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16-24.サニア王国(4)
サトゥーです。後始末というのは意外に面倒なモノです。単に掃除するだけなら簡単なのですが、「立つ鳥跡を濁さず」の精神を発揮すると意外に気を遣ってしまうのです。
◇
「ふう、こうして見るとデカいな……」
オレは砂海に半ばまで沈んだ陸王の死骸を見上げながら呟く。
王都へと足を踏み入れていた陸王だったが、オレと戦う内に砂海上へと押し戻されていたのだ。
「ご主人様、魔核を回収して参りました」
「ご苦労様」
リザが自分の身長よりも大きな魔核を担いで帰ってきた。
紅色の魔核は等級も高そうで、これだけで一財産になりそうな感じだ。大怪魚トヴケゼェーラと変わりないサイズがある。
「マスター、頭部の結晶体を回収してきたと報告します」
ナナが琥珀色の宝石を担いで報告してきた。
こちらは回収しない予定だったのだが、特殊な手段でハイファを救出したので、それがばれないようにする為に回収させたのだ。
「ありがとう――すぐに収納するよ」
オレは魔法的な念動力である術理魔法の「理力の手」を超巨大宝石に伸ばし、ストレージへと収納する。
「さあ、二人とも、王都に凱旋と行こう」
タマとポチは戦闘後に王都へと帰してあるので、ここにいるのはオレ達三人だけだ。
肯定の返事をするリザとナナを引き連れ、オレは砂上を歩いて港へと戻る。
陸王の足が踏み潰し、さらに腹で抉られたらしく、港湾設備は瓦礫の山だ。
復興にはかなりの時間と費用が掛かる事だろう。
「「「英雄の帰還だ!」」」
港から兵士達の大歓声が聞こえた。
「「「ペンドラゴン! ペンドラゴン! ペンドラゴン!」」」
誰かがオレの名前を喧伝してくれたのか、最初のころと違って名前を間違える者が激減していた。
それは良いのだが、名を呼ぶだけに飽き足らず、次々とオレの前までやってきて握手を求めたり、ハグをして祝福の言葉を述べ始めた。
妙齢の美女にされるならともかく、むくつけき男達に抱きしめられるのは勘弁して欲しい。
オレの名を呼ぶ人達に手を振りつつ、王城への道を進んでいると、一台の荷馬車が目の前に滑り込んできた。
「こんな馬車で悪いが乗ってくれ! 王城前の広場まで送らせてもらうぜ!」
「ありがとう、助かるよ」
これでマッチョ達からの握手やハグを回避できる。
オレは兵士に感謝の言葉を告げ、リザとナナを伴って荷馬車の乗客となった。
陸王の魔核が巨大だった為に、載せる時に車体が軋む音が響く。
王城への道半ばあたりから沿道には人々が溢れ、避難施設から出てきた人達が、喜びに満ちあふれた声で「ヘラルオン神」の御名を讃え、「ペンドラゴン」の家名を叫ぶ。
せっかくなので、それに応えて黄金剣を天に突き上げ、黄金色に輝かせるパフォーマンスをしておいた。
「ヘラルオン!」「ペンドラゴン!」「ヘラルオン!」
黄金剣は見栄えがいいからか、人々の反応も顕著だ。
これだけ人々から称賛の声が上がれば、「神の試練」クリアは硬いだろう。
ただし、人々の言葉は良いモノばかりではなかった。
ちらほらと「剣の一族」を避難する声や「ヘラルサゥフの真の主たるペンドラゴンさえいれば十分」とか「『剣の一族』や『杖の一族』はもう不要」という言葉も聞こえてくる。
群衆に紛れている「剣の一族」らしき男達が、当惑した顔や憎々しげな顔で、黄金剣を持つオレを見つめる姿もあった。
この国に不和の種をまくのは本意じゃないから、良いタイミングで否定するとしよう。
オレはそのまま王城前の広場に到着するまで、剣を黄金色に輝かせるパフォーマンスを続けた。
◇
「ペンドラゴン卿! よくぞ陸王を討ち果たしてくれた!」
王城まで来ると、大臣を引き連れたサニア王自ら城門の所で出迎えてくれていた。
だが、出迎えてくれていたのは彼だけじゃない。
「使徒ペンドラゴン! 『神の試練』を見事果たされたのだな!」
豪華な法衣を纏ったヘラルオン神殿の神官長もまた、広場に面するヘラルオン神殿の前で出迎えてくれていた。
