名所函館五稜郭。ひだまりPも高校の修学旅行で行ったっきりですね。

 果南のあざとい怖がりのくだりは2話と同じなので、スルーで。

 

 

 大切なのはセルフコントロールですが、今回は食欲も自重もセルフコントロールできてない子が一名いますね。

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クソかわいい…クソかわいくない?

 

 ガチな話ひだまりP、今回はセイントスノー回に見せかけた黒澤姉妹回に見せかけた花丸回だと思うんですよね。HAKODATEHANAMARUってほぼ同じですもんね。いいんですよマルは、これくらい愛嬌たっぷりで。

 食っても食っても乳しか太らない、そんなわがままチートアイドルがHAKODATEの街で食い倒れるだけで1話作れてもおかしくはないですね。

 

 ここルビィちゃん何でナチュラルに知らない人の家の人の部屋ナチュラルに開けてんの!?黒澤家!教育!!ダイヤ!!!いやまぁトイレ借りようとして間違えたとかなんでしょうけど、あまりにも当たり前のように人の部屋覗きに行ってるのでツッコミが追いつかないですね。不法侵入ですよ不法侵入!

 

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最高~~~~~~~~~!!!

 

 何これDear穂乃果さんか?ラブライブ!の聖地、甘味屋がこれで3軒目ですね。穂むらはアニメだと和菓子屋ですが、元ネタになったお店はどちらかというこんな雰囲気が近いですよね。

 

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 はいこれェー!!!

 

 里亞に険のある言葉を投げかけられた時はそっちに目線やりつつもぜんざい食べる手を止めなかったマルが、善子の失言は敏感に感じ取って口に匙突っ込んででも止めてるの最高に仕事人って感じしますよね。こんな事言っちゃう善子の空気読めなさも悪魔的ですが、この手の善子の失言をアニメ1期から数え切れないほど止めてきたのは毎回花丸ですし、考えてみれば2期2話でダイヤさんがお風呂で立ち上がった時に大事なところが見えないようにシャンプーのボトルを移動させて隠したり、1期ではルビィちゃんがスクールアイドル部に入る勇気を出させるために自分から仮入部してみたり、今完全に紹介するエピソードの順番間違えた気もしますけど、ともかくいつも目立たないところで常にいい仕事をしているのが花丸の持ち味なので、そこがまた表向きの食い倒れ鈍重キャラとのいいギャップを生み出していると思いますね。戦隊ヒーローの黄色ポジションを忠実に全うしている感じですね。

 

 善子の失言に対する聖良の「良いんですよ、ラブライブですからね。」という発言何がラブライブなのか分かんなくてシュールですが。ラブライブだから万全のコンディションに調整できなければ厳しい結果になるのは当然という意味なのか、あるいはラブライブは厳しい世界だから結果を出せなかった自分たちの不甲斐なさを善子みたいな小物にイヤミっぽく言われてもしょうがないという意味なのか、たぶん「良いんですよ」の文脈は後者ですが、その後に「ああいうこともあります。」と続いてるのでラブライブからのくだりは前者の意味という気がしますね。

 この発言、ラブライブ!アニメ信者の便利ワードっぽくて初見時はなんか笑ってしまいましたね。

 

 

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って、ほんとにラッキーピエロだ!!!

 

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ここだ!??!?!?!?!??!?

 

 まさかのひだまりP、聖地巡礼でした。うん、これ行ったの5年前ですね。当時はラブライブ!のラの字も知りませんでしたが、何となく見覚えあると思って写真開いたらドンピシャでした。流石のひだまりPも千歌っちばりに「奇跡だよ!!」って叫んでしまいましたね。

 

 

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いっぱい食べる君が好き。

 

  ハンバーガーは、あのエリーチカのキャラ付けにも一役買ったラブライブ!の重要アイテムですからね。

 

 ラッキーピエロは、ひだまりPも一回しか行ったことない上に5年も前なのでそんなに詳しく語れないですが函館にあるご当地ハンバーガーチェーン店で、ひだまりP的にはあのさわやかと並んで死ぬまでにもう一度行きたいご当地グルメの二大巨塔です。

 一度行った時は一番人気のチャイニーズチキンバーガーを注文したのですが、クソでかい甘辛の唐揚げ(?)がゴロッと数個挟まっていて味は美味かったとしか覚えてないですが、とにかくボリュームが凄かった。マルが持ってるハンバーガーは流石に誇張して描かれてますが、ボリューム感という意味ではあまり間違ってない気がしますね。うわぁ。行きてぇ。函館また行きてぇ。行きてぇじゃなくて絶対行こう。春になったら函館行こう。絶対行こう。沼津もう一回行くつもりだったけど先に函館行こう。絶対行きます。北海道は遠いのがネックですが、色んなもの食いまくるだけで観光としてのノルマは達成できるので気楽なのも良いところですね。絶対函館に行く。今日言いたかったことはこれだけです。

 

 

本編への言及に戻ります。

 

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千歌「何もやめちゃうこと無いのに……」

 

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 せーのっ、

 

 

 

お前が言うなーーー!!!!!

