今、コケが再注目!こんなにすごい植物なんです!
コケと聞くと、お寺や日本庭園、盆栽のイメージを思い浮かべる方も多いのでは? どちらかといえば、少しジメジメとした場所を好む地味なイメージ……。けれど、「君が代」でも詠われているように、日本人にとってなじみの深い植物であることには違いありません。
Photo by Elroy Serrao
地味なイメージなコケですが、実は暑さ寒さに強く、氷河・海水中・砂漠以外ならどこにでも生えるパワフルな植物なんです。しかも、群生することで地球温暖化を防いだり、枯れた木の湿度を一定に保つことで微生物が住みやすい環境を作ったり、森や地球を守る重要な役割を果たしています。
エコフレンドリーなコケがアートになる?!
身近なコケを見直したところで、今回ご紹介したいのが、ニューヨーク・ブルックリンのストリートで注目を集めている「モス・グラフィティ」。なんとコケを使って、文字や絵を描くのだと言います。ストリートアートといえば、ペンキやスプレーを使って描かれたグラフィティ。そこに“エコ”のカルチャーが掛け合わさることで、このコケを使ったストリートアートが誕生しました。
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Photo by faseextra
コケのストリートアートの第一人者と言われるのがエコ精神を持つ、新進アーティストEdina Tokodi(エディナ・トコディ)率いるゲリラアート団体「Mosstika(モスティカ)」。コケというエコなマテリアルを使い、メッセージを発信しています。エディナは、グレーに汚れてしまったニューヨークの街並をコケを使うことで美しくしたいのだそう。
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photo by tedina
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Photo by Matthew Knight
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Photo by faseextra
あなたの家でもできる。モス・グラフィティにチャレンジ!
このコケアート、意外と簡単にできるんです。wikiHowに投稿された作り方によると必要なものは以下の通り。
《用意するもの》
・ひとにぎり程度のコケ
・バターミルク 2カップ(もしくはヨーグルト)
・水 2カップ
・砂糖 小さじ1/2
・コーンシロップ(オプションで)
1.コケを手にいれる
庭に自生しているものかホームセンターなどでコケを手にいれる。
出典:www.wikihow.com/Make-Moss-Graffiti
2.コケの下準備
コケの根についている土をできる限り洗い流す。
3.コケをできる限り小さくする
ミキサーを使用してもOK。
4.モスミルクを作る
バターミルク(またはヨーグルト)、砂糖、水を加え攪拌する。ペンキのような質感ぐらいまでまぜる。コーンシロップを加えるとよりとろみが強くなります。
出典:www.wikihow.com/Make-Moss-Graffiti?
5.ペイントブラシを使い、モスミルクで絵や文字を描く
出典:www.wikihow.com/Make-Moss-Graffiti?
6.コケの成長度合いをこまめにチェック!
乾燥している時期は絵を描いた部分に毎週水を吹きかける。
出典:www.wikihow.com/Make-Moss-Graffiti
最後に
いかがでしたか? ガーデニングの一環として、外壁などにぷっくりかわいいコケアートを楽しむことができそうです。アイディアによっては、木板に描いてインテリアとしてお部屋に飾ることもできるかもしれません。素敵なエコアート、試してみる価値があるかも?
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