高位の神官達や巫女達を引き連れているのはいいのだが、「使徒」という呼称は止めてもらいたい。
さて、某GPマーチなら「どっち!」と二択が表示されそうな状況だ。
オレの目的からすると、神官長の方へ歩み寄るのが正しいのだが、オレは先にサニア王の方へと足を向けた。
サニア王がほっと安堵の息を吐き、神官長が苦虫を噛み潰したような顔になる。
「サニア王、お約束通り、陸王を討伐して参りました」
オレはにこりと微笑み、軽くシガ王国風の敬礼を取る。
なお、当然だがそんな約束はしていない。
両手を広げて歩み寄る国王をスルーして、オレは民衆の方へと踵を返す。
「人々よ! 聞け!」
拡声スキルと詐術スキルの助けを借りて、討伐を依頼したのがサニア王だと周囲に喧伝する。
「かつて世界を滅びへと導いた『狗頭の邪神』、その覇道の一翼を担った『陸王』は今日、偉大なるヘラルオン神の御技と神剣ヘラルサゥフによって滅びた!」
とりあえず、天に届く光の柱や柱が変じた巨大な黄金剣は、全てヘラルオン神の力という事にしてみた。
この場に集まった人達は素直に信じてくれたらしく、ヘラルオン神の名を口々に唱えて神に感謝している。
よし、「神の試練」的にはこれで良し。
お次は――。
「だが! それは神と神剣によるものだけではなしえなかった!」
オレがそう口にすると、人々がヘラルオン神の名に続いてオレの名も連呼し始めたが、そうじゃない。
「私が陸王と戦えるように、最前線で『剣の一族』や兵士達が陸王の眷属たる砂魔蠍達を防ぐ盾となり、駆けつけた『杖の一族』や魔法使い達が砂魔蠍達を蹴散らす矛となった」
とりあえず、「剣の一族」や「杖の一族」を持ち上げる。
サニア王の後ろで険しい顔をしていた「剣の一族」や「杖の一族」の人達の表情が少し和んできた。
なお、砂魔蠍が陸王の眷属というのは適当にでっちあげた設定なので正しいかどうかは知らない。
「そして! 力なき王都の人々を陸王の攻撃から守ったのは、サニア王による『王の加護』だ!」
実際、サニア王による「都市核」の防御障壁が無ければ、オレが防いだブレスの余波で王都の建物はそれなりの被害を受けていたはずだ。
「ヘラルオン神よりの御言葉を告げる!」
オレは「黄金の剣」ヘラルサゥフを名前通り黄金色に輝かせながら叫ぶ。
――あっ。
後方で戦線離脱者達の治療をしていた神官達を持ち上げるのを忘れていた。
でも、ここで話を戻すのも気まずいし、後でヘラルオン神殿以外の神殿に寄付するので許して貰おう。
「『剣の一族』と『杖の一族』は手を取り合い、共にサニア王国を守る盾と外敵を滅ぼす矛として、サニア王を支え、サニア王国に尽くせ! そして、サニア王国の民達よ! 国を見守るヘラルオンへの感謝を忘れず、健やかに生きよ!」
これでこの国が上手くいくとは思わないが、少しくらいは人々の意識を平和な未来に向ける助けになってくれると良いんだけど。
◇
広場での演説を終えたオレは、「黄金の剣」ヘラルサゥフをサニア王へと返却し、ヘラルオン神殿へとやってきた。
試練を受けた時と同様に、「神託の巫女」を介してヘラルオン神へと報告を行う。
『――見事。我が証を与える』
ヘラルオン神の言葉は実に簡素だった。
もう少し、何かあっても良い気がするのだが、オレの目的は「神の試練」を果たして証を集める事なので、特に問題ない。
>称号「ヘラルオンの証」を得た。
>称号「ヘラルオンの認めし者」を得た。
>称号「ヘラルオンの聖者」を得た。
>称号「ヘラルオンの使徒」を得た。
うん、最後の称号はいらないです。
短い交神を終え、意識を神殿へと戻す。
天から降り注ぐ光の中に、光の粒子が集まり、一つの華奢な短剣へと変じた。
ゆっくりと落下してくる短剣を掴む。
AR表示によると「黄金短剣ヘラルシェフ」という名前で、「神授の聖剣」の一種らしい。「黄金の剣」ヘラルサゥフと同じく、黄金色をしたオリハルコン製で柄には小さな太陽石が嵌まっていた。
「そ、それは!」
意識を取り戻した巫女が、オレの手にする短剣を見て驚きの声を上げた。
周囲で儀式を手伝っていた巫女達や神官達も同様だ。
「ヘラルオン神が下賜してくださったようですね」
