仮想通貨「ビットコイン」の国内取引所での価格が11月26日、100万円を突破した。27日午前9時40分現在、105万円前後で取引されている(国内最大の取引所・bitflyerより)。1月には11万円前後だったビットコイン価格は、1年弱で約10倍に高騰した。ビットコインは「バブル」という指摘もある一方、値上がり期待から投機マネーの流入が続いている。
ビットコインは、新たな派生コインが生まれる「分岐」が起きるたびに価格が高騰している。分岐後、ビットコイン保有者に新コインが割り当てられる可能性があるためだ。8月には「ビットコインキャッシュ」が、10月には「ビットコインゴールド」が、11月には「ビットコインダイヤモンド」が誕生。そのたびに価格が急騰してきた。
また、世界最大のデリバティブ取引所・米CMEグループ(シカゴ・マーカンタイル取引所)が10月31日、ビットコイン先物を年内にも上場させると発表したことも、投機マネーを呼び込んでいるようだ。
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