愛がたどりつく場所

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櫻井くんのCasa連載、ほとんど一国の御曹司説

 

以前バイト先にいてほしいジャニーズ9選*1という記事を書いた際に、番外編としてバイト先にいてほしくないジャニーズも何人か挙げました。見事選ばれたのは、櫻井翔さん。その時にこんなコメントを書きました。

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「一国を築いてほしい帝王ジャニーズ」…その妄想に拍車をかけるモノが公式に存在しているのです。

 

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magazineworld.jp

マガジンハウス社が月刊で出版している建築デザイン雑誌「Casa BRUTUS」。櫻井くんはこの雑誌で「櫻井翔のケンチクを学ぶ旅」連載を持っているのです。この連載では、櫻井くん自らが日本全国の気になる建築まで足を運び、その魅力や驚き、感動を誌面でレポートするもの(連載文一部引用)です。

 

私実はこの連載いつから始まったのか全然知らなかったのですが、どうやら2011年3月号かららしく、めっちゃ長いこと連載してることに驚きました。翔くんが建築…?興味あるのか…守備範囲なの…?とずっと疑問に思っていたからかもしれません。

普通なら建築に身近なHey!Say!JUMPの伊野尾くん(建築学科卒業)とか選ばれる方が自然だと思うので。ジャニヲタの界隈の中でもこの連載の存在は若干薄いんじゃないかな…?と思ってます。ただたまに連載情報がまわってくると、

 

 

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 一国の御曹司感がすごい……。

 

ぶっとび記事はじまります。

 

この御曹司連載(語弊)、パターンがいくつかあるなと思いました。カテゴリーで分けてみたのでそのまとめ。

 

1:御曹司の「いらっしゃい」 感

まるで自分の家に迎え入れるかのようなホーム感のある御曹司。今にも「いらっしゃい」とこちらに微笑みかけてきそうな御曹司。

 

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ちょっと高いところからの「いらっしゃい」。木造大好きな隈研吾が息子のために作った別荘のよう。

 

 

パーティで知り合った 財閥の息子と約束してホテルのロビーで待ち合わせてたんだけどなかなか来ない…あれ?ここで合ってたよね…?隣のホテルだったかしら…?とキョロキョロしていると「いらっしゃい」という声が。

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上からのご登場。 「ドリンク、どうします?」とそのままこの状態で聞いてきそう。み、水でお願いします…。

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ホテルボーイとも気さくに話してるよ…。

 

 

御曹司とドライブデート。別荘で待ち合わせと聞いて角を曲がると、 

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「いらっしゃい」を家の前でいらし待ち伏せパターン。ドライブデートなので車と服の色を揃えてくるところ御曹司っぺぇ。別にオシャレではない。どこ行くかな、軽井沢かな。

 

 

蔵元の息子から「秘密基地があるから招待するよ」と案内されると

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どこ。

「小さい頃ここで父上とかくれんぼして遊んでたんだ」と先頭を歩いてAmazon倉庫みたいな酒蔵を案内される。帰りたい。

 

 

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屋敷のお庭で執事との他愛ない話をする御曹司のある日の午前中。

 

 

誕生日、フレンチレストランで夕食の約束をしてたのに、待ち合わせ場所がどうも違う…あれ?来たこともない高級料亭の入り口に…?「いらっしゃい」と声がすると、

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御曹司は上とサプライズが好き。

 

 

2:御曹司のご訪問スペシャ

逆に一国の御曹司がどこかに訪問するパターン。仕事・遊び・趣味など御曹司の様々な表情が垣間見れます。

 

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ドバイにいる友人宅を訪問する御曹司。友人が自分のことを見失わないようにわかりやすい像の前で待機してる。

 

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友人宅の外観。ドバイの空気を感じるつかの間の休日。

 

 

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気になっていた裁判の傍聴席一番乗りの図。

 

 

石油王の御曹司、親交のあるアジアの国の子供たちとのふれあい。

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はいチーズ!感がすごい。慣れない小さな子供たちとのふれあいにも頑張る御曹司。アジアの子供たちの無邪気なまなざしに関心を受けます。

 

 

