２５日午後１時ごろ、東京 世田谷区桜上水で「小田急バス」の路線バスが道路左脇の電柱に衝突しました。

消防によりますと、バスに乗っていた乗客１０人と運転手の合わせて１１人がけがをして病院に運ばれました。全員意識はありけがの程度は軽いと見られるということです。

バスの運行会社によりますと、この路線バスは京王線の八幡山駅を出発し小田急・小田原線の経堂駅に向かう途中だったということです。
警視庁は運転手から話を聞くなどして、当時の状況や事故の原因を調べています。

ガードレールなぎ倒して衝突

事故を起こしたバスは、複数のガードレールをなぎ倒した後、歩道上の電柱に正面から衝突して止まっていました。

バスのフロントガラスは電柱がめりこんでめちゃくちゃに壊れているほか、電柱も衝突の衝撃でバスの側に大きく傾き、周辺にはコンクリートの破片が飛び散って内部の鉄筋がむき出しになっています。