大飯原発再稼働 経産相が県知事と会談 知事は27日にも判断か

大飯原発再稼働 経産相が県知事と会談 知事は27日にも判断か
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関西電力・大飯原子力発電所3号機と4号機の再稼働をめぐって、世耕経済産業大臣は、26日福井県の西川知事と会談し、福井県が再稼働の条件として具体化を求めてきた使用済み核燃料を一時保管する「中間貯蔵施設」の設置に向け、国として積極的に取り組む考えを示しました。
福井県の大飯原発3、4号機について、関西電力は来年1月中旬以降の再稼働を計画していて、これまでに地元のおおい町と福井県議会が再稼働に同意し、西川知事が、再稼働に同意するかどうかが焦点となっています。

こうした中、世耕経済産業大臣は、26日大飯原発を視察したあと福井県庁で西川知事と会談しました。

この中で世耕大臣は、福井県からの要請などを受けて、国として原子力の必要性を国民に理解してもらうため全国各地で説明会を開いてきたことや、関西電力が計画している「使用済み核燃料」を、一時保管する「中間貯蔵施設」の設置に向け、積極的に取り組む考えを説明したうえで再稼働への同意を求めました。

これに対し西川知事は、「中間貯蔵施設」について、福井県外での設置を着実に進めるよう改めて求めたうえで、大飯原発3、4号機の再稼働について、「おおい町や県議会の意見などを踏まえて、県民から信頼の得られる判断をしていきたい」と述べました。

西川知事は27日にも再稼働に同意するかどうかの判断を示す見通しです。

経産相「地元に説明できた」

会談のあと世耕大臣は、「今回の視察を通じて原発の安全対策が進展していることを確認するとともに、西川知事をはじめ福井県民の皆様に大飯原発3、4号機の再稼働を進める政府の方針を改めて説明することができた。使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設の設置については、電力事業者の共通の課題なので、国としても積極的に関わっていきたい」と述べました。

大飯原発再稼働 経産相が県知事と会談 知事は27日にも判断か

関西電力・大飯原子力発電所3号機と4号機の再稼働をめぐって、世耕経済産業大臣は、26日福井県の西川知事と会談し、福井県が再稼働の条件として具体化を求めてきた使用済み核燃料を一時保管する「中間貯蔵施設」の設置に向け、国として積極的に取り組む考えを示しました。

福井県の大飯原発3、4号機について、関西電力は来年1月中旬以降の再稼働を計画していて、これまでに地元のおおい町と福井県議会が再稼働に同意し、西川知事が、再稼働に同意するかどうかが焦点となっています。

こうした中、世耕経済産業大臣は、26日大飯原発を視察したあと福井県庁で西川知事と会談しました。

この中で世耕大臣は、福井県からの要請などを受けて、国として原子力の必要性を国民に理解してもらうため全国各地で説明会を開いてきたことや、関西電力が計画している「使用済み核燃料」を、一時保管する「中間貯蔵施設」の設置に向け、積極的に取り組む考えを説明したうえで再稼働への同意を求めました。

これに対し西川知事は、「中間貯蔵施設」について、福井県外での設置を着実に進めるよう改めて求めたうえで、大飯原発3、4号機の再稼働について、「おおい町や県議会の意見などを踏まえて、県民から信頼の得られる判断をしていきたい」と述べました。

西川知事は27日にも再稼働に同意するかどうかの判断を示す見通しです。

経産相「地元に説明できた」

会談のあと世耕大臣は、「今回の視察を通じて原発の安全対策が進展していることを確認するとともに、西川知事をはじめ福井県民の皆様に大飯原発3、4号機の再稼働を進める政府の方針を改めて説明することができた。使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設の設置については、電力事業者の共通の課題なので、国としても積極的に関わっていきたい」と述べました。