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モデルハウス模型の最終チェック中。一等地に建つモデルハウスをイメージ模型で確認する御曹司。目は仕事モードで真剣。御曹司、全部見た後に最後にガツガツ直しを言ってくるスタイルのため、この間の緊張感がすごい。

 

 

御曹司、行きつけのバーで待ち合わせ。夜も遅い閉店後に訪れると、

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バーテンダーと二人で話す御曹司の姿が。気さくに今後の経済成長について話している様子から、遠くから見てたい(話ついていけない)…となかなか足が動かない。

 

 

海外の映画祭を訪れた空間デザイナーの息子。スクリーンが開き映画上映・舞台挨拶中の頃、

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映画どころじゃねぇ。映画祭会場の建築デザインの素晴らしさを体感している様子。誰もいないロビーにて、その空間技術を吸収しているところです。

 

 

百貨店社長の御曹司との商談。社長との付き合いが悪く、その御曹司と聞いてあまり乗り気じゃないまま商談場所に向かうと、「お待ちしてました」という声が。

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会社ごと乗っ取られそう。こっちのリサーチしまくってるできる御曹司やってきた。こわい。
 

 

3:御曹司、作品に触れるの巻

御曹司ともなると様々な場所で様々な作品に触れる機会が多いはず。今までの生活で触れてこなかったものを見るような新鮮な表情にも注目です。

 

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木造大好きお父さん隈研吾の作品に触れる息子。「父上のぬくもりを感じる…」と微笑んでおられます。

 

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「父上…」

 

 

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都内美術館にて展示されている陶器一点のためだけに訪れた勉強熱心な御曹司。これだけじっくりみられたら質問を受ける学芸員も緊張しちゃう。

 

 

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学芸員緊張しちゃうシリーズ 屏風編。にこやかな眼差しから、彼には日本の未来がみえているのかもしれない…。

 

 

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レンガのすごい技術をつくった第一人者の話を真剣に聞く御曹司。「レンガの気持ちが伝わってくる」とぬくもりを感じてるところ。

 

 

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「日本の未来の話をしませんか」

 

 

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初めて最先端科学技術をつかった子供ゲームで遊ぶ御曹司。目がきらきらしてます。「僕が子供の頃はこんなものなかった」を連発します。

 

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ラッパのむこうから聞こえてくる音にも大興奮。

 

 

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綺麗にととのえられた庭先に思いを馳せる御曹司。先代の庭師に感謝してるまなざし。

 

 

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未来のお嫁さんに正座。白無垢に向かってお嫁さんへのポエムをつぶやいて30分が経ちました。

 

 

 以上です。好き勝手ストーリー加えてすいませんでした。でもなんとなくわかりませんか、この一国の御曹司感。大好きなんです、この風景。

なぜこんなにも高級感がでるのかなと考えたのは、まず建築デザイン雑誌の取材・撮影であることが重要だと思いました。建築の専門誌だからこそ、人物よりも建物を綺麗に魅せる撮り方を知っているのはデカい気がする。女性誌などで、その場の空間の美しさはなかなかみれないですよね。だから新鮮に感じるのかも。

そしてなにより「櫻井翔」という被写体のロイヤル感。被写体から溢れ出るロイヤルがすごい。

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見て、翔くんが肩車するだけで子供が徳川家康の末裔にみえる。

 

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見て、翔くんが抱っこするだけで白ウサギが絶滅危惧種にみえる。

 

このような櫻井くんが纏っているロイヤル感が私は大好きです。だからこそふざけたところやオラオラ感をみるとまた嬉しいんですが。

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Casaの空間を生かす技術 × 櫻井翔の周りのものをロイヤルにしてしまうスキル = 無敵御曹司

 

解けた。謎が解けました。これからもCasaの連載、密かに楽しみにしています。

以前しやがれで金沢の21世紀美術館を訪れた際に、Casa連載で前に取材したときに得た知識を披露していて、めちゃめちゃ関心しました。ただここに行ってくださいと言われたことを業務的にこなしているではなく、ちゃんとその場で勉強して得ているものが2011年からたくさんあるんだろうなと思いました。翔くんのそういうところが大好きです。Casaで連載していることがあまりにも知られていなさすぎて若干拗ねてたところもかわいい。

 

 

ところで御曹司の定義がよくわかってない。