シバジョーのつぶやき
何か恒例となってしまっている、この意味のない『シバジョーのつぶやき』に対してもけっこうな数のコメントを頂けるようになり、多い日ではつぶやきが本題を食ってしまうこともあります。
それで今日はかつての人気グループ『ル・クプル』についてのつぶやきを書いていたのですが、怒りによりかなり長文になってしまったので、今日はつぶやきにする予定だった『ル・クプル ひだまりではありませんでした』を本題にしました。
本日の本題にしようと思っていたガルガンチュワのオーチャードについてはまた次回ということで。
こんなつぶやきまで読んでいただきありがとうございます。
ル・クプルという夫婦のグループが離婚していたことを先日初めて知りました。『ひだまりの詩』という歌を歌っていた2人。この年に話題になったドラマ『ひとつ屋根の下2』の挿入歌にもなって、この年の紅白歌合戦にも出たグループです。
「どんなに言葉にしても足りないくらい
あなた愛してくれた すべて包んでくれた
まるで ひだまりでした」 という歌詞 聞き覚えありませんか?
ル・クプルというのはフランス語で夫婦やカップルという意味だそうで、もう20年近く前ですがテレビに出演されている二人は本当に仲の良さそうな夫婦に見えていました。
しかしその夫婦も離婚してしまっていたのですね。
『ひだまりの詩』以降ヒット曲は一度も出ずに一発屋の烙印を押され、愛を語っていた歌詞も他人が書いたものとバレてしまい、売れなくなってしまったことに旦那さんは焦りいら立ち、その鬱憤を奥さんにぶつけていたそうです。罵倒や罵りが日常茶飯事になったとか。やりすぎですよ、隆二さん。
普通ならもうやってけませんよね、こんな男とは。しかし妻の恵美さんは歌手活動を頑張り、国内ではなく海外向けに出した曲でアジアなどで35万枚のヒットを出します。
これで険悪になっていた夫婦仲も解消か・・・と、思いきや
妻の恵美さんが一人ソロで売れてしまったことにより、プライドを傷つけられた隆二さんは更に強く奥さんにあたる様になっていったそうです。エスカレートしていく罵倒や罵り。
はい、ハッキリ言わせてもらいます。隆二さん、あんた最低です。この人は嫉妬心の塊でどうしようもないクズだったのです。
ここでもう離婚決定ですよね。・・・ところが・・・
天涯孤独になることを恐れた恵美さんは、嫉妬心の塊の隆二に何を言われようとされようと、家庭を維持するため耐え忍んでいたというのです。
しかしついに夫の隆二から「離婚だ!」と言われ、それで離婚を決意してしまいます。
そして二人は離婚したのですが、この後に元旦那の隆二が何かのインタビューで離婚について語ってまして、それが「俺は離婚なんてする気は全くなかった。でも妻の本心を知りたくて俺がカマをかけたら、妻がそれでいいって言うから離婚したんだ。俺のせいじゃない」ですって。
それでまた腹が立つことにこの男は、今は新人育成のためにプロダクションを経営して多忙な日々を送っているらしいですよ。
ですが元妻の恵美さんも新たなジャンルの演歌や歌謡曲に挑戦し、精力的にコンサートも行っているようです。
そして藤田恵美さんの 『飲んじゃって…』 という曲は「有線問い合わせチャート」で1位を獲得するなどし、順調に活動を続けているようです。
恵美さん、頑張ってください!
ちなみに、こういった話を、奥さんを主人公にして書いたら面白くならないでしょうかね。最後に思いっきり元旦那に復讐するっていう昼ドラ的な展開で。でも不快指数がかなり強くなりそうですから書いている途中で疲れてしまいそうですけど。
でもこういう展開が際立つ話を書く場合、情景描写や心情描写などの普段なら流してしまいがちな部分に逆に目が届くため、作者の腕の見せどころでもあるでしょう。
話の内容のインパクトに負けないほどの表現を、さりげなく話に盛り込んでいき、それに読者が気が付かなくても全体の完成度として高く感じてもらえることが喜びの一つでもあるのです。
それこそが作者にとっての陽だまりかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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