マイナスイオンを求めて近郊の海の町へ

我が家から車で南下すること1時間弱のところにAnzio ( アンツィオ ) という小さな港町がある。

ローマに入荷する魚のほぼ半数のシェアを占めるのがこちらの町。当然、新鮮な魚が頂ける。

朝早い時間に来ると競りがあるらしく、魚を買い求める人たちで賑わうとのこと。

それにしても今日は風が強く、海も大荒れだった。

明日が月曜で本当によかった。

こんな天気の翌日は、まず良い魚が入荷しない。

そして月曜は魚屋の定休日である。

ローマ皇帝きっての暴君と名高い、ネロ皇帝。

2人の妻や母親を殺害 ( その方法がかなり残虐だったとのこと ) したことより、その”暴君度”を首位に高めている。

そんな彼、実はAnzio 出身とのこと。

今日は見に行かなかったが、展望台には彼の像があるらしい。

今日に限らず、きっと行くことはないかな。笑

( 私は自分の好き嫌いにかなり忠実な人間である )

実は今日は行きたいレストランがあったのだが、、、

出がけに急遽、義理の両親も一緒することとなってしまう。

一緒に出掛けるのはしょっちゅうでそれ自体は全く構わないのだが、今日は少し嫌な予感が的中してしまう。

私が好みとする小洒落たレストランを義理父は好まないのである。

元々少食な私は、見た目にも美しく美味しいものを少し頂けたらそれで満足。しかし80を過ぎた義理父は私とは真逆で、見た目などどうでもよく、お皿にがっつりと盛られてくる所謂”庶民派パスタ”を好むのである。

義理父を崇拝している夫の意向により私の希望は見事に打ち消され、義理父好みのレストランへ行くこととなってしまう。

➡️あまりのショックに、今日は食べログ写真はゼロである。

私が好きなレストランは、

➡️ ローマ街中のミシュラン星付きレストランで優雅ランチ
https://ameblo.jp/tsugumi-hiraga/entry-12313171146.html

星付きレストランではなくても、もちろん好きなお店もある。お値段も良心的な tre zucche は、とっても美味しいお皿に混じり、たまにあれ？というお皿もあったりするが、そのコストパフォーマンスを考えると、美味しいお皿のみで十分に心が満たされる。

こんな前菜から始まり、、、

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こんなプリモが出てきたりして、

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セコンドは更に、

  ↓              ↓

締めのドルチェは少し見た目の美しさに物足りなさを感じたりもするが、、、

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 ちなみにAnzio にはまた来週出直すこととなる。

もちろん義理の両親にはご遠慮頂き、今度こそ

私の好きなレストランをじっくりと堪能させて頂くつもりである。 

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