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1563話
レイが黒水晶に近づいていくのを見ていたエレーナ達だったが、黒水晶がどのような存在なのかが分からない以上、好きに動く訳にもいかない。
特にレイから聞いた話が正しいのであれば、黒水晶は巨人達を生き返らせるようなことすら可能なのだ。
それがどのような理論で行われているのかは、ここにいる誰もが理解は出来なかった。
……もっとも、ここには錬金術師がいないのだから、マジックアイテムについての詳しい理論は分からなくても当然かもしれないが。
ただ、レイが向かっている黒水晶が本当にマジックアイテムなのかどうかというのは、それを見ている者にとっては純粋に疑問だった。
そもそもの話、エレーナ達の視線の先にあるのは、あくまでも水晶……鉱物のようにしか見えない。
もしマジックアイテムなのだとしたら、もっと人の手が入っていてもおかしくはなかった。
そんな疑問を抱いている中……やがて、レイがそっと黒水晶に触れる。
「……何も起きない?」
レイが黒水晶に触れれば、何らかの変化が起きるのでは? と、そう思っていたエレーナだったが、予想外なことに、特に何か起きている様子はない。
本当に、ただレイが黒水晶に触れているだけだ。
「どうなっているのかしら。もしかして、黒水晶には何かの意思があって、レイのことを怖がってるとか?」
半ば冗談交じりにヴィヘラが呟くが、黒水晶の持つ特殊な能力を考えれば、それは必ずしも否定は出来ない事実なのだ。
他の三人もそんなヴィヘラの言葉を即座に否定出来ない辺り、黒水晶に対して不気味さを感じているのだろう。
レイが黒水晶に触れ、十数秒……それだけの時間が経っても、レイは全く動く様子を見せない。
やがて痺れを切らしたのか、エレーナが叫ぶ。
「レイ、どうなっている!?」
そう叫んだエレーナだったが、レイがその声に反応する様子はない。
「もしかして、聞こえてないとか?」
「あのね、ヴィヘラ。この場所からレイの場所まで距離はそこまでないでしょ。それに、巨人がいれば暴れ回って……という可能性もあるけど、それもないし」
マリーナの言葉に、ヴィヘラはたしかにと頷く。
だが同時に、ならば何故自分達の声がレイに聞こえないのかと、そう疑問に思う。
それはヴィヘラだけではなく、他の面々も同様だったのだろう。
どうする? とお互いに視線を合わせ……最初に口を開いたのは、ヴィヘラだった。
「精霊魔法で、ちょっとレイに聞こえるように声を届けてみるわ。……地下だから、風の精霊はあまり多くないんだけど」
マリーナが使えば、半ば万能と呼ぶに相応しい能力を発揮する精霊魔法だが、それでも当然のように欠点もある。
例えば、砂漠で水の精霊魔法を使おうと思っても、オアシスのような場所の側でなければ精霊魔法を使うのは難しい。
勿論、朝方になれば砂漠であっても多少の水分はあったり、水筒の水があったり……と、全く使えない訳でもないのだが……当然のようにそのような場所でいつもマリーナが使っているような強力な精霊魔法は使えない。
砂漠で津波を起こすような魔法を使う……といった物語もあるが、それはそれだ。
少なくても、今のマリーナにそのような真似は出来ない。
同時に、風の流れが少ない地下施設でも、砂漠で水の精霊魔法を使おうとする程には難易度が高くなくても、それなりに難易度が高くなる。
「それでも、出来ない訳じゃないんでしょう?」
ヴィヘラの言葉に、マリーナは笑みを浮かべて頷く。
マリーナなら出来ると、そう確信しているようなことを仲間に言われ、それを否定するようなことはマリーナには出来なかった。
「分かったわ。ちょっと待ってて。試してみるから」
そう告げ、風の精霊に語り掛ける。
するといつも地上で使っている時と比べると、かなり弱い感触ではあったが、それでも何とか風の精霊に頼むことに成功する。
「レイ、聞こえている? レイ。どうしたの? 何かあったの? 黒水晶に触って、全く動かなくなったけど。私の声、聞こえてる?」
マリーナの呟く声が、レイの耳元に届く。
当然マリーナ以外の者達は、それが本当に聞こえているのかどうかは分からない。