 

 おまえっ…バッ…千歌ァ!オタク並の手のひらくるりんMIRACLEやめろや。お前前回ラブライブの予選通過しといて前回学校が廃校になっただけであやうく全員一致でラブライブ出ない選択に着地しかけてたでしょ。「私今はラブライブなんてどうでもいい!」ってなりかけてたでしょ。何なのちかっちの中ではもう、7話は無かったことにされてるの?そういう訳に行かないんだよ…

 

 

 

 

 ここほんとに可哀想ですね。いや、誰か席詰めてあげるか3人×3で座れば良くない?これ入店して座った時どんな感じだったんだよ。「えっ?ちょっとウェイウェイ、私は?」ってなったでしょ鞠莉さん。

 

 

 

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里亞さんに何か言われたんですの?

うぅん、ただ(じゃおかないって言われた)…

 

 卒業問題。これからラブライブ決勝の舞台に上がって、3年生の卒業と同時に終わりを迎えてもAqoursが今のAqoursとして活動した期間はたったの半年あまり。時間が長いか短いかは関係ないかもしれませんが、少なくともルビィにとってだけは、もっと前からです。そう、ダイヤさんが2年前にスクールアイドルを一度は諦めた日から。

 ルビィがどんな気持ちでお姉ちゃんを待っていたのか、それは本人にしかわからない事ですが、2期2話や3話の衣装作りのくだりから、その想いの一端を察することはできます。2年間、大切なお姉ちゃんの気持ちを慮りながらいつか一緒にスクールアイドルをやれる日を夢見てきたルビィにとって、ダイヤさんと一緒にAqoursでいられた期間はあまりにも短い

 Aqours3年生の卒業に対して、ルビィ単独でのこういうエピソードを出してくるスタンスは大いに支持したいですね。何もμ'sの2期11話のくだりをもっかいやる必要はない。3年生は卒業し、学校は廃校になる。そのことに対する想いの形や大きさ、そしてその後どうするか。考えていることはきっと1人1人違うはずです。皆こうであるべきという正解はありません。

 

ルビィ「でも、あんなにスクールアイドルに憧れていたのに、あんなに目指していたのに…!もう、終わっちゃうなんて…」

 

 ルビィは、まずそこなんですよね。

 1期4話でも、花丸に対して「花丸ちゃんは、ルビィと同じくらいスクールアイドルが好きなんだって思った」という旨の発言をしています。ルビィちゃんは自分自身の「大好き」という気持ちの隣に容易に並べるほどに、他者の気持ちを汲み取って思いやることができる子なんですよね。

 1期ブルーレイを買うと読めるスクールアイドルダイアリーの名エピソードのひとつ、「箱入り娘の未来。」にもルビィのこういった面は描かれていました。ダイヤさんはルビィがまだ甘えたがりの幼い妹だと思っているけれど、勿論それも大いにあるんですけどでも。ルビィはダイヤさんが驚くほどに自分の周りの人をちゃんと見ていて、全力でその気持ちに寄り添おうとするんですよね。

 …アニメ1期でのダイヤさんのキャラはお世辞にも褒められたものじゃなかったので、ひだまりPも「箱入り娘の未来。」を読んでどうしてアニメでこれができなかったのかとやり場のない気持ちを抱いていたんですが、まさか2期でルビィ側の視点からこの名エピソードに被せるかのようなシーンを見せてくれるとは完全に良い意味で予想を裏切られましたね。ダイヤさんが2期に入ってからは1期2話とか1期10話みたいなアホな暴走行為をしていないのも、ひとえにこのシーンの為だったのかもしれません。

 

 「わたくしは十分、満足していますわ。」ここのちょっと震える声、素晴らしい名演技ですね。ダイヤさんの、心からの本音であることが伝わってきます。「そして何よりルビィと一緒にスクールアイドルをやることができた…!」ここも感動ポイントのはずでしたが、某CDドラマの「人の力は弱いもの、特にルビィの力は弱いもの…!」のくだりを思い出してしまい逆に笑ってしまいましたね。不覚。

