廃墟検索地図
廃墟検索地図は、歴史遺構や産業遺産等、使われていない施設を地図から探せるサイトです。
遺構・産業遺産等に関するブログ記事やレポート、写真をチェックできます。
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廃墟
廃墟とは、建物や施設、鉄道、集落などが使われないまま放置され、荒れ果てた状態になっているものを言います。
当サイトでは、狭義の廃墟だけでなく、印象的な空き物件、使われていない施設、歴史遺構、産業遺産などを広く取り上げています。すべてがいわゆる廃墟に該当するわけではありません。
かつてより廃墟は芸術的モチーフとして取り上げられ、ドイツのカスパー・ダーヴィド・フリードリヒらの画家にも取り上げられてきました。
日本でも1970年代より廃線マニアと呼ばれる人々がいたとされますが、1980年代ごろのレトロの流行と共に、廃墟への関心が高まって行きました。1990年代以降、廃墟となった施設、学校、病院、鉱山などの跡を訪ねて回る廃墟マニアが増えてきており、特に2000年代前半には廃墟ブームとなりました。
近年、廃墟ブームはさらに広がりを見せ、軍艦島をはじめとした人気の廃墟は観光スポットとなり、観光ツアーが企画されて多くの人々が廃墟を訪れる現象が起きています。また、映画等のロケ地として活用されたり、コスプレファンなどが非日常的な撮影場所として利用する例も見られます。
一口に廃墟と呼ばれるものでも、歴史的建造物として保存されたり観光スポット化している場所もあれば、管理が行き届かず荒廃の進んでいる物件も見られます。
本サイトでは、遺構の社会的位置づけや保存状態、保存の意図の有無に関わらず紹介しており、廃墟と呼ぶには相応しくない歴史遺構・産業遺構・近代建築等も含まれています。また一部、現役営業中のB級スポットやいわゆる「昭和スポット」で廃墟ファンに人気のあるものを、廃墟ではない旨おことわりの上ご紹介しています。当サイトに記述のあるすべての物件が、狭義の廃墟に該当する訳ではありませんので、予めご了承下さい。
本サイトに掲載されている物件は極めて広義の「廃墟」的要素の見られるもの、「廃」的美を有するもので、これらの歴史的・文化的・美的価値を鑑賞することを目的としています。先人たちの築き上げた足跡、そして時の経過が刻んだ年輪の如き風格を、敬意を持って愛好・鑑賞しようとするものです。産業遺構や廃校等は、その地域の歴史を刻むものであり、史跡等と同等に地域の歴史的深みを示し、価値を高めるものでしょう。
無断侵入や破壊・損壊行為等は違法行為であり、処罰の対象となります。特別な許可の得られた場合を除き、GoogleMaps等から仮想的に鑑賞することを強くお薦めします。現地を訪れる場合には、公道上より外観のみを見学し、地域の方々の迷惑になるような行為は厳に慎まれるようお願い致します。
すべての物事はうつろいゆくもので、華やかな場所も時が変われば廃れ行くこともあるのが自然の摂理ですが、その中には先人たちの足跡が残されています。また、一時的に使用されていない物件であっても、その後再利用・再建されることはもちろんあり、その場合、過去の一時期に不使用状態であったことは何ら不名誉なことではありません。根も葉もない噂に惑わされることのないよう、強くお願い致します。
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地図の使い方
「地図内の廃墟検索」で検索できます。廃墟種別を指定することもできます。
「詳細地形図を表示」した状態で「↑」「↓」を使うと表示範囲を同期させられます。
各物件に付いているはネット上での言及数などを元に独自にスコアリングしたものです。概ね、知名度の高いものがハイスコアです。赤>緑>黄の順に高い値を表しています。大凡の目安としてお使い下さい。こちらのランキングで数値と併せて確認できます。
地図上で検索する場合、一度に表示できる件数は限られており、スコアの高いものから優先して表示するため、有名物件を優先して探したい時は広域表示、逆にマイナー物件を細かく探したい時はズームして下さい。
物件名の横に表示されるをクリックすることでお気に入りに追加できます。お気に入り一覧は地図下の
ボタンで地図上に表示できます。
廃墟訪問の注意点
廃墟の多くは私有地であり、所有者の承諾を得ずに立ち入ることは違法行為となります。
また、廃墟に残された物品を勝手に持ち出すことや破壊することも禁じられています。
当サイトでは、原則としてGoogleMapsなどで仮想的に廃墟を鑑賞するか、公道上より外観のみを楽しむことを前提としております。無断の廃墟探索等を薦めるものでは全くありません。
所有者の承諾を得て立ち入ったとしても、年代の古い建造物の壁や天井部分などにはアスベスト(石綿)が使用されている場合があり、崩落した箇所からアスベストが飛散する可能性があり、注意が必要です。崩落そのものの危険もあります。
とりわけ人里離れた廃村・崩落の危険がある廃道などは、十分な経験と装備を持った人以外は、軽々に近づくべきではないでしょう。
また、いわゆる廃物件の一部には「心霊スポット」などとされる箇所がありますが、当然ながら、こうしたオカルト的噂は事実無根のものです。肝試し等に安易に利用することは絶対に控えるよう、お願い致します。
くれぐれも法とマナーを守り、安全に留意して廃墟を楽しみましょう。当該物件のみならず、周辺住民の方々への配慮も忘れてはいけません。
また、廃墟はその性質上、取り壊し・解体される運命にあるものがほとんどです。産業遺産として高い歴史的価値を有する物件でも、残念ながら解体の憂き目にあうことは珍しくありません。当サイトには、既に解体された物件の情報も含まれますが、これは先人の足跡の歴史的価値を記録しようというものです。
地図や位置情報の精度、物件の現況については、当サイトでは一切保証致しかねます。当サイトのご利用により発生したいかなる問題についても、一切責任を負いません。
また、掲載されている画像やブログは、情報提供頂いたもの以外にAPIにより自動取得したものが含まれるため、当該物件の正確な情報とは限りません。外部ブログサイトは当サイトとは一切関係がありません。
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