オレはそう告げて、短剣を巫女に差し出す。
試練に協力してくれたお礼に、この短剣はヘラルオン神殿に譲渡する事にした。
「――あ、あの?」
戸惑う巫女に、オレは微笑み返す。
「試練を果たす事ができたのは、あなたやヘラルオン神殿の協力があったからです。この神器はあなたが持つのが相応しいでしょう」
オレは証だけがあれば十分だしね。
「さあ、どうぞ」
恐る恐る手を伸ばした巫女が、恭しい仕草で短剣を受け取った。
恋するような瞳で短剣を見つめる巫女の様子を愛でた後、オレは神殿を後にした。
◇
「へー、あれが陸王の死骸か~」
「巨大」
アリサとミーアがサニア王国の高台の一つから、砂海に沈む陸王の死骸を眺めながら感想を口にした。
サニア王国での仕事――国王への挨拶や陸王の死骸の権利をサニア王国に譲渡する事を告げ、剣聖やザンザ少年とミュファの兄妹との一悶着をこなし、迷惑少女ハイファの父である「杖の一族」の長と会合を持ち、ヘラルオン神殿以外の六神殿に多額の寄付をして貧民街での炊き出しなどの依頼をしておいた――を終えたオレ達は、変装をしてから仲間達と一緒に観光に来ていた。
砂海上の設備や港周辺以外は大した被害は出ていないので、物見遊山する場所には困らない。
「あれが狗頭の四天王の陸王か……現役の時に出てこなくて良かったよ」
ヒカルが身を震わせながらそう告げる。
「でも、陸王は『砂塵迷宮』に封印されていたはずです。誰が解放したのかしら?」
「それなら――」
システィーナ王女の疑問に答える。
陸王の封印は迷惑少女ハイファが「杖の一族」に伝わる秘儀を用いて解いたそうで、サニア王国の法律に従って処刑されてしまうそうだ。
ただし、国を揺らがす不祥事なので国民達には真実を伝えず、魔族によって封印から解放されたという事にするらしい。
まあ、オレがたまたま居合わせなかったら、サニア王国のみならず周辺諸国まで滅んでいたのは間違いないし、ハイファ嬢が自分のしでかした行いを償うのに異議はない。
「次は私も強敵と戦いたいですわ」
「ん、同感」
カリナ嬢とミーアが脳筋な事を言い出した。
ルル、ヒカル、セーラ、システィーナ王女はそんな二人を微笑ましそうに見ている。
彼女達は強敵と戦う趣味はないらしい。
「サトゥーさん、この都市は神官の活動が活発なのですね」
「ええ、そのようですね」
セーラが近くの広場で炊き出しをする神官達を眺めて、感心した口調で告げた。
たぶん、オレが多額の寄付をしたので、信者獲得を期待して積極的に活動しているのだろう。
「にゅ!」
「これは! なのです!」
漂ってきた良い香りにタマとポチが鼻をすんすんさせ、オレの手を引いて香りの源へと駆けていく。
「ピラフ、ばかうま~?」
「ここの山羊肉の串焼きが絶品なのです」
到着したお店の前で、タマとポチが初見の仲間達にお勧めを教えている。
ゼナさんはセーリュー市へ移動中なので、初見のメンバーはアリサ、ミーア、ルル、ヒカル、セーラ、システィーナ王女の六人だ。
「ご主人様、砂魚って砂の中に棲んでるんですか?」
「そうみたいだね」
ルルの質問に首肯しながら、最寄りの砂海を泳ぐ砂魚をマップで探し、オレの掌に空間魔法でその様子を映し出して見せてあげた。
「イチ――サトゥーって器用よね」
「サトゥー様の魔法はいつみても見事です」
ヒカルは少し呆れ気味に、システィーナ王女は憧憬の眼差しで感想を口にした。
仲間達と共にサニア王国の特産品を賞味し、最後にアリサのリクエストでアラビアンナイト風に夜の砂漠をラクダの商隊を組んで散歩して締めた。
砂漠でラクダに揺られ、月を眺めながら傾ける酒杯はなかなか乙なモノだった。
◇
さて、一つ目の試練は演出過剰ながらも果たす事ができた。
オレは次の試練を受けるべく、大陸の西端にある「ガルレオン同盟」へと飛空艇の進路を向ける。
ガルレオン神の試練はどんな事をさせられるのやら。
オレは軽い胸騒ぎを覚えつつ、飛空艇のシートに身を委ねた。
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