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アーカイブストップ » みのがし なつかし: 特集記事から探す » なつかしの番組 教養・情報番組編: 歴史番組に歴史あり!

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歴史番組に歴史あり!

1970(昭和45)年に放送が始まった『日本史探訪』以来、親しまれてきた歴史番組。現在放送中の『歴史秘話ヒストリア』まで、ときに学術的に、ときにエンターテインメント性あふれる趣向で歴史をひもといてきた番組の数々を振り返る。

歴史番組草創期−1970年代

初めて歴史番組が定時放送されるようになったのは、1970(昭和45)年4月。日本史の人物や出来事を取り上げ、著名な作家や評論家が独自の歴史観を闘わせる『日本史探訪』だった。番組最大の見どころは、海音寺潮五郎、司馬遼太郎、松本清張など、歴史には一家言を持つ出演者がそれぞれの見解を披露するという点。上品で落ち着いた番組構成で人気を博し、歴史番組という新機軸を開拓。1976(昭和51)年には『新・日本史探訪』と改題し、合計8年にわたって視聴者に親しまれた。

歴史番組というジャンルを引き継ぎ、さらに発展させたのが1978(昭和53)年スタートの『歴史への招待』。鈴木健二アナウンサーが番組の案内役となり、歴史の教科書には載っていないユニークな話題を取り上げた。トーク番組の形をとっていた『日本史探訪』とは違い、『歴史への招待』は歴史に特化したいわば情報番組。各回のテーマはディレクターが自分の足を使ってコツコツ集めた膨大な情報から成っていた。番組の人気を支えていたのは“鈴木講談”と呼ばれた鈴木アナウンサーの名調子。また、スタジオにセットを組んだり、大パネルを使った解説など、多彩な演出方法で日本史を身近に引き寄せ、夜10時台の番組ながら高視聴率を記録。その後の歴史番組の基礎を築いた。

『歴史への招待』

多様化する番組スタイル−1980年代

1984年3月に終了した『歴史への招待』に替わる大型歴史シリーズとして制作された『歴史ドキュメント』。膨大な事前調査を必要とした同番組は、前作終了から1年半を経た1985(昭和60)年11月に満を持してスタートした。「歴史への臨場感を」をキャッチフレーズに、日本史に秘められたさまざまな謎を、歴史上の新発見や鋭い推理、緻密な取材、著名人の見解をもとに解き明かしていく新しいスタイルで、推理を楽しむ知的エンターテインメントとしても話題となった。

1988(昭和64)年8月に特別番組として放送され、翌年にはレギュラー番組となった『歴史誕生』。歴史上の事件を取り上げ、その事件が日本人の生活や考え方をどう変えたかを探っていった。それまでの歴史番組とは違い、日本人を知る上での情報として歴史上の出来事を捉えて紹介。家族そろって楽しめる新しいタイプの番組だった。

新しい視点の歴史番組−1990年代

『歴史誕生』の後継番組となった『歴史発見』は1992(平成4)年にスタート。濱中博久アナウンサーを進行役に、毎回違った歴史上のテーマを取り上げ、著名人が独自の論を展開。そのユニークな論を映像で紹介していった。その後、日本史上の偉人を2人取り上げ、その対決に焦点を当てたのが1994(平成6)年に放送開始した『ライバル日本史』。三宅民夫アナウンサーと葛西聖司アナウンサーが交代でキャスターを務めた。

1996(平成8)年放送開始の『堂々日本史』は、教科書や本でおなじみの歴史的事件や人物に、目からうろこが落ちるような素直な疑問をぶつけていった。番組にはレポーターが交代で登場し、現場検証や実験で真実を追究。キャスターは袴姿の講談師に扮した内藤啓史アナウンサーが務め、講談調で番組を進めていった。

次にバトンを引き継いだのは『ニッポンときめき歴史館』。『堂々日本史』と同じ内藤啓史アナウンサーが、今度は「歴史館」の主人に扮して「納得志願ゲスト」を招くという設定で、歴史のなぞを推理。ゲストは、実物の資料や再現セット、さらに番組のセールスポイントのひとつだった精巧に作られたジオラマで歴史の面白さを実際に体験していった。