だが、それでもマリーナの精霊魔法がどれだけの威力を持っているのか。それを理解しているが故に、特に心配をする様子はない。
……ただ、問題なのはマリーナが何度声を掛けても、黒水晶に触れているレイに全く動きがないことだろう。
黒水書に触れたことにより、何かの極度に集中しているにしても、何の反応も示さないというのはおかしかった。
「聞こえている筈なのに、全く反応がないわ。……どう思う?」
「そう言われてもな。こうして遠くから様子を見ていてもどうしようもないのであれば、それこそ私達自身が直接レイの近くまで移動して、声を掛けるしかないのではないか?」
エレーナの言葉に、ヴィヘラも同意するように頷く。
不意にそんなヴィヘラの身体を突き、ビューネが手に持っていた小石を見せる。
「ん!」
「……これを投げて、様子を見ろってこと?」
「ん」
付き合いの長いだけに、ヴィヘラはすぐにビューネが何を言いたいのか理解したのだろう。
だが、その小石を渡されても、困ったように他の仲間達に視線を向ける。
「どう思う?」
「そう言われても……やるだけやってみてはどうだ? 勿論、本当に敵を攻撃する時のように強く投げるのではなく、レイが何か当たったと気が付くような速度で」
エレーナの言葉に、マリーナは渋々と小石を手にする。
もし小石を投げて、それがレイの邪魔になってしまっては? と思わないでもなかったが、それでも今の膠着した状況をどうにか出来るであれば……と、そう思った為だ。
「いい? 投げるわよ」
その言葉に皆が頷いたのを確認し、ヴィヘラは手首の動きだけで小石を投擲する。
これが敵に対しての攻撃であれば、それこそ力を込めて投擲するのだが、今回は別に攻撃するのが目的ではない。
取りあえず、レイに小石が届けばそれでいいのだ。
そうして飛んでいった小石は、無事にレイに届き、頭部に当たる。
もっとも、ドラゴンローブのフードを被っている状態なので、直接レイの頭に当たった訳ではなかったが。
『……』
小石を投げたヴィヘラを含め、全員が息を呑んで状況を見守る。
だが、まるでそこにいるのは石像か何かだとでも言いたげに、レイが動く様子はない。
全員が沈黙したまま、更に十秒程が経ち……
「どうなってると思う?」
小石を投擲したヴィヘラが、誰にともなく尋ねる。
だが、それに答えられる者はおらず、ただ沈黙のみが周囲に満ちた。
しかし……いつまでもこのままにしておく訳にもいかないだろうと、やがてエレーナが口を開く。
「取りあえず、いつまでも私達がここでこうしていても意味はないだろう。こうなってしまった以上、私達も階段から下りて地下五階に移動してみてはどうだ?」
「そうね。声を掛けても、小石をぶつけても反応しない。とてもじゃないけど、普通の状況には思えないわ。……となると、やっぱりレイの近くで直接声を掛けてみた方がいいわよね」
マリーナもエレーナの言葉に同意し、全員が階段を下りていく。
「こうなると、やっぱり巨人を全て倒しておいてよかったわね。……もっとも、出荷したばかりでこんなにいるとは思わなかったけど」
「そうね。もっとも、私は十分に戦えたから、それでよかったけど。……ただ、出来ればもっと強ければ、言うことはなかったのに」
満足しながら、それでも若干不満そうな様子を見せるヴィヘラ。
そんなヴィヘラに、エレーナとマリーナは小さく笑みを浮かべる。
ビューネはヴィヘラのそんな態度はいつものことだと、特に表情を変える様子はなかったが。
お互いに会話をしながら、それでいてレイに何か少しでも動きがあれば、すぐにでも理解出来るようにと注意を払うのを忘れない。
そのようにしながら階段を下りていき、やがて地下五階に到着する。
だが、当然のように周囲には何もなく、ただ黒水晶とレイがいるのみだった。
「……こうして見ても、特に何かあるようには見えないわね」
「そうね。ヴィヘラの言う通りだと思うけど……そうなると、やっぱりあの黒水晶が影響してるのは間違いないと思うわ。……行ってみましょう」
その言葉に、全員が頷く。
そうして一歩、また一歩と黒水晶に……正確にはその黒水晶に触れたまま動きを止めているレイに向かって近づいていく。
だが、結局レイのすぐ側……それこそ手を伸ばせば触れられる距離まで近づいても、レイにも黒水晶にも全く何か動く様子はない。
「ここまで来ても何もなし、か。……さて、どうしたものやら。このままレイに触れてもいいと思うか?」
「どうかしら。多分駄目だと思うけど、一応声を掛けてみましょう。精霊魔法では駄目だったけど、肉声なら……という可能性もあるでしょうし」
マリーナがそう言うと、全員が間近で声を掛ける。
「レイ、どうしたのだ?」
「レイ、何かあったの?」
「レイ、早くこっちを見てよ」
「ん!」
そう声を掛けるも、当然のようにレイが目覚める様子はない。
「肉声でも駄目な以上、残ってる手段は多くないけど……やっぱり直接触れてみる必要があるわね。誰がやる?」
「私がやろう」
マリーナの言葉に即座にそう口を開いたのはエレーナだった。
ヴィヘラも当然のように立候補しようとしていたし、提案したマリーナも自分がレイに触れようと思っていたのだが、それよりも早くにエレーナがそう告げたのだ。
そんなエレーナを見て、マリーナとヴィヘラはお互いに視線を交わし……やがてお互いに小さく頷くと、数歩後ろに下がる。
レイのことを心配はしているが、仲間としてならともかく男としては見ていないビューネも、そんな二人に続くように下がる。
自分以外の三人が後ろに下がったのを確認すると、エレーナはそっとレイに手を伸ばす。
自分が馬鹿なことをしているという自覚はあった。
得体のしれない黒水晶に触れ、動きを止めたレイ。
そんなレイに触れるということは、自分もまた黒水晶に何らかの被害を受ける可能性は皆無ではないのだから。
だが、それでも……それでも、レイを助けるという行為を他人には譲りたくなかったのだ。
それが下らない女としての見栄や嫉妬による行動だというのは、エレーナにも理解は出来る。
今は貴族派として動くことが必要なので、レイと共に行動することが出来ていた。
しかし、それはあくまでも今の状況ではの話であり、このレーブルリナ国での一件が終われば、また自分はレイと離れて行動しなければならなくなってしまう。
勿論、レイと別行動していても、対のオーブを使って毎日……とまではいかないが、それでも数日おきにはレイと話している。
それでも、やはり直接レイと共に行動するマリーナやヴィヘラを羨ましいと思ってしまうのは当然だった。
「レイ……レイ?」
自分の中にある思いを自覚しつつ、エレーナはレイの着ているドラゴンローブにそっと手を伸ばす。
その手がドラゴンローブに触れた瞬間、もしかしたら何かがおきるかもしれない。
そう思っていたエレーナだったが……実際には特に何もなかった。
エレーナの手の中にあるレイの身体の感触は、まちがいなくそこにある。
レイに触れたことで何かが起きるとは決まっていなかったが、それでも本当に何も起きなかったということに、エレーナは疑問と、少しの不満を抱く。
「エレーナ、どう?」
レイに触れているエレーナにそう尋ねるヴィヘラだったが、エレーナは首を横に振る。
「駄目、何も反応がないわ。……どうなっていると思う?」
「それが分からないから、こうして困ってるんでえしょ。……マリーナ、精霊魔法でどうにかならない?」
「あのね、精霊魔法はそうなんでも出来るようなものじゃないわ」
呆れたように、ヴィヘラにそう告げるマリーナ。
そんな二人の声を聞きながら、エレーナは再び黒水晶に触れているレイの身体を揺らす。
「レイ、レイ……っ!?」
その瞬間……本当に何が切っ掛けとなったのか、エレーナには理解出来なかったが、不意にレイの身体から大量の魔力が離れて、その魔力がレイの身体に纏わり付くと、やがて深紅の魔力と化す。
それが何なのか、エレーナは当然のように知っていた。
炎帝の紅鎧。レイの持つスキルの中でも極めて強力な攻防一体のスキルだ。
だが、炎帝の紅鎧が発動したにも関わらず、レイに触れているエレーナには火傷の一つも存在しない。
いや、それはエレーナだけではなく、近くにいるマリーナ達も同様だ。
そうして、いきなりのことに驚いているエレーナ達の目の前で、深紅の魔力によって浸食され……黒水晶は欠片の一つ、炭の一つも残さず、完全なまでに消滅させられるのだった。
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