仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
今日も一つYahooニュースをプロサラの視点でお届けします。
本日のYahooニュースはこちら。
元企業への出戻りの記事ですね。
記事を大雑把に要約すれば、出戻りさせてくれる企業が増えて来ている、ということです。
先に自分の事を話させて頂くと、実は、
ワタクシも出戻りしたことあります。
なので、10回転職11社経験は、実は
10回転職10社経験(1社出戻り)
になります。
ワタクシの場合、T社の社長によって理不尽にもクビにされ、失意の中でT社と関連が深いN社の面接を受けるなら話を通してやっても良いよとT社の元クソ上司に促されました。
だれが、クビにした会社と関係が深い会社になど行くものか!
と、クビになった2日後から転職活動をスタート。ですが、
冷静に考えれば考えるほど、無職という状況の恐怖が波のように押し寄せて来ました。
確かに何処でも働けるスキルとキャリアを積んで来た自負はある。
でも、
転職は運と縁。
来週には決まるかもしれないが、半年決まらない可能性だってある。
迷っている場合じゃない。クビを斬った会社と関係が深かろうと、そんなワタクシのチッポケなプライドなどどうでもいい。先ずは仕事をしなきゃ先に進めない。
という思考から、ワタクシはN社の面接を受けさせてもらうことにしました。
面接を受けさせてもらうために、頭を下げたくもないクソ元上司に頭を下げてお願いし、N社の面接を設定してもらいました。
N社社長との面接は和やかではありましたが、給料は15%下がる。生活を考えると、10%以上落ちると生活できない旨を伝え、なんとか10%減で転職が決まった。
クビになってからここまで2週間のことでした。
でもね、
ワタクシの深いところでは、T社の息がかかったN社で頭を下げて働かせてもらっていて良いのか、というチッポケなプライドが、ずっと残ってました。
N社の社長には感謝してます。今でも。
無職状態で打ちひしがれているワタクシをすくい上げてくれた。
でも、
そんなチッポケなプライドを捨てきれない自分がいて、N社への転職後も転職活動を継続しました。
なんとか半年かかって内定を取ることが出来ました。
N社社長に正直に話しました。
社長には感謝してもしきれないくらい感謝しています。ですが、ご存知の通り、ワタクシはあそこまで尽くしたT社に斬られました。あの社長だけは絶対に許せません。そしてN社へはT社の紹介で働かせて頂きました。そんな自分が許せないんです。ですから、
辞めさせて下さい
ですが、このご恩は必ずお返しします。
社長は最初は憤慨されてましたが、最後はまた戻って来いよと言って下さり、他の社員にもその旨を伝えてくれました。
やっとの思いでT社との縁を断ち切り、意気揚々と望んだ転職先のC社。
長くお読み頂いている方はご存知の通り、
改革するために人を集めたのに、社長が「もうイイ、ボクちゃんの会社はこのままでイイ」と言い始めたり、パワハラ部長がいたりして、C社も半年で辞めることにしました。
次にたどり着いたのがB社。外資系スポーツメーカー。
ここでも給料下げると脅されたり、色々ありまして、1年で辞める決意をして、
もう、サラリーマンは合わないのかな。自分で何かやってみるしかないのか...
と、これまた失意の底に落ち、とりあえず友人と何かやるかと、
辞表を出しました。
辞表を出して、1週間くらいして、空を見上げながらタバコを吸っていると携帯が鳴りました。
N社の社長からでした。
社長: おお、阿部。今、何やってんの?
ワタクシ:実は外資系のスポーツメーカーで働いてたんですが、上手くいかなくて、友人とメシ屋でもやるかと思ってたところです。
社長: そんなことやってる暇があったら、ウチを手伝え!上場するぞ!
そこからも色々悩みましたが、いろんな方の助言もあって、戻ることにしました。
もう一回、サラリーマンやる事を決めました。
今のワタクシは
出戻って良かった。あの時、サラリーマン続けさせてもらって良かった。
と思っています。
何を言いたいかと言えば、
状況は各個人千差万別です。
でも、
戻りたければ戻れば良い。
戻れるなら戻れば良い。
戻った先に貴方の夢や理想があるのなら、戻らない理由はない。
チッポケなプライドなどコッパミジンコにして、トイレに流せ!
と、ワタクシは思うわけです。
今でもN社社長には感謝してます。
訳あって袂を分けてますが、もし、また社長が手伝え!助けろ!と言ってくれたら、馳せ参じます!
出戻りに関してもご相談下さい!
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
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略してプロサラの阿部でした!