『歴史発見』
左から阿刀田高、濱中博久アナウンサー、高田万由子、邦光史郎

過去から現在、そして未来へ−2000年代

2000(平成12)年から、約9年にわたって放送された人気番組が『その時 歴史が動いた』。歴史の分かれ目となった決定的瞬間にスポットをあて、その瞬間の人間ドラマを描いた。司会進行を務めたのは松平定知アナウンサー。スタート当初、松平アナは「新境地をお見せしたい」と、辻泰明プロデューサーは「歴史の瞬間の結果が、今の私たちの暮らしや考え方に結びついているということをさりげなく描いていきたい」とそれぞれに抱負を語っていた。

2009(平成21)年にスタートしたのが渡邊あゆみアナウンサーが案内役を務める『歴史秘話 ヒストリア』。歴史上の人物の喜びや悲しみ、秘められた思い、知られざる物語など、秘話を通して歴史を見つめていく番組だ。『ヒストリア』とほぼ同時期に始まったのがドキュメンタリードラマの手法で歴史を楽しむ『タイムスクープハンター』。あらゆる時代に時空ジャーナリスト(要潤)をタイムスリップさせ、人間の営みをスクープとして記録するという設定が人気を呼び、2013年映画化された。

また、2011(平成23)年からは、時代の流れを決定づけた分岐点について、過去にさかのぼって因果関係を探る『さかのぼり日本史』(Eテレ)と、新しい視点で過去から現在を探る歴史エンターテインメント『BS歴史館』(BSプレミアム)の放送がスタート。歴史番組の幅がどんどん広がっている。

『その時 歴史が動いた』松平定知アナウンサー

【アカイさんの一言】

多くの歴史ファンの心をつかんできた歴代の歴史番組。司会者の名調子など、番組ごとの演出法が印象に残っている人も多いかもしれない。ちなみに1992(平成4)年からは、小学生向けの歴史番組『まんが日本史』が教育テレビ(Eテレ)で放送されていた。出演していたのは、日本史研究所長に扮したラサール石井と、その助手・岩井小百合。歴史に登場する人物をアニメでじっくり紹介。さらに、著名人が演じる歴史上の人物をスタジオに招いて質問するなど、歴史上の人物をおもしろおかしくクローズアップしていた。

歴史番組の系譜

  • 『日本史探訪』1970(昭和45)年
  • 『新日本史探訪』1976(昭和51)年
  • 『歴史への招待』1978(昭和53)年
  • 『歴史ドキュメント』1985(昭和60)年
  • 『歴史誕生』1989(平成元)年
  • 『歴史発見』1992(平成4)年
  • 『まんが日本史』1992(平成4)年
  • 『ライバル日本史』1994(平成6)年
  • 『堂々日本史』1996(平成8)年
  • 『ニッポンときめき歴史館』1999(平成11)年
  • 『その時 歴史が動いた』2000(平成12)年
  • 『歴史秘話ヒストリア』2009(平成21)年
  • 『タイムスクープハンター』2009(平成21)年
  • 『BS歴史館』2011(平成23)年
  • 『さかのぼり日本史』2011(平成23)年

※NHKアーカイブスブログ(2003年3月6日)より加筆・転載

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アカイさんブログより~みなさんからの投稿~

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  • 今いちばん面白い「歴史番組」はEテレでやってる「歴史にドキリ」だと思う。
    獅童さんが歴史上の人物になりきって歌い踊るアレですよぉ~(笑)。
    老若男女、あらゆる人物になっちゃう番組。
    結構時間かけて作ってますよね。
    昔のバラエティみたい。「夢であいましょう」、タモリさんの「今夜は最高」に匹敵する番組だと思ってます。


    更紗
    投稿日:2013年03月07日

  • 「歴史発見」のオープニングがメルヘンチックでよかったんだけどね。笠智衆さんと高橋由美子さんが出てました。
    討論方式で論者が「未知との遭遇」みたいな感じで登場するのも面白かったなぁ。
    「堂々日本史」で、坂本龍馬は薩長同盟の立役者って言われてるけど、実は西郷隆盛の工作員で、龍馬と同時期に斉藤佐次衛門って人もいて、西郷は対長州工作として、龍馬を桂小五郎に、斎藤さんを高杉晋作に送ってた!、っていうのが興味深かったわね。もしかしたら斎藤さんが歴史に名前を残してたかもしれなかった・・、っていうのが面白かったです。
    龍馬英雄伝説っていうか、龍馬の功績って、明治になって木戸孝允(桂)の手によるものだったって内容だった。
    でもこういう話ってやっぱり司馬さんがご存命中は出なさそう~って思いました(笑)。


    更紗
    投稿日:2013年03月07日

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