 

 

ルビィ「お姉ちゃんの背中を見て…」

俺「(うん、うんうん…)」

ルビィ「お姉ちゃんの息を感じて…」

俺「(うん…?)」

ルビィ「お姉ちゃんと一緒に汗をかいて…♡」

俺「(ルビィちゃん?)」

 

 茶々を入れるシーンではないのは十分承知しているんですが、まぁその、ルビィは素直で純粋だからね。他意もヒラメも無いんですよ。

 

ルビィ「ルビィを、置いて行かないで…」

 

ダイヤ「………大きくなりましたわね。」

ダイヤ「それに、一段と美人になりましたわ。」

 

 ダイヤさんがお嫁に行くみたいですね。

 

 ルビィちゃんが甘えん坊の弱さをさらけ出す事ができるのもお姉ちゃんだから。それに対するダイヤさんは…ルビィの気持ちを受け止めつつ、どうするとは言わない。ただ、妹ルビィの成長を心から喜んでいることは十分に伝わってきますね。1期10話と同一人物だと誰が信じるでしょうか。

 ここもちょっとだけLanding action Yeah!!のルビィソロパート思い出して笑ってしまったのは内緒です。

 

 

 

千歌「だって…生まれた時からずっといるんだよ。お姉ちゃんって。」

 

 あっ、そういえば千歌っちにもお姉ちゃんいたんだね。(忘却の彼方)

 

 千歌の独白、1期3話のファーストライブの時のエピソードですね。黒澤姉妹と高海姉妹、性格はずいぶん違いますが、その奥にある気持ちはどちらも共通しているのかもしれないですね。

 千歌の言うように、普段はあまりにも自然すぎてそんなことを意識しないけど、辛い時や不安になった時にはただそこにいるというだけで自分の気持ちも悩みも分け合えるような気持ちになる、弱いところを安心して出せる、そんな存在。それはルビィにとってのダイヤも、千歌にとっての美渡も同じなのかもしれません。千歌っちの語る「あぁ、美渡姉だ…」という想いは、本当に「美渡姉だ…」って思っただけなんですよね。

 

 しかしながら、まさか高海姉妹についても言及があるとは思いませんでした。

 

 なんということでしょう、思い起こせば2期4話のダイヤさん回は「ちゃんとする」ということが重要なキーワードになっていました。これは、2003年にリリースされた姉萌えゲーの名作姉、ちゃんとしようよっ!をオマージュしているのではないかとひだまりPは妄想していましたが…

 その考えに基づくならば3組のお姉ちゃん」に言及したこの8話は同2003年発売の名作姉萌えゲー「お姉ちゃんの3乗(おねえちゃんきゅーぶ)」をテーマ的にオマージュしているということが考えられます。監督が姉萌え属性エロゲーマーであることにまず疑いはないでしょう。スクフェスだってエロゲみたいなもんですからね。(出典

 後者の主題歌「キューブ de おねえちゃん」は、姉萌え電波ソングの傑作と名高い名曲なのでぜひ聴いてみて欲しいですね。ただフルバージョンがプレミア付きすぎてて手に入らないんです。よくあることですが。

 

 

 

 話が逸れましたね。

 

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ダイヤさん、めっちゃ美人ですね。(小並感)ここの髪のハラハラ感とか作画気合入りすぎじゃないですか?ひだまりPはダイヤさん推しなんですよ。

 

 ルビィの成長を心から喜んでくれる、ダイヤさんの気持ちを知ってルビィは里亞に話をしに1人セイント屋に向かいます。…ここで言及された、1期4話でダイヤさんにスクールアイドルがやりたいと言った時のルビィも、友達である花丸の想いと勇気に背中を押されたからでした。ただし、このどちらも、ルビィは人に助けて貰って行動しているということではありません

 上述したように、ルビィは大切な人の気持ちを自分の気持ちと同じように汲み取り、思いやれる子です。だからこそ、その人の気持ちが自分に向いていると知った時、彼女は普段のオドオドした態度からは想像もできない勇気でそれを行動に移せるんですね。それがルビィちゃんのかがやきオブアイドル、勇気はどこに?ピギィの胸に!です。

 

ルビィ「ルビィにも、ちゃんりあと同じでお姉ちゃんがいて…」

里亞「黒澤ダイヤ

ルビィ「知ってるの!?」

 

 なんで知らないと思ってたの!?いやでも、アレか。聖良はよく調べていても、里亞はAqoursにも他のスクールアイドルにも興味ゼロのつんつんツインテだとひだまりPも思ってたかもしれない。

 

 大好きなお姉ちゃんの事なら一歩も引かないルビィちゃん。そしてそれは里亞も同じ。ダイスキだったらダイジョウブだよ。

 「バク転できないでしょ?」は流石に笑ってしまいましたね。果南の意見を聞くまでもなく日本舞踊とバク転のどっちがスクールアイドルっぽいかと言えばまぁお察しですが、こうやって見るとやはりダイヤさんってアニメでのアホ行為や人望の無さを差っ引いても世間的に見ればまだ良家の完璧お嬢様と呼べる人物であるので、もっと胸とかお尻とかアピールポイントがいっぱいあっただろうにバク転だけで引き合いにだされる聖良さんが若干気の毒ではありましたね。

 

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 そういえば、これは言われて気づいたんですけどバク転といえばAqoursも千歌っちが東海地区予選決勝でバク転を取り込んだ振り付けを決めているんですよね。今回セイントスノーはダンス中に転倒してしまったことが仇となってラブライブに敗退してしまったわけですけど、実は一歩間違えばAqoursがそうなっていてもおかしくはなかったと。あぁ、そういえば善子が「一歩間違えば私たちも~」って言ってたのそういうことだったんですね。てっきりアレ、前回の廃校メンヘラ化ラブライブ辞退問題のことを指しているのかと気にも留めてませんでした。

 2期6話の記事で書いたように千歌っちがバク転を本番で決められたのはそうなるべくしてなった必然であり、あの時点で失敗ルートの分岐を全く考慮していなかったですが、現実に即して考えれば勿論失敗して最悪の結果に終わっていた可能性もありましたね。

 

 

 

  まぁそれはそうなんですよね。里亞ちゃん、ヘタすると第二の矢澤にこになる可能性すらあるところ。ツインテですしね。

 

 

ルビィ「じゃあ、最後にしなければ良いんじゃないかな!」

 

 ルビィ…輝きすぎでしょ今回ルビィよぉ…

 

 浦の星女学院も、そしてお姉ちゃんのいるAqoursも。どちらも避けようのない最後を迎えようとしている黒澤ルビィその人の口からこんな言葉が出て来る。その考えが、その心が。本当にもう、スクールアイドル、イズ、輝きだ………!

 

ルビィ「歌いませんか?一緒に曲を。お姉ちゃんに贈る曲を作って、この光の中で…もう一度!」

 

 もはやSUNNY DAY SONGだ。突き抜けたなぁ、今回。黒澤ルビィ。ルビィちゃんの勇気と輝き、しっかりと受け取りました。

 

 

 最後にまとめです。

 

 文句なしの神回。神回とはこうあるものだという神回でした。シリアス要素もありながら話をそこまで重くしないために函館というグルメの街で奔放に食いまくる花丸がコミカルに描かれながらも然るべきところでは役割をこなし、ギャグとのバランスをしっかり取れていました。

 セイントスノーとAqoursの共通項である「姉妹」という要素を掘り下げていった方針は素晴らしく、その中で黒澤ルビィと鹿角里亞に共通するスクールアイドルとしての姉の喪失という点を共有してポジティブな目標に持っていけたこと、そしてそこに至るまでにルビィの姉ダイヤに対する本音と想いが明らかになり、ダイヤもルビィの成長した姿を認めて自分の本音を明かした。それがルビィの勇気になり、これまでの経緯を考えれば足がすくんでしまうような里亞相手にもルビィにしか分からない共感をもってして打ち解けられました。また、千歌の過去エピソードにも触れることで今回のテーマである「姉妹」について、根底にある「姉」という存在そのものへの認識が共通であるということが分かりやすくなっています。

 上で述べたように今回貴重なライブシーンをフイにされてしまったセイントスノーさん達にはメタ的な同情をしてしまいますが、一方で1期であった聖良とAqoursのわだかまりを解消するやりとりがなされ、頑固者で姉以外の人を寄せ付けないイメージであった里亞のキャラクターについても掘り下げが行われたことで一気に株が上昇しましたね。

 

 

 

 

トゥデーイ チカキンズ ポイント。

ドゥルルルルルルルルルル………

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100点(ワン ハンドレーット)!!!

 

\イェー!/\フゥー!!/\ハラショー!!/\ラブアローシュート!!/

 

 

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Coming Soon...