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【埼玉】

立憲民主党の県組織、年明け始動へ 民進議員、希望者全員入党

立憲民主党の県組織について語る枝野幸男代表=さいたま市内で

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 立憲民主党の枝野幸男代表は二十六日、さいたま市内で記者団の取材に応じ、党の埼玉県組織について、十二月上旬に準備会を立ち上げ、年末か年明けに正式に発足させる意向を示した。 (井上峻輔)

 民進党の地方議員で入党を望む人は全員入党させる方針。一方で、民進党からの入党を年内に決断するよう迫ったとされる報道については「そうした気持ちは全くない。意思を固めていて条件が許すなら年内に加わってくれるとありがたいということだ」と説明した。

 県議会や各市議会の民進党会派内で所属政党が分裂することも予想されるが、枝野代表は「国政のせいで党が分かれるので、地域では従来通りの会派構成を希望する」と述べた。二〇一九年の統一地方選でも民進党とは協力する意向。希望の党との連携については「これからどういう主義主張をするかを見極めないといけない」と慎重な姿勢を示した。

 県内では、現職の衆院議員がいる3区と5区以外には小選挙区に対応した総支部は置かない方針。県組織も民進党などのような「県総支部連合会(県連)」とは違った形になるといい、これから細かい検討を進めるという。

 立憲民主党は宮城、愛知両県で既に県組織が立ち上がり、北海道や神奈川県などでも準備が進んでいる。 

 

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