さて本日も冷たい雨の一日、例によってノー外出デーで模型製作である。
前回に引き続きムサイ巡洋艦船体中央部の修正作業だ。
瞬間接着パテの盛り削りはほぼ終了した。
こののち、船体全体を一度、400番の田宮フィニッシングペーパーで研磨する。
写真が分かりにくいが、全体からツヤが無くなって、白っぽく見えると思う。
研磨が終わったら、埃や手垢、製造時から元々付いていた油などを取り除くため、無水エタノールで洗浄する。
スプレーで下地塗料のサーフェイサーを吹き付ける為である。
サーフェイサーはGSIクレオスのMr.サーフェイサー1000(グレータイプ)を使用した。
※写真は旧社名のグンゼ産業の缶である。
今回の吹き付けは、プラモデル表面の状態を確認しやすくする為のものであり、下地が完全に隠れなくても良い。
2,3回吹いて、全体がグレーに染まる程度である。
尚、直接模型を手で持ってしまうと、手の跡がついてしまうので、補助の支持棒をあらかじめ取り付けておく。
ピンバイスという、手で細いドリルを回す器具を使い、接着面など後で目立たなくなる箇所に穴を空け、竹ひごや針金を差し込む。
塗装後、棒を刺して立てて置く適当な台も用意しておく。
サーフェイサーを吹くと、綺麗に磨いたつもりでも、まだまだ細かい傷や凹凸が見えてくる。そうした箇所に再度、溶きパテやヤスリを当てて、根気よく綺麗になるまで修正を繰り返していく。
接着した継ぎ目以外にも、製造時の金型の問題などで微妙な凹凸が見つかる事も多い。それらも修正するので、まだまだ大変である。
本日はここまで。
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