テレビ東京「池の水ぜんぶ抜く」で生まれ変わった習志野市の森林公園に新たなカワセミが飛来
池の水を抜いて、そこに生息する生き物や池底など、知られざる一面を紹介するテレビ東京系の人気バラエティー「池の水ぜんぶ抜く」。その第5弾が26日(後7時54分)に放送された。6月放送の番組第3弾で、千葉・習志野市の森林公園の池の水を入れ替え、その後、池にカワセミが戻ってきた様子をスポーツ報知が報じて大きな話題になったことが報告された。
ロンドンブーツ1号2号・田村淳(43)は「本来は、こういった追跡取材は我々がやることで、スポーツ報知さんがいなかったら、(知らずに)伝えられなかった」と言い、ココリコ・田中直樹(46)は「(これからも)抜いた後(の事後報告)は、スポーツ報知さんにおまかせ…というのは」と提案した。
そこでスポーツ報知では、さらに11月20日に森林公園の池を取材。先住のカワセミとは別のカワセミがさらに飛来していることを確認した。
先住のカワセミはくちばしの色から見てメス。飛来したカワセミの性別は確認できなかった。
突然だった。「チーチーチー」とカワセミの鳴き声が聞こえた。いつもの枝でエサを狙っていた先住のカワセミは鋭く反応、池の東側にまっすぐ飛んだ。そこには確かに別のカワセミが飛来していた。明らかに追い払った様子で2羽のカワセミが木の間を飛んで抜けていくのが見えた。その後メスのカワセミは池に戻ったが同じことが2度確認された。
縄張り意識が強いとされるカワセミ。繁殖期にはオスがメスに獲物をプレゼントする行動も見られるという。
習志野市の11月15日号の広報紙は表紙にエサをくわえたカワセミがはばたく写真が使われている。市内の実籾本郷公園や「ラムサール条約登録湿地」の谷津干潟でカワセミの姿が見られるという。番組では、静岡大講師の加藤英明氏が「カワセミは水が濁っている所には飛来しないんですよ」と解説していた。
スポーツ報知では今後も「池の水―」のその後を取材していく。
※スポーツ報知HPではカワセミの動画